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~病院ブログ~


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2014年9月

患者体験!看護助手対象の医療安全研修

厳しかった夏の日差しも、秋風とともに和らいできました。
そんな中、「看護チームの一員として、安全な医療を提供する為の知識・技術を習得する」というねらいのもと、看護助手対象の医療安全研修を行いました。今回は、患者の安全を守るための器具の正しい使い方・注意点を確認する、身体拘束を体験する、という内容でした。
2時間という限られた時間ではありましたが、普段患者さんに使用しているセンサーマット類の使用方法を確認したり、抑制用ミトン・車椅子ベルト・転落防止帯などを実際に装着してみたりと、演習・体験を中心に行いました。受講者の看護助手の方からは、器具の使用方法の学びは勿論、「身体の不自由さ、屈辱感など実感した」、「患者さんの気持ちを少しでも理解し適切な看護の手助けとなるように心がけたい」、「実際に体験でき患者さんの気持ちが少しわかったような気がした」といった感想が聞かれ、患者さんの気持ちの理解が進む貴重な体験となったようです。
看護師と看護助手は一番身近なチームです。今回の研修の学びを活かして、患者さんの安全を守るために協力していきたいと思います。

2014年9月10日 看護部 H

聖隷ナーシングセミナー開催

8月23・24日に聖隷ナーシングセミナーを開催しました。
夏休み期間中にも関わらず、2日間で延38名と多くの方にご参加いただきました。
実習や授業の振り返り、まとめや準備で忙しい貴重な夏休みに、ご参加いただき本当にありがとうございました。

今回は、呼吸器関連と周術期についてのセミナーを開催しました。

内容は、1日目は呼吸器の整理と呼吸器疾患、呼吸器疾患看護とフィジカルアセスメントついて、当院呼吸器外科医と認定看護師、臨床工学技士が講義を行いました。また、実際に簡易式の肺活量測定や在宅呼吸器の装着などを体験していただき、より呼吸器に関する理解を深めていただけたのではないでしょうか。最後の時間は、腹臥位(うつ伏せ)療法の解説とデモンストレーションがあり学生さん達も興味津々に見入っていました。

また、1日目の夜には懇親会を行い、職場で働いている先輩職員達も参加して職場紹介や国家試験対策などについて情報が提供され和やかな食事会となりました。

2日目は周術期における管理と看護について、外科医師と専門看護師が講義を行いました。
ここでも、実際に酸素飽和度測定を各自の指で測定したり、2人組になってガウンテクニックや清潔手袋装着の体験していただきました。

いつもの授業と違って体を使う演習をところどころ組み入れたり、解剖・生理学と疾患・病態、検査、看護と関連付けて患者さんを取り巻いている状況をマルっと理解できるように講師陣たちは内容を組み立ててきました。
参加された方々、いかがだったでしょうか?

今後も継続的に開催を計画しています。
当院の医師、看護師がわかりやすく解説しますので興味のある方、ご参加お待ちしています。

2014年9月4日 看護部 Y

うかつあやまり

電車の中など混み合った場所で他人の足を踏んでしまったら、みなさん謝りますよね。
日本古来のマナーである「江戸しぐさ」では、踏んだ方のみならず踏まれた方も謝る、というものがあります。「自分がうかうかしていたから足を踏まれた」という、うかつさを謝るという意味があったと言います。

今日は、クラーク・医療秘書接遇研修に参加しました。厚労省の調査によると、患者さんが病院に求めるものとして、「医師以外の病院スタッフの対応」が半数近くを占めているそうです。私達スタッフが、うかつあやまりのような、お互いを思いやる接遇で、病院の場でのトラブルを減らし、患者さんに選ばれる病院になれるように、心がけていきたいと感じた研修でした。

2014年9月5日 看護部 T

チーム医療研修がありました。

8月21日(木)に行われた新人フォローアップ研修は「チーム医療研修」でした。
院内には様々な職種のスタッフが働いています。しかし、院内には多くの患者さんがいらっしゃるため、実際には目の前の患者さんと関わらせて頂くだけで1日が終わってしまうというのが実際のところです。
患者さんは通院や入院をとおして医師、看護師、薬剤師、救命士、検査技師、放射線技師、栄養士など様々な職種のスタッフと関わることと思います。患者さんが安全な環境の中で安心して治療が受けられるようにするにはどうしたらよいか。今回の研修では、他職種の業務の実際を知り、私たちの業務とどのように繋げ連携を図っていくべきかを考える貴重な機会となりました。
具体的には薬剤課、リハビリテーション、栄養課、検査課、放射線課へと足を運び、普段は見ることの出来ない業務内容、それぞれのスタッフが患者さんの安全を維持するために注意していること、患者さんに対してどのようなサポート体制をとっているのかなどを学びました。それぞれ行っている業務内容は異なりますが、これらが統合されることで患者さんへの安全な医療提供ができるということを知りました。
今回の研修をとおして関わる全てのスタッフが、1人1人の患者さんと同じ目線に立ち、患者さんにとっての最善の利益を考えながらチーム連携を図ることが大切なのだと改めて感じることができました。貴重な研修体験を生かして、医療安全を守るためにも他職種との連携を大切に日々精進していきたいです。

2014年9月1日 看護部 H

聖隷リハビリテーション研究会に参加しました。

去る8月24日に第6回聖隷リハビリテーション研究会が浜松市内で行われました。
これは聖隷福祉事業団の病院や施設、在宅福祉部などのリハビリテーション部門に属するスタッフが勢揃いして研究発表・講演会・検討会などを行う、リハビリテーションスタッフにとっては年に一度の大きなイベントです。
今年は当院の若手スタッフも研究発表をしました。
「非常に緊張しましたが、得るものも多く、発表してよかったです。準備は大変でしたが、自分自身のことを振り返るいい機会にもなりましたし、さらに良いリハビリテーションを提供できるよう努力していきたいと思います。また機会があれば積極的に参加していきたいと思います。」
とコメントしてくれました。大変貴重な経験になったようです。
今後のさらなる活躍にご期待ください!

2014年9月1日 医療技術部 W

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