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放射線課

このページの目次


放射線課概要

医療現場では、より速くより正確な患者さまの各種データを必要としています。私たち放射線技師は、CT・MRIをはじめとする先進の設備と技術を活かし、疾病の根源をいち早く発見し、24時間体制で患者さまの各種データの収集に対応しています。

実績・件数


分野別検査件数2018年度2019年度2020年度
一般撮影18,02817,10716,940
CT7,2815,7546,240
MRI3,1262,0542,527
骨密度1,5331,5121,335


一般撮影

両手単純X線写真

一般撮影とはレントゲン(X線撮影)のことです。身体を透過したX線の吸収の差を白黒の画像として得ることが出来ます。当院では2つの部屋で主に胸部腹部、骨などの撮影を行っています。


胸部レントゲンでは肺炎や肺癌・気胸など、骨のレントゲンでは骨折や骨腫瘍などの有無がわかります。
胸腹部のレントゲンでは臓器の様子を観察することができます。


一般撮影室

胸部単純X線写真




コニカミノルタ社製『Senciafinder』を導入しました。
Senciafinder(センシアファインダー)とは胸部レントゲン写真を画像処理し、病変の見落としや誤検出の防止、読影効率の向上のサポートをするシステムです。


【BS(Bone Suppression)処理とは】
肺の中に写っている骨(前方肋骨、後方肋骨、および鎖骨)の信号を減弱する画像処理技術です。医師が頭の中でイメージしている、「鎖骨/肋骨の減弱像」を可視化することで肺野内の骨に重なる病変を見えやすくし、胸部読影の診断をサポートします。


【TS(経時差分)処理とは】
種々の病態が存在する胸部単純X線画像における病変の「変化をみる」という基本的な読影をサポートするツールです。現在の画像から過去の画像を引き算した画像を作ることにより、変化だけが見えるようになります。




CT

CT検査とは、X線を使って体内の断層像を撮影し画像化する検査です。画像処理を行うことにより、身体の細かな情報を得ることが可能です。
当院では64列マルチスライスCTで頭部・体幹部から心臓血管までさまざまな部位の撮影を行っています。


腹部横断像

画像処理を行うことによって、任意の方向から観察できる断面像を作成することができます。


胸部横断像

胸部再構成冠状断画像


冠動脈曲面多断面再構成画像

造影剤を用いてCT撮影を行う造影CTでは、血管を描出したり、臓器の形態を観察したりすることができます。
心臓CTでは心電図同期により心臓の動きを観察しながら、造影剤を用いて心臓の筋肉を栄養している冠動脈の形態や石灰化の有無などが評価できます。


冠動脈ボリュームレンダリング画像

下肢ボリュームレンダリング画像



MRI

MRI検査とは、強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。
(軟部組織の描出に優れており、詳細な情報が得られます。)
当院では、1.5TのMRI装置でさまざまな部位の撮影を行っています。
放射線を使わないので被曝の心配はありません。


頭部T2強調画像

MRI検査は脳や脊椎、四肢、前立腺などの検査を得意とし、造影剤を使わずに脳などの血管や胆道系なども描出することができます。また最近では、上腹部も撮像の高速化により息止め撮像が可能になりました。


頭部MRangiography

MRCP(MR膵胆管撮影)



骨密度

骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査で、骨粗しょう症や代謝性骨疾患の診断に役立ちます。主に腰椎と股関節の2部位を撮影しています。



マンモグラフィー(乳房撮影検査)

マンモグラフィーとは、乳房専用のレントゲン検査を行う装置です。乳がんの初期症状である微細な石灰化や、セルフチェックではわかりにくい小さなしこりなどを検出することができ、症状のない初期の乳癌の発見などに役立っています。


マンモグラフィー画像(右)

マンモグラフィー画像(左)



X線透視検査

X線TVとも呼ばれ、リアルタイムでX線画像を動画のように観察することができます。
バリウムなどの造影剤を使用し、見えづらい体内の臓器の形態、機能などを観察したり、骨折を整復したり、主に消化器・泌尿器・整形系の検査を行っています。


主に造影剤を用いてリアルタイムで臓器を観察する胃透視やERCPの検査などを行っています。


胃透視画像

ERCP画像



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