6月 上肢外傷外科/ハンドセラピスト
【診療科・センター紹介】上肢外傷外科
けがを修復し、上肢の機能回復を図ります
当科は、肩関節、上腕、肘関節、前腕、手関節、手及び指の上肢のけが(外傷)を治療します。骨折はもちろんのこと、脱臼、靭帯損傷、腱損傷、神経損傷、血管損傷など、上肢のあらゆる組織の損傷が対象となります。
関節内の損傷には関節鏡による低侵襲手術、血管や神経などの微細な組織損傷には顕微鏡を用いたマイクロサージャリーなど、損傷に応じた治療を各種機材を用いて行います。特に手指のけがでは、関節が固くなり易
く(拘縮)、機能障害が残ることもあります。手指の治療ではリハビリテーションが重要であり、ハンドセラピストが担当します。
損傷した手をできるだけ元の機能に近づけられるよう、最適な治療をご提供します。
関節内の損傷には関節鏡による低侵襲手術、血管や神経などの微細な組織損傷には顕微鏡を用いたマイクロサージャリーなど、損傷に応じた治療を各種機材を用いて行います。特に手指のけがでは、関節が固くなり易
く(拘縮)、機能障害が残ることもあります。手指の治療ではリハビリテーションが重要であり、ハンドセラピストが担当します。
損傷した手をできるだけ元の機能に近づけられるよう、最適な治療をご提供します。
【外来のご案内】 上肢外傷外科は、毎週火曜・水曜・木曜に行っています。受診ご希望の方は、かかりつけ医からの紹介状をお持ちのうえ、当科を受診してください。 新任医師の紹介…主任医長 阿部 真行(専門領域:肩関節)
文責:上肢外傷外科 主任医長 神田 俊浩
【診療を支えるスペシャリスト】ハンドセラピスト
手のリハビリを専門に行っています!
ハンドセラピストは、肩から手指にかけて特に手の疾患を中心にリハビリを行っています。手には多くの神経や骨、筋肉などがあるので、細かなつまみなど複雑な動きができ、指先の感覚はとても繊細です。手を損傷すると箸の使用や字を書くなど生活で普通にできた動作ができなくなったり、やりにくくなります。ハンドセラピストは、手の複雑な解剖を理解し専門的な知識と技術をもって、損傷した手が生活で使える手になることを目標に、リハビリを行っています。
また、骨折部の保護など必要に応じて、スプリント※をオーダーメイドで即座に作製します。常に手の専門医(上肢外傷外科・手外科マイクロサージャリーセンター)と連携をとり、患者さんが安心して治療ができるよう努めております。
※セラピストが作製する患部の固定・関節の変形予防や矯正などを行うためのもの
※セラピストが作製する患部の固定・関節の変形予防や矯正などを行うためのもの
文責:リハビリテーション部 原田 康江、春藤 健支
スプリント
2018年6月号(冊子)
- 表紙・特集
わが街で健康に暮らす 7 自分の治療方針は、誰が決めるのか - インフォメーション
- 診療科・センター紹介
上肢外傷外科 - 診療を支えるスペシャリスト
ハンドセラピスト
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