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採用情報

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医師募集

募集要項

給与年収~1,800万円(金額は目安で、経験・年齢等によって異なります)
募集資格年齢不問
勤務地静岡県浜松市中央区三方原町3453
勤務日数週5日
当直/オンコール当直あり(シフトによる)
手当あり
休日4週8休制
休暇厚生休暇4日 年末年始6日
待遇/福利厚生医療費見舞金、住宅補助、人間ドック補助、食券補助、学会等参加費支給など

神経内科

外来では、頭痛、めまい、眼球運動障害、しびれ、歩行・運動障害(失調症、パーキンソン症候群、不随意運動)などを中心に診療をおこなっています。

主な診療・専門領域

パーキンソン病、薬剤性パーキンソン症候群、ボツリヌス毒素療法(眼瞼けいれん、片側顔面けいれん)、めまい、脳幹機能

特殊医療機器

ヘリカルCT、MRI、頸動脈エコー、MIBG心筋シンチグラフィ、ドパミントランスポーター画像、脳波計、誘発電位検査装置、筋電・誘発筋電図検査装置、重心動揺計など

脳卒中科(診療部長および常勤医師)

脳卒中に対しては脳卒中科・脳外科・神経内科が連携し、24時間専門医が診療にあたっています。脳卒中科・神経内科は主に脳梗塞を、脳外科は主に脳出血、くも膜下出血の診療をおこなっています。脳梗塞の急性期診療では血栓溶解療法の他、脳保護療法、抗凝固剤、抗血小板剤による脳梗塞の進展予防治療をおこないます。最近は脳外科と連携してカテーテルを用いた機械的血栓回収療法にも力を入れております。

2019年、当院は脳卒中学会からPSC(primary stroke center)の認定を取得しており、引き続き、認定を満たす要件を維持できるよう、関係各部署との連携を深める取り組みを行っています。

また2021年度から遠隔画像診断システムの稼働を開始し、当院救急外来で撮影したMRI・CT画像を宅直医のタブレットに送信し、自宅で画像診断ができる体制を整えています。

当院は高度救命救急センターを有するため、幅広い症例を経験できる環境が整っています。専門医資格をお持ちの先生のご応募をお待ちしております。

尚、脳卒中科においては診療部長の募集も行っております。
専門医などの資格に関する募集要件はございませんが、関連する診療科の医師や看護師、その他メディカルスタッフと協調・連携して診療に携わる高い能力を有する方を求めています。
2021年度2020年度2019年度
脳梗塞191例206例270例
一過性脳虚血発作18例26例20例
てんかん46例12例18例
その他46例35例41例
血栓溶解療法30例31例5例
血栓回収療法15例10例13例

日本脳神経血管内治療学会指導医・専門医の募集

高度救命救急センターとして、静岡県西部の高度急性期医療を担う病院でさらなる診療体制の充実のため、ともに活躍する医師を募集します!

現在、脳神経外科を中心に、他施設との連携により脳血管内治療が実施可能な体制を整えております。
年々高まる医療ニーズに応えるべく、さらに充実した診療体制を構築するためにも、日本脳神経血管内治療学会専門医、指導医をお持ちの先生にご活躍いただきたいと思います。

静岡県西部の医療を大きく変える、熱意を持った先生のご応募をお待ちしております。
2019年度2020年度2021年度
血管内手術17件15件20件

麻酔科

自らの知識・技術の向上はもちろん、増加する重症症例において安全性を損なうことなく患者さんおよび外科医の要求に速やかに対応できるよう努力しています
中央手術室での外科系手術や精神科疾患における修正型無痙攣電撃療法に対する麻酔管理、病棟や検査室での各種処置と検査の麻酔管理、周術期管理、そしてペインクリニック外来と緩和ケアを通常業務としています。
ペインクリニック外来では、神経ブロック療法、神経刺激療法や薬物療法などの様々な方法を用いて、有害な痛みを緩和するための治療を行っています。痛みの治療にあたっては、専門的な知識と技術をもとに、症状や身体所見から痛みの原因を診断し、適切な検査や治療を行っています。
当科では麻酔科標榜医、麻酔科専門医・指導医、ペインクリニック科専門医の研修施設となりますので、これから麻酔科を目指す医師の応募もお待ちしております。
中央手術室手術件数
20172018201920202021
延べ手術件数6,9877,0186,9477,0317,019
緊急手術750815765720687
準緊急手術841776833761740
総手術室在室時間16,91516,82017,071117,01517,247
麻酔科管理症例数3,2413,3123,1852,8833,088
全身麻酔2,0752,0612,0492,0312,446
全身麻酔+硬膜外麻酔974852731575191
その他の麻酔法26327234277451
総麻酔時間12,13911,84110,76310,78612,068
総手術室在室時間13,00712,61111,38211,52312,931

