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臨床工学室

このページの目次


室長挨拶

私たち臨床工学室は病院理念及び下記の職場理念・使命のもと他職種と連携し、より良い医療を提供するチーム一員として日々の業務に取り組んでいます。
3名という少人数の職場ですが、医療機器を担当する者として様々な場所で活躍しています。

職場の概要

医療の進歩とともに、使用される機器(医療機器)は種類が増えて機能も複雑になっています。そこで、医学と工学の知識を併せ持った医療機器の専門職として臨床工学技士が誕生しました。現場で「臨床工学技士」と呼ばれることは少なく、Clinical Engineerの略で「CE」と呼ばれています。
主な業務は医療機器の保守・管理であり、医師の指示のもと医療機器の操作や検査・治療介助も実施しています。
現在(2024年2月)は3名の臨床工学技士(以下CE)が在籍しています。

職場理念

医療機器の専門職として安全で安心な医療の提供を行う。

【臨床工学室の使命】
1. 医療人(社会人)としての倫理観を持つ
2. 最先端の医療を探求し、最善の医療を提供する
3. 医療機器の安全性の確保に努める
4. 利用者のニーズを予測し、利益・満足度の向上を目指す

資格取得状況(2024年2月)

消化器内視鏡技師1名

業務紹介

医療機器管理業務

病院では多種多様な医療機器が使用されています。それらの機器が安全・安心に使用できるよう使用前後や使用中の点検、その他定期的な点検を実施しています。
また、多くの部署で使用する機器は臨床工学室が一括管理する「中央管理」方式となっています。使用するときは臨床工学室から機器を借りて使用後は返却するというもので、点検漏れ防止や機器台数の適正化など様々なメリットがあります。


機器管理棚(一部)

点検機器を使った精度点検の様子


人工呼吸器業務

人工呼吸器の使用前点検

人工呼吸器は呼吸を補助・代替する医療機器です。気管にチューブを挿入して肺に空気を送るものや、マスクから空気を送って呼吸を助けるものなど、病態によって変わります。
CEは、人工呼吸器使用開始時のマスク装着や毎日の点検を主に行っています。また、人工呼吸器の設定について医師に相談して設定変更の指示をもらうこともあります。


手術室業務

手術室には麻酔器や電気メスなど様々な機器を使用しますが、機器トラブルが発生した場合は迅速に対処できないと手術に影響する可能性があります。そのため、可能な限りCEを手術室に1名配置して機器のセッティングや点検、トラブル対応を行っています。
また、2021年より特定の研修を修了したCEは医師の代わりに内視鏡手術用のスコープ持ち(スコープオペレータ業務)を行うことができるようになりました。当院でも2023年より実施しており、医師の負担軽減・働き方改革に貢献しています。


麻酔器の準備中

清潔野に入るための手洗い


内視鏡室業務

内視鏡室では、胃カメラや大腸カメラのセッティングや点検・洗浄のほか検査介助も行っています。
手術室と同じく機器トラブルに迅速な対応が求められるため、常にCEを1名配置しています。
2024年2月現在,消化器内視鏡技師の資格取得者が1名在籍しています。


胃カメラのセッティング中


置医療機器に関する院内研修

医療機器を使用するスタッフが機器を理解し、正しく使用できようにすることもCEの重要な仕事です。
機器の使用方法・注意点などの説明や、実際に機器を操作して理解を深めてもらいます。
初めて使用する機器はもちろんのこと、定期的な院内研修も開催しており安心・安全な医療の提供に努めています


人工呼吸器の院内研修


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