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リハビリテーション課

このページの目次


【理念】

地域社会のニーズに対する最良の治療・サービスを模索し提供する

【概要】

急性期医療から在宅医療までを担う当院のリハビリテーションは、医師・看護師・医療相談員などの
包括的なチーム医療のもと、運動器疾患や内科疾患を中心に様々な疾患に対応しております。
「訪問看護ステーションけいあい」との連携を強化し、入院から在宅生活までシームレスな
リハビリテーションを提供できるよう努めています。必要に応じて退院前の患者さまと一緒にご自宅へ伺い、自宅での生活動作や家屋環境の評価(退院前家屋訪問調査)を積極的に行っております。

2024年度は整形外科医師の充足に伴い、下肢の人工膝関節全置換術や上肢・手指のリハビリテーション処方が増加しました。また、10月の地域包括医療病棟の開設に伴い、急性期のリハビリテーションに  より一層の力を入れています。


【施設基準】

・ 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
・ 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
・ 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
・ 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
・ 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)

【2024年度実績(一部)】


【勤務時間】



平日08:30~17:00(12:15~13:15休憩)
土曜日(第2・4)08:30~12:15
土曜日(第1・3・5)08:30~17:00(当番制)
日曜・祝日08:30~17:00(当番制)

【スタッフ】

理学療法士 : PT 10名
下肢の骨折・変形性関節症・脊椎疾患・神経疾患等による運動機能障害、肺炎・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・心不全などの内部障害、(外科手術後の)活動性低下による体力低下等の患者さまに対して、周術期リハや早期離床に重点を置き、合併症の予防ならびに早期のADL(日常生活動作)回復を図っています。

作業療法士 : OT 5名
作業活動を通じて心身機能の回復を図ります。退院後の生活を想定したトイレ動作や入浴動作などのADL動作、洗濯や調理などのIADL(手段的日常生活動作)の再獲得を図り、その方らしい生活に    戻れるよう手伝いをしていきます。また、患者さま一人一人の想いを汲み取りながらアクティビティの選択を行うことで離床やデイサービスの導入につなげ、自宅での役割の獲得を図ることでより良いQOL(生活の質)を目指しています。

<専門・認定療法士>

代謝認定理学療法士      
介護予防推進リーダー         
地域ケア会議推進リーダー        
3学会合同呼吸療法認定士         
介護支援専門員             
静岡県地域リハビリテーション推進員
糖尿病療養指導士         
AHA BLSインストラクター     
AHA BLSプロバイダー         
骨粗鬆症マネージャー  


【地域包括医療病棟でのリハビリテーション】

2024年度の診療報酬改定で新設された地域包括医療病棟とは、これまで高度急性期病院や急性期病床が対応してきた軽症・中等症の高齢者救急の受け皿になり、リハビリテーションや栄養管理、入退院支援などを包括的に提供し、在宅復帰につなげる機能を有する病棟です。
ADL維持・向上と早期の在宅復帰が求められており、当院では理学療法士・作業療法士の2名を病棟専従療法士として配置し、入院初期からのリハビリテーションを実施しています。
また、土日祝日もリハビリテーションを提供し、より早期からの呼吸ケアや離床・廃用症候群予防などに務めています。

【地域包括ケア病棟でのリハビリテーション】

2016年より地域包括ケア病棟が開設され、入院から退院まで継続したリハビリテーションを提供して
います。地域包括ケア病棟においては専従療法士を中心に多職種連携を重要視しながら退院支援を
行っております。通常のリハビリテーション訓練に加えて病棟でのトイレ動作訓練や入浴評価を
積極的に実施しています。
専従療法士は病棟看護師との連携を密に行い、専従療法士の評価に基づいて看護師・看護助手と
介助方法や環境設定を共有することで病棟ADLの改善を通して退院支援を円滑に進められるよう
チームとして取り組んでいます。また地域包括ケア病棟内で実施しているデイサービスにも参加する
こともあります。
自宅退院にむけて必要に応じて退院前家屋訪問調査も積極的に行い、患者さまが安心して安全に
在宅生活に戻ることができるよう活動しています。
レスパイト目的入院の患者さまには在宅で利用されているサービスの内容や頻度に応じて、
専従療法士がリハビリテーションサービスを提供しています。

【訪問看護ステーションとの連携】

2020年8月より訪問看護ステーションけいあい(PT3名OT1名在籍)が聖隷富士病院内に移転し、
患者さまのスムーズな入退院支援体制が強化されました。
それに先立ち2020年6月より当院の理学療法士が訪問看護(リハビリ)に関わるようになりました。
これまでの入院~退院までの関わりから、入院~退院~在宅生活まで連続したサービス提供が可能に
なっており、実際の生活の場面に沿った長いステージのリハビリテーションを実施しています。
質の高いサービスを提供できるよう、カンファレンスや情報共有を定期的に実施しています。

【教育体制】

聖隷福祉事業団リハビリテーション部門キャリアラダーに沿った研修体制に参加しており、個々の経験年数や状況に応じた達成レベルと行動目標、役割を明確にしたうえで働くことができます。
研修を通して聖隷福祉事業団の他施設のスタッフと交流し刺激を受けることで切磋琢磨して成長できる環境になっています。
新入職者の教育はプリセプター制度を導入しており、担当者を中心に教育プログラムを使用しながら症例を通じたOJTによる指導を行っています。加えて定期的な勉強会では症例報告やBLS、感染防護、最新のトピックスなど様々なテーマの内容を学ぶことができます。


『リハビリ課の日常』



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