(中央手術室・麻酔科データベースより)
ペインクリニック受診者数
20172018201920202021
延べ新患数570557483150158
延べ受診者数6,3926,4685,9954,7164,039
延べ星状神経節ブロック施工患者数2,0752,0612,0492,031139
延べ硬膜外ブロック施工患者数974852731575969
延べその他の処置施工者数(星状神経節ブロック・硬膜外ブロック併用含)263272342774,835

(麻酔科外来データベースより)

産婦人科

9床のNICU、3D超音波診断装置やテレメータCTG(採卵室・胚培養室)まで完備。充実した施設の中で幅広い症例を学べます。
当科では、年間平均の分娩数が約800件、手術が300症例、ART採卵が200症例程になります。産科では、妊婦さん達のケアを中心に、切迫流早産、IUGR、羊水過多や過少、骨盤位、DM合併妊娠などの病的症例を治療をおこない、婦人科では女性特有の症例である悪性腫瘍、良性疾患、子宮筋腫などの症例を治療して頂きます。NICU、3D超音波診断装置、テレメータCTG、リプロダクションセンターなど、充実した施設の中で経験を積んでください。

バランスの取れた症例数

多種多様な症例をバランスよく経験することができます
DATEは2010年度
総分娩正常分娩帝王切開吸引鉗子母胎搬送
28824357152
総手術腹式子宮全摘術腹式子宮筋腫核出術腹腔鏡下手術子宮鏡下手術
1942344522

リプロダクション(不妊)センター

当センターのモットーは700床以上という総合病院にあって、そのマンパワーを最大限に活かすことです。不妊看護師(外来と病棟に配属)、エンブリオロジスト、病棟スタッフおよび不妊専門医という多くの職種が、一丸となって不妊治療を受ける方々のさまざまな問題に取り組むためにチーム医療を展開しています。最近ではARTの諸問題が少しずつわかってきました。特に最近深刻な問題として取り上げられている多胎の防止には真剣に取り組んでいます。また、不妊治療から分娩までトータルにケアのできるのが当センターの魅力です。トータル・ケアをおこなっているからこそ分かる真実がたくさんあります。少しずつわかってきた母体の合併症や胚盤胞移植の問題などにも真摯な姿勢で臨み、安心・安全の治療を最優先と考えて、日々治療にあたっています。

院内助産所「たんぽぽ」

2009年3月、助産師が中心となって順調な妊娠経過の方の「お産」を担当していく院内助産所 『たんぽぽ』 の運用を開始しました。これは医療設備・体制の整った病院内での「安全なお産」と、産後まで専任の助産師がご夫婦のバースプランに沿ってお世話させていただきアットホームで快適な「あたたかいお産」の両立が実現可能なシステムです。『たんぽぽ』では、お母さんが本来持ち得ている「自らが産む力」と赤ちゃんが持っている「生まれてくる力」を手助けし、安心とともにご満足いただけるような「お産」を提供していきたいと考えています。産科医師、小児科医師とも連携をもち、また、分娩施設の減少や分娩難民と呼ばれる妊産婦の発生が余儀なくされている社会の中、産科医師と助産師の役割分担は重要となっています。産科医師と助産師で「医師の援助が必要な分娩」と「正常分娩」の役割分担をすることにより、分娩件数確保と安全の確保、更に産科医師への負担軽減と助産師のモチベーションの向上があると期待しています。
また、分娩施設の減少や分娩難民と呼ばれる妊産婦の発生が余儀なくされている社会の中、産科医師と助産師の役割分担は重要となっています。産科医師と助産師で「医師の援助が必要な分娩」と「正常分娩」の役割分担をすることにより、分娩件数確保と安全の確保、更に産科医師への負担軽減と助産師のモチベーションの向上があると期待しています。

