外科
主たる疾患
- 食道・胃・十二指腸、小腸、大腸などの消化管疾患(癌、潰瘍、出血、腸閉塞など)
- 肝臓、膵臓、胆嚢などの消化器疾患、(結石、癌、炎症など)
- 腎不全患者の外科治療(腎移植シャントトラブル二次性副甲状腺機能亢進症を含む)
特色
早期癌に対しては内視鏡治療や内視鏡手術を導入して 必要十分な治療を目指します。 進行癌に対しては手術と化学療法、放射線治療を駆使した集学的治療を行います。 また、増加する超高齢者腎不全患者の外科治療も積極的に行います。シャントトラブルや各種合併症の治療を迅速に対応します。
主たる検査・治療
1. 内視鏡治療
消化管疾患に対しては適切な診断のもとで内視鏡的粘膜切除術や内視鏡的粘膜下層剥離術、止血術を行います。また、消化器癌に対しては適応を熟慮したうえで腹腔鏡下手術にも積極的に取り組んでおります。
2. 胆肝膵外科
マルチスライスCT、MRI、エコーなどの機器を駆使し的確な診断のもと、安全かつ高度な手術や化学療法を実践します。癌、胆石症、膵炎など種々の疾患に対応します。
3. 腎不全外科
末期腎不全の根治療法として腎移植を行った方に対して、移植専門医が移植術後の継続的なフォローを行っています。また、腎不全患者の合併症に対しても幅広く迅速に対応しております。
4. 消化器癌に対する集学的治療
安全で的確な手術と共に抗腫瘍薬などの治療プロトコールを適切に設定することによりハイレベルな癌集学的治療を実現していきます。
5. 大腸肛門病外科
肛門疾患治療や・大腸癌・炎症性腸疾患などの診断・治療を提供します。尚、痔核の療法では「四段階注射法(ジオン注)」 も実施しています。(※金曜外来のみ)
ただし、痔疾患に関しては、先に重篤な患者さまがおられる場合には、ご希望の日程での治療が出来ない場合があります。また、症例によっては他院をご紹介させて頂くことがありますのでご了承ください。
ただし、痔疾患に関しては、先に重篤な患者さまがおられる場合には、ご希望の日程での治療が出来ない場合があります。また、症例によっては他院をご紹介させて頂くことがありますのでご了承ください。
6. 腹部救急への対応
消化管穿孔や急性虫垂炎などによる汎発性腹膜炎、ヘルニア嵌頓、腸閉塞、胆石の嵌頓など緊急に手術・処置を要する症例も積極的に取り組みます。
7. 胆石外来
胆石の症状でお悩みの方、症状はなくても今後具合が悪くなるのではないかと心配な方のご相談にのります。
8. ヘルニア外来(成人)
成人のそけいヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアを対象とした外来です。
臨床研究
臨床研究「ヒト難治性消化器癌(肝胆膵領域)の免疫調整機構とその予後の解析」
外科では当院倫理委員会承認のもと、臨床研究「ヒト難治性消化器癌(肝胆膵領域)の免疫調整機構とその予後の解析」を開始致しました。