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7月 成人先天性心臓病外来/臨床検査技師(超音波検査士)



【診療科・センター紹介】成人先天性心臓病外来

生まれつきの心臓病を専門的に診ます

生まれてくるあかちゃんの約100人に一人は生まれつきの心臓病(先天性心疾患)をもっています。かつては困難だった先天性心疾患の治療が進歩し、おとなの年齢に到達する患者さんが増えています。その中には通院の必要がほとんどない方から、継続的な通院や内服、場合によっては追加の手術が必要になる方まで、大きな幅があります。小児期に手術が必要ないといわれていても、年齢が進んで手術が必要になる場合もあります。病気があることで、仕事や結婚など社会生活で苦労することもあります。
 成人先天性心臓病外来は、そのような先天性心疾患をもって大人になった患者さんのための専門外来です。症状があってもなくても、生まれつきの心臓病がある方は一度専門外来を受診することをお勧めします。

成人先天性心臓病外来メンバー写真

成人先天性心疾患診療チーム結成!

循環器センター センター長 小出 昌秋(写真前列左から2番目)

【診療を支えるスペシャリスト】臨床検査技師 (超音波検査士)

心臓超音波検査で 小児循環器科の 診療を支えています

臨床検査技師(超音波検査士)検査の様子写真

心臓超音波(心エコー)検査は生まれつきの心臓形態異常(穴がある、弁の開きが悪い、血管が狭いなど)や機能(動きや血液の流れ)がわかり、患者さんの負担が少ないため、小児循環器科の診療に欠かすことのできない検査の一つです。その結果で治療方針や手術の術式を決める、またこの検査のみで手術を行う患者さんもいます。しかし先天性疾患の中には複雑な病気もあり、心臓の解剖や手術を理解しないと十分な評価ができません。

臨床検査技師 (超音波検査士)メンバー写真

以前は医師だけが先天性心疾患の心エコー検査を行っていましたが、現在は、臨床検査技師(超音波検査士)が中心となって診断、評価をしている施設が増えています。当院でも心エコー検査に携わる検査技師は小児循環器科や循環器内科医師の指導のもと、より正確な心エコー結果が出せるよう日々努力し、研鑽を積んでいます。
文責:臨床検査部 徳増 諭(写真後列左)、直田 健太郎

2018年7月号(冊子)

2018年7月号「白いまど」表紙画像

  • 表紙・特集
    からだにやさしい先天性心疾患の治療 動脈管開存症のカテーテル治療
  • インフォメーション
  • 診療科・センター紹介
    成人先天性心臓病外来
  • 診療を支えるスペシャリスト
    臨床検査技師(超音波検査士)

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