入職後のイメージ

当科は、平均で、年間の分娩数が約800件、手術が300症例、ART採卵が200症例程です。帝王切開率は13%、鉗子分娩が4%です。まずはすべての妊婦さんと胎児の健康管理を助産師さん達と共にケアしながら、正常分娩の管理、介助に活躍をしていただきます。一方、切迫流早産、IUGR、羊水過多や過少、骨盤位、DM合併妊娠、妊娠高血圧症候群などの病的症例を管理・治療・指導までをおこない、分娩管理もマネジメントできるようになっていただきます。また、女性特有の症例である悪性腫瘍、良性疾患、子宮筋腫、子宮内膜症などの症例からARTを含む生殖医療まで幅広い症例の経験を積んで頂きます。

診療部長からのメッセージ

【産科】
お母さんの健康と赤ちゃんの元気を保証できる手順を一手ずつ熟考し、有病妊婦さんの妊娠出産管理から鉗子や吸引を用いた急速逐娩、緊急帝王切開までのクリニカルディシジョンと実践習得までおこなっていますが、基本的には正常妊娠出産への回帰修正を促すための予防医療に重点を置いています。

【婦人科】
婦人科疾患全般を診療しており、婦人科腫瘍の治療、良性疾患の腹腔鏡手術、一般不妊治療からARTまで幅広い婦人科疾患に対応しています。加えて産婦人科内視鏡認定医と生殖医療認定医の資格を有する上司のもと、特に腹腔鏡下手術を積極的にトレーニングでき、婦人科医師としてのやりがいが充分にあると確信しています。

精神科

精神科救急入院料認可病棟43床、精神科身体合併症療養病棟53床を有する有床総合病院精神科です。
当科は静岡県西部地区の精神科救急基幹病院としての機能と、静岡県精神科救急身体合併症対応事業における身体合併症対応施設としての機能を有しています。
原則24時間365日の受け入れ体制を整えており、措置、緊急措置、応急、医療保護、任意のあらゆる入院形態に対応しています。
また総合病院における精神科として、身体科で治療中に生じた精神症状の評価や治療に積極的に取り組んでいます。

入職後のイメージ

入院、外来いずれにも関わっていただくことになります。
当科では主に急性期の治療に取り組んでいます。急性期対応から入院治療を経て、病状回復し退院されるまでの一連の流れを経験していただきながら、精神疾患を縦断的に学んでいただくことができます。退院後については、デイケアや訪問看護の導入を検討しながら、回復後の在宅支援についての経験を得ることが可能です。
身体合併症を有する精神科患者さんについては、身体科とスムーズな連携を図れるシステムが確立しており、風通しの良い治療環境の中で精神疾患治療に集中して取り組むことが可能な環境です。
また、身体疾患のため入院治療中に精神症状が発現した場合は、患者さんだけでなくご家族とも面談を行い、精神症状治療に対しての不安を軽減しつつ身体疾患治療が滞りなく行われるような環境作りに努めていただくことになります。
症例については科全体で情報共有し、治療方針について相談しやすい環境が整っています。

診療部長からのメッセージ

当科は全国的にも数の少ない、有床の総合病院精神科です。入院環境の提供は、精神疾患を有する患者さんの治療選択枝の幅を広げることが出来ます。
当院は静岡県下より多くの患者さんを受け入れ、治療を提供することが出来る、精神科医にとっては非常に恵まれた環境といえます。
精神科救急として迅速な対応を求められるなかで、精神症状の評価を冷静に行いながら、精神療法の大切さや薬剤選択の重要性を体感することができ、実践として生かしていく楽しさがあります。
身体合併症を有する精神疾患の患者さんの治療において他科との連携を図るうえで、総合病院における精神科医の役割を改めて実感することができます。
アクティブな精神科にご興味のある方は、お気軽に見学にいらしてください。

