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オピオイドの等価換算表

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オピオイド力価表

*オキシコドン注の添付文書においては「モルヒネ注射剤の持続投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ注射剤1日投与量の1.25倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい」との表記がありますが、当院ではオキシコドン注10mg=モルヒネ注10mgの1:1換算を基本と致します。ご了承下さい。

*トラマールOD錠の添付文書においては、「トラマール定時投与量の1/5の用量の経口モルヒネを初回投与量の目安とすることが望ましい。」との表記がありますが、当院では安全性を重視し、トラマール300mg=モルヒネ30mgの10:1換算を基本としています。少な目になっていますので、個々の状態に応じて投与量を調整してください。


オピオイドのレスキュー計算表

経口・坐薬


定期オピオイドレスキュー(mg/回)
モルヒネ
(mg/日)
オキシコドン
(mg/日)
フェントス
(mg/日)
タペンタ
(mg/日)
ナルサス
(mg/日)
モルヒネオキノームナルラピド
経口坐薬  
 100.5502552.51
2015  4551
3020110061
4030 150851
6040220012102
90603300181510103
1208044002420154
1801206 363020206
2401608 4840308

皮下・静脈

持続投与の1時間分を早送り。

効果がなく、かつ、呼吸数10回/分、眠気・嘔気がなければ1.5~2時間分を使用してもよい。


レスキューに使用できるオピオイド


塩酸モルヒネ末 
オプソ内服液5mg、10mg
モルヒネ塩酸塩錠10mg
アンペック坐薬10、30mg
オキノーム散2.5、10mg
トラマールOD錠25mg
アブストラル100μg
ナルラピド1、2、4mg

※ オキシコドン徐放錠、MSツワイスロン、フェントステープのような徐放性オピオイドを、疼痛悪化時のレスキューとして使用してはならない。