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透析センター

月~土 午前・午後 2クール制 


透析センター(60床)概要

当院では、1985年(昭和60年)より人工透析診療を開始しており、30年あまりの歴史があります。当センターでは透析患者さん並びにそのご家族とのコミュニケーションを大切にしています。患者さんひとりひとりの生活背景を理解し、思いやりの心をもって温かい笑顔で透析患者さんと接したいと考え、医師、臨床工学技士、看護師、管理栄養士らがチームとなって患者さん中心の質の高い透析治療を行っています。

2019年4月より透析機器をリニューアルし、オンラインHDFが可能となりました。透析装置と透析管理コンピューターが連動するシステムを採用しており、安全性・業務効率が向上され、看護師が大切な患者さんのケアを充実させています。
お車での通院の方には、当センターから至近の専用駐車場を、さらに送迎サービスもご提供しております。ご利用される患者さんにとって、よりよい環境づくりに取り組んでいます。対象の地区か否かについては遠慮なくお電話等にてご相談ください。

【空間】
長時間の透析を快適に過ごしていただくために、広い空間、ラウンジ、視聴無料の個別テレビ、無料Wi-Fi、間接照明を備え、沼津市内唯一の総合病院での透析センターとして機能しております。

【専用送迎サービス】
2019年5月から無料送迎サービスも開始し、これまで以上に患者さまに寄り添うセンターを目指しています。


そのほかにも入院設備を有する透析センターとして下記の対応も行っています。

【他科との連携】長期にわたり、透析をしていく上で発症する疾病・合併症(シャント閉塞・狭窄、糖尿病性壊疽、糖尿病性網膜症、胸水貯留、心不全等)に対応できるように、複数の専門診療科(内科・外科・泌尿器科・整形外科・眼科など)に受診できる体制となっております。

【病室での透析(出張透析)】外来透析はもちろんのこと、手術・リハビリテーション・合併症に対応した入院透析、センターまで来られない重症患者さんに対する病室での出張透析も行っております。

【特殊血液浄化】持続的腎代替療法、腹水濾過濃縮再静注法、顆粒球除去療法、LDL吸着療法、β2ミクログロブリン吸着等、必要に応じ他科と連携し様々な血液浄化療法を実施しています。

【旅行透析】帰省や旅行などで沼津市へ来られる方の旅行透析も受入れております。

チームで支える透析センター

看護師、臨床工学技士との連携が良好にとれており、毎年共同目標を立て、より良い透析医療・看護の提供を目指しています。それぞれの専門分野で力を発揮し、他にもバスキュラーアクセス管理、安全管理、防災対策等、様々な担当に分かれ、看護師・臨床工学技士が共同チームで意見を出し合い目標に向かってスタッフ一丸となって日々活動しています。


特定看護師(透析管理関連)、慢性腎臓病指導看護師、腎代替療法専門指導士、認定血液浄化臨床工学技士、透析技術認定士と専門性の高い知識や技術を持ったスタッフが中心となり患者さんの生活に合わせたアドバイスなどをさせていただきます。院内の専門職が当センターの業務に携わることで質の高い透析センターを目指しています。

・フットケア、SPP(皮膚灌流圧)測定、光線療法、
・運動療法 
・栄養指導 
・シャントエコー、エコーガイド下穿刺 等

フットケア

透析患者さんの足のケアに力を入れています。血液透析では完全に腎臓の代わりをできるわけではないため、長期間透析を続けていくうちに血管の石灰化が起きてしまいます。石灰化により血管が狭くなりますと、特に下肢の血流が悪くなりやすくなります。血流が悪いと傷の治りが悪くなり、壊死してしまうこともあります。透析患者さんはちょっとした怪我や疾患でも重症化しやすく、最悪の場合は足を切断しなければならないという事態に陥るリスクも非常に高くなります。そのような事態を避けるため、に当センターでは以下のことを実施しています。


・看護師が毎月1回患者さん全員の足に異常がないか、透析中に診察しております(フットチェック)
・必要な患者さんには専門的な講習を受けている看護師による爪切り、足の角質取り、軟膏を使用したマッサージなどのケアを行っております。
・毎月のフットチェックにより、気になる点があった患者さんにおきましては、臨床工学技士が下肢血流の状態を検査し、血流低下がある場合には当院専門外来へ受診とすることで、下肢病変の早期発見、早期治療を目指しています。
・下肢末梢循環障害のある患者さんに対しては、光線療法も実施しております。


透析時運動療法

当院では2023年から看護師・理学療法士が協働して透析時運動療法を始めました。運動療法の効果として、運動能力や持久力の向上・心血管病の予防や血液循環の改善・透析治療効率の改善・運動の習慣化等が期待できます。また、医療スタッフが見守っているため安心して取り組むことができます。実際に患者さんからは、「以前より起き上がりが楽になった」「着替えをするときによろけなくなった」等の声が聞かれています。ご希望がありましたら遠慮なくご相談ください。


栄養指導

当院では、医師の指示の元に、管理栄養士が透析患者様に栄養指導を行っています。透析患者さんの病態や食習慣に合わせて、食事改善に役立つアドバイスや情報提供をさせていただいております。


セルフケアサポート

セルフケアサポートの一貫として、透析センターでは体重コントロールにお困りの方を対象に食生活や日常生活の見直しやアドバイス、栄養士や薬剤師による食事・服薬指導等の入院システムも整えています。

■透析室における取り組み

防災訓練

院内の防災訓練とは別に、透析室での訓練を年2回実施しています。
穿刺針は逆流防止弁付安全針を全患者さんに使用し、即離脱できるよう体制を整えています。


感染管理

「透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン」を遵守し、透析室内における感染対策を実施しています。


ACP(人生会議)



透析センターQ&A

オンラインHDFとは何ですか?

透析に加えて、大量の補液(透析液)をして濾過量を増やし、透析では通りにくい物質を除去します。
•心臓への負担が減り、血圧が安定する
•尿が出る期間が延長する
•炎症マーカーが減少して、酸化ストレスが改善する
•貧血が改善する
•食欲が出て、栄養状態が良くなる

などといった、透析患者様の予後を改善させる効果があります。


シャントについて教えてください

透析導入のための内シャント作成は院内で行っております。透析導入後には血管狭窄などの異常を早期発見するために定期的にエコー検査を行っており、必要時には血管拡張術も行っています。

シャントとは・・・血液透析を行う際、充分な血液量が確保できるように、動脈と静脈を体内または体外で直接つなぎ合わせた血管のことをいいます。


シャント狭窄が見られる患者さんに対して光線療法も実施しています。


透析センターNEWS

【透析センター専用】Wi-Fiについて

透析センターにて、お手持ちのスマートフォン、タブレットなどで無線LANを利用したインターネット接続を無料でご利用いただけます。
ご使用にあたっては、院内掲示および案内チラシをご確認いただきIDとパスワードをご入力をお願いいたします。


【TV】TVは無料でご覧いただけます


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