呼吸器外科

入職後のイメージ

手術件数、スタッフ(呼吸器外科専門医)数とも全国トップクラスで、多くの手のかかる手術を実施しています。症例数の増加に伴いこれから呼吸器外科専門医取得を目指す後期研修医、実力を磨きたい専門医を求めています。
早期肺癌に対する胸腔鏡手術、進行肺癌、悪性縦隔腫瘍に対する他臓器合併切除、膿胸手術、気胸、気管支インターベンションなど呼吸器外科領域のすべての疾患の外科治療を実施しています。呼吸器外科は専門性が高いので、各診療科、他部門との連携を緊密にしてチームで治療をするという理念のもと日常診療を実施しています。呼吸器内科、放射線科とは毎週症例検討を実施し、画像所見の読み、治療方針のディスカッションを行っています。
麻酔科には呼吸器外科の術中管理を熟知した指導医が多数在籍していますので心おきなく手術に集中することができます。糖尿病、冠動脈疾患、脳梗塞等の併発症を有する患者さんの手術の際には内分泌代謝科、循環器科、脳外科と連携し周術期管理を実施することにより合併症の発生を最小限に抑えています。手術件数が多いことから病棟看護師の専門性は高く、また呼吸器専門理学療法師が術前からかかわりCOPD患者等の排痰を促してくれますので、術後呼吸器合併症の発生率は非常に少なくなっています。
多数の症例を1例ずつファイルで管理していますので、データーを抽出することにさほど苦労はありません。2000例近い肺癌をはじめ、縦隔疾患、転移性肺癌、中皮腫等のデーターを使って毎年20~30題の学会発表をしています。意欲さえあれば症例数、業績とも専門医の取得、維持にさほど苦労することはありません。

診療部長からのメッセージ

外科医の目標は専門医取得、維持ではなくindependent surgeonになることだと思います。そのために何が必要かを考えると自ずと若い時期の仕事の仕方が見えてきます。メスを加えることは患者さんを傷つけることですから、切除できるかどうか、もっといえば治るかどうかを判断することは重要なことです。さらに重要なのは患者さんにいかに自分の腕を信頼してもらい納得してもらって手術を受けてもらうかということです。そのためには最新、最良の知識と最高の技術を身につけること、さらに自信を持って患者さんに接することが必要です。たくさんの患者さんとおつきあいすることによりノウハウが養われます。
IB期以上の肺癌は手術だけでの治癒は見込めませんので化学療法をいかにうまく併用するかが鍵となっています。従って外科医が化学療法に加わることは重要なことと考えています。手術だけで直すことができる早期の肺癌をいかに効率的に発見するかは外科医の腕の向上に直結します。再発患者さんをみて悔しさを感じることによりさらによい外科治療は何かを考えるモチベーションとなります。
このような理由で肺癌については検診発見から診断、手術、化学療法、緩和治療、看取りにいたるまですべての場面に参加し「肺癌学専門医」となることを目標としています。外科医がいい仕事をするためには他部門、他診療科との連携が極めて重要ですので、daily workではコミュニケーション能力の向上をたえず念頭においていただきます。毎日が学ぶことだと考えると楽しく仕事ができます。
一緒にindependent surgeonを目指しましょう。

救急科

ドクター・ヘリ、ER型救急診療、多発性外傷の3つを柱として静岡県西部地区の救急医療を担っています。
当院の救命救急科では、ドクター・ヘリのフライトドクターとして医師自らが救急の現場へ出向き、救急隊員とともに現場での初期医療に当たっています。そのため、患者さんの救命率、社会復帰率を上げるというのが使命であり業務の柱となります。

入職後のイメージ

救急医療は医の原点であると感じています。院内ではできることが救急の現場ではできなかった、ということがないように、ドクターヘリのフライトドクターとしてOJTを中心にトレーニングを積んでいただき、その後独り立ちしていただきます。
そして1次から3次救急に従事することにより、経験しがたく幅の広い臨床経験を積むことが可能となっています。
最終的な目標としてはチームでの連携、システムで人を救うという発想のもと、急性期の医療マネジメントを担っていただきます。加えて、過酷な救急医療の現場を回すために勤務条件を改善し、当科での労働時間は全てシフト制を採用し、勤務超過が無くきちんとした労働環境を構築しています。

診療部長からのメッセージ

最も大きな特徴はドクター・ヘリの運用です。初期対応の重要性に着眼、フライトドクターとして医師自らが救急の現場へ出向き、救急隊員とともに現場での初期診療に当たります。これにより患者さんの救命率、社会復帰率を上げるというのが使命であり業務の柱です。
また、ICUでは外因性の疾患や多臓器にまたがる疾患について急性期の管理をおこなっています。そして当院では救急車を断らず、24時間365日にわたって各種疾患や各科にまたがるさまざまな救急患者を診療するのが特徴です。そのため他の医療機関・消防機関との連携、ネットワークの構築という点に於いてもより良い関係作りを図っています。

小児科

一般小児19床、NICU9床、PICU6床を有し、小児救急や周産期を含めた地域医療に専念しています。
当科は一般小児19床、NICU9床、PICU6床を有し、地域の拠点病院として、外来、入院、周産期、小児神経部門など、すべての小児治療に携わっています。当科の特長として、チームとして一体感のある医療を行えるように、コミュニケーションを密にした体制をとっており、医師の働きやすさを考えた医療を心がけています。

入職後のイメージ

外来、入院、周産期、小児神経部門すべてに積極的に関わっていただきます。小児科は総合診療を心がけることが大切です。特に相手が赤ちゃんや子供なので若いお母さん方の多くは、どこへ連れて行けばいいかわからないという不安や心配をお持ちだからです。そういう中で、当院では縦割りでない、チームとして一体となった医療を心がけていますから、いわゆる教科書で見るような症例は2年間で概ね経験することができ、若い医師には非常に勉強になると思います。

診療部長からのメッセージ

当科は浜松市の山間部から中部をカバーする拠点病院の小児科であると言えます。特に周産期の診療では2次周産期センターとしてNICUを9床有し、また、コモンディジーズ中心の一般小児医療に加え、小児救急、小児神経などの他、重症心身障害者施設にも関連しており、障害児医療にも一定の経験があります。当院では慢性的な症例と同時に、急性期の症例を診ることが多く、特に救急外来への関わりは重症例への対応で大変さもありますが、医師の力量の違いによるバラツキを無くすためにチームとして一体感のある医療をおこなえるように、コミュニケーションを密にした体制をとっているのが特徴と言えます。

聖隷浜松病院との共同研修のお知らせはこちらをご覧ください。


消化器内科

消化器内科の概要

上下部消化管、胆道、膵の領域の診療を行っています。胆膵疾患症例が多く、胆道系治療内視鏡、胆膵の悪性疾患の術前検査に積極的に取り組んでいます。消化管ステント留置も多く、常時悪性大腸閉塞の緊急処置が対応可能です。内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)については、最近は下部消化管症例が増加してきています。また、救急科が充実しているため腹部救急患者の緊急診療を数多く経験できます。緩和ケア診療体制も充実しており、化学療法科、緩和ケア科と連携し、進行癌症例の診療を総合的に学ぶことができます。

入職後のイメージ

救急疾患を含めた消化器内科疾患の一般診療、内視鏡を主とした検査が中心になります。外来については週2日程度、それ以外の日は内視鏡検査を担当していただきます。通常の上部下部内視鏡に加え、ERCP、ESD、ステント挿入術など、経験やスキルに応じて担当していただきます。週3回のカンファレンスにも参加していただきます。

消化器内科部長から一言

内視鏡診療を中心とした診療を行っています。ERCPの年間件数は300件ほどで、以前より充実した診療を行っています。小腸内視鏡を用いた術後のERCPも行っております。ESDは年間60件ほど、消化管ステントは年間40件ほどで増加傾向です。EUS-FNAも導入されています。当科では専門的な消化器内視鏡治療に加え、一般内科的な広い知識も必要とされます。専門的な内視鏡検査、治療および消化器救急疾患、消化器関連の内科疾患一般まで、幅広く学びたい方は、ぜひ当科までご相談下さい。

整形外科

関節外科、脊椎外科、急性期医療としての骨折・外傷外科を柱として年間1800症例の手術を行っています。
当科では地元、浜松からだけでなく、静岡県西部、愛知県西部から多数の紹介例が集まってきます。手術は当科専用のクリーンルーム2室で月平均150例を行い、そのうち人工関節だけでも年間500例ほどあります。このように豊富な症例をベースに、緊急症例や紹介外来の診察、より専門的な手術適応や治療計画まで比較的短い時間でスキルと経験を積んでいただけます。

入職後のイメージ

最初は手術症例の病棟医師として経験を積んでいただき、仕事に慣れていった後は緊急症例、紹介外来の診察を通して、より専門的な手術適応や治療計画の作成についての経験を深めていただきたいと考えています。当科は手術件数が多く、人工関節だけでも年間500例。患者さんはみかん畑やお茶畑などの平坦でない地形で農業に従事している方、70歳、80歳の高齢でも畑に出たいという方が多いのが特徴と言えます。そういう点からは将来開業医として独立を考えている方でも、当院で経験できる豊富な症例数で独立までの時間も比較的短いと言えると思います。

整形外科紹介

当科での研修のメリット
  • ドクターヘリ:救急直送のダイナミックな外傷を体験できる
    救急科・ICUとの連携を緊密に行い、随時手術を行っております。全身状態の割り患者さんに対しても安心して治療に専念できます。2カ月程度の短期のローテーションにも対応しております。最終的には他科へ進まれる方でも。応急処置や救急患者さんを見分けるコツなどを伝授いたします。
  • 日本有数の関節外科症例を経験できる
    人工関節の症例数は、国内で毎年トップレベルです。
    他に関節鏡下の靭帯再建など、スポーツ整形分野にも力を入れております。
  • 東海随一の症例数を誇る脊椎外科症例を経験できる
    慢性疾患・外傷を問わず、脊椎疾患の症例数は東海地区随一です。四肢外傷とは異なったダイナミズムを味わうことができます。もちろん、これが当科のすべてではありません。当院は遠州の中核病院であり、様々な研鑽を積むことが可能です。裏を返せば、決して暇な現場ではありません。楽な病院を選択された同級生がうらやましく感じるときもあるかもしれません。しかし、医師として歩まれるうちの僅かな期間でも、有意義な時間を過ごしていただけることと思います。また、コ・メディカルが非常に親切で評判が良いのも特徴です。心優しいスタッフと素朴な遠州の患者さんたちと共に自分を磨いてみませんか?
整形外科手術件数総数 1,656件
脊椎50例
関節股関節 合計 175例(人工関節 44例、人工骨頭 112例など)
膝関節 合計 181例(人工関節 79例、半月板手術 31例、腱・靭帯再建術 14例、その他 52例など)
骨接合術上肢 202例、下肢 256例
手の外科210例
良性腫瘍8例
高度救命救急センター救急車・入院総数13,220名
入院患者数 4,611名

経験できる症例の一例6年目 患者397名/年
人工関節TKA       167件                     
THA24件
人工骨頭10件
関節鏡7件
頚椎前方4件
後方7件
胸椎2件
腰椎固定31件
ヘルニア11件
骨折上肢9件
下肢18件
頸部骨折Ynail26件
CHS2件
ハンソンピン1件
観血1件
関節鏡1件
検査myelo20件
股関節脱臼亜脱臼5件
脱臼4件
腫瘍2件
感染保存6件
手術9件
その他イリザロフ1件
アキレス腱2件
切断5件
関節固定1件
腱鞘切開2件
腱縫合4件
抜釘14件
手指形成2件
外反母趾4件
その他25件

診療部長からのメッセージ

当院の整形外科は人工関節センターとしての関節外科、脊椎外科、救命救急センターの後衛としての骨折・外傷外科の3つを柱としており、月平均150例(年1800例)の手術をおこなっています。患者さんは地元浜松のみならず静岡県中西部、愛知県東部から多くの紹介例が集まってきています。手術室は毎日2室(クリーンルーム)が整形外科専用として使用可能です。また全麻症例、高齢ハイリスク例は常勤麻酔科医師が9名在籍しております。よって麻酔科管理が依頼できます。外来の初診は全て紹介患者のみとしており、ほとんどが手術目的の紹介例です。

総合診療内科

内科学を元にした主治医としての機能を専門能力に、総合病院に於ける専門科たる役割を目標としています。
今回、入職される方には、総合病院に於ける専門科たる役割を目標とし、新たな部署を創設し、医師を育てる役割を担って欲しいと希望しています。

診療部長からのメッセージ

当院のスタッフは互いの考えを尊重して好意的です。また、同時にお互いに切磋琢磨しようとする雰囲気があり、意欲のある方にとって良い環境であると言えます。わたし自身のやりがいですが、まず引き受け科としての総合内科医として使命感を持って職務にあたっています。そして今、一番に目指しているのが、当院の数多い研修医の方に対して良好な研修の場を提供、自分のポリシーを指導し、高い能力を持って社会の中での医療のあり方について影響を与えられる、次の時代に繋がる優れた医師を送り出すことです。

リハビリテーション科

診察風景

急性期・回復期に留まらず、障害が残存した状態でも生活の質の向上及び社会的な役割が持てるよう様々なアプローチを行っています。


当院のリハビリテーション科では、脳卒中をはじめとした脳神経疾患、外傷を含めた運動器疾患、呼吸・循環器などの内部障害、各種治療に伴う廃用性変化への対応など様々な疾患に対する急性期早期からのリハに加え、摂食嚥下障害、高次脳機能障害などの専門的なリハやがんのリハにも力を入れています。特に高次脳機能障害については、静岡県高次脳機能障害拠点病院として、障害像の明確化や各種制度の導入、復学・復職調整、自動車運転評価などを行っております。リハビリ科専用病床(29床)に入院されている患者さんに加え、院内他科入院患者さんに対する月200件以上の処方対応や近隣施設への往診、院内外の教育活動などを行っています。
2019年秋に地域障がい者総合リハビリテーションセンターがスタートすることを踏まえ、さらなるリハビリテーションの医療の質の向上と地域支援充実のため、共に歩んでいけるリハビリテーション医を募集致します。

地域障がい者総合リハビリテーションセンター



地域包括ケアシステムが充実する中、あまり注目されなかった若年の中途障害者に対する支援を地域で可能となるような施設・システム作りとして2019年秋に開設予定です。ここでは一般リハ外来に加え、当初は当院の専門性の高い高次脳機能障害者を、また2020年度以降には障害者スポーツなど未だ地域でも支援可能な施設が乏しい課題に対して、モデル的に対応が出来るように構築を進めています。

重度後遺障害者短期入院協力事業(国土交通省指定短期入院協力病院)

短期入院協力病院とは、NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)において認定した「介護料受給資格」を持つ在宅で療養生活を送る重度後遺障害者の短期入院の受け入れを積極的に行う国土交通省が指定した一般病院です。当院はこの短期入院協力病院に指定されており、短期入院中は食事法の評価や在宅介護技 術の指導・アドバイスを行い、より安心な在宅療養を送れるよう支援しています。

主な診療・専門領域

脳損傷(脳卒中、頭部外傷、脳炎、脳症など)、神経筋疾患、頚髄損傷、四肢切断など 障害のタイプ:中枢性麻痺(痙縮・感覚障害等を含む)、高次脳機能障害(失語症を含む)、嚥下障害、内部障害など(病院HP診療科紹介)

診療科データ

嚥下機能関連検査件数
2016年度2017年度2018年度
嚥下検査依頼患者数99710291017
嚥下内視鏡検査(VE)974933908
嚥下造影検査(VF)204256218

リハビリテーション単位数
2016年度2017年度2018年度
入院脳血管疾患等79,61177,05771,276
運動器39,45640,11041,961
呼吸器30,37326,88232,294
心大血管11,89613,90813,206
     合計161,336157,957158,737
2016年度2017年度2018年度
外来脳血管疾患等28,18828,28925,962
運動器8,32210,29513,703
呼吸器491393242
心大血管833373262
     合計37,83439,35040,169

診療部長からのメッセージ

リハビリテーション医療にあまりなじみがない先生であっても、リハビリテーションに求められる診療の幅や深さに触れれば、その魅力や社会的に求められる役割の多さに驚かされることでしょう。リハビリテーションでは医師という立場から障害をもった方々の機能回復だけでなく、日常生活や社会的な役割の再獲得を通して「人生を救う」という大切な医療・福祉の担い手となることができます。
 当院では幅広い総合的な対応だけでなく、自分の興味関心に合った分野を見つけ出し、極めることができます。現在当院で取り組んでいる急性期医療、脳損傷による高次脳機能障害や嚥下障害、生活期での復職支援、障害者スポーツ以外にもやりたいことを提案いただければ、できる限りそれに応じた環境作りなども配慮させていただきます。業務負担も先生のライフスタイルに応じて調整ができますので女性医師にとっても働きやすい職場です。医師として将来が心配な方、何か新しいことをやってみたいと思う方、すこしゆとりをもって働きたいと考えている方も大歓迎です。

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聖隷三方原病院 臨床研修センター
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