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PET検査



PET検査とは

PETは陽電子放出断層撮影(Positron Emission Tomography)の略です。
従来のCT・MRIはがんの形や大きさを調べる検査です。これに対し、PET検査はがんなど体の中でより活発に活動している細胞を画像としてあらわす検査です。特定のがんであれば5~10mm程度のものでも発見することが可能です。
原発巣や転移検索のための全身検査、放射線治療・化学療法の効果判定、治療後の転移・再発のフォローアップ検査などを目的に検査を行います。

特徴

早期発見 従来のCT・MRIなどで判断できないようながん(5~10mm程度)でも見つけられる場合があります。
全身検査 全身を一度の検査で見ることができます。
身体への負担が少ない 注射をした後は、寝ているだけの検査です。
正確な診断 他の検査や画像診断により、病期診断、転移、再発の診断が確定できない場合に有効です。

検査のしくみ

体の細胞はブドウ糖をエネルギーとして活動しています。特に、がん細胞は正常細胞に比べ3~8倍のブドウ糖が必要なことが分かっています。この性質を利用したのがPETです。
具体的には、ブドウ糖に微量の放射性同位元素を付着させた薬剤(FDG)を注射して体を撮影します。FDGが多く集まり多くの放射線が検出されたところががん細胞だとわかります。
なお、FDGは検査終了後に腎臓から尿として排出されます。

装置について

当院には、PET装置とマルチスライスCT装置の療法が組み込まれているPET-CT装置を2台備えています。
PET-CTは、PETとCTの良い点を融合させたがん検査方法です。 PETは、がんなど体の中で、活発に活動している部位を表示します。一方、CTは体の解剖画像を提示します。PET-CTではこれらの情報を融合することで、がんをより正確に診断できます。

検査の流れ

※受付から帰宅まで、概ね2時間30分から3時間かかります。

  1. 検査前5時間は絶食してください。
    ※検査内容により絶食時間が異なりますので、依頼医へご確認ください。
  2. 検査着に着替えていただきます。
  3. 検査に必要な問診をさせていただきます。
  4. 血糖値を測定し、薬剤(FDG)を静脈から投与します。
  5. 薬剤が全身に分布されるまで、1時間程度安静にしていただきます。
  6. 撮影時間は20分程度です。検査中は仰向けで動かずに寝ていただきます。
  7. 検査終了後、30分程度回復室で休んでいただきます。
  8. 着替えがお済みになったら、帰宅いただけます。
※検査結果は後日診察時にお知らせします。

検査における注意事項

  • 検査前日より激しい運動やマッサージなど、筋肉を刺激することは避けてください。
  • 検査前日よりアルコールの摂取はできるだけ避けてください。
  • 検査により時間が異なりますが、検査前最低5時間の絶食が必要です。
    絶食時間は依頼医へご確認ください。なお糖分の入っていないお茶や水の摂取は可能です。
  • PET検査は血糖値に影響されます。検査薬投与時に血糖値を測定し、150㎎/dlを超える場合は正確な画像が得られないため中止する場合があります。
  • 検査開始までの間は脱水を避けるため、可能な範囲で多くの水・お茶を摂るよう心掛けてください。
  • 排泄などを含め、2時間お一人で過ごせる方が対象です。
    患者さんの状態により付き添いをお願いすることもありますのでご了承ください。
糖尿病の方

  • インスリンなどの糖尿病注射薬を使用している方は、原則午前中の検査となります。検査当日は朝食を摂らずに、インスリンなどの注射もしないでください。
  • 血糖降下剤を内服している方は、検査開始の5時間前から内服を中止してください。
  • その他ご不明な点がある場合は、依頼医にご相談ください。
女性の方

  • 妊娠中の方、または疑いのある方についてはPET検査を受けることはできません。
  • 生理中または授乳中の方はなるべく時期をずらしての予約をお勧めします。

検査の予約

当院へのお申し込み

検査予約は、医療機関(かかりつけ医)を通じてのみ受け付けます。

PET健診のお申し込み

聖隷健康診断センター
受付時間:月~金曜日 9時00分~16時30分(土曜日 9時00分~12時00分)
     ※祝日を除く
ご連絡先:電話 0120-938-375 (携帯・PHSでも利用いただけます)

検査の費用

保険適用疾患について

国内でPET検査の保険適用として認められているのは下記のとおりです。
下記の疾患及び要件を満たしていれば保険が適用されます。
てんかん 難治性部分てんかんで外科的切除が必要とされる患者に使用する
心疾患
  • 虚血性心疾患による心不全患者における心筋組織のバイアビリティ診断(他の検査で判断つかない場合に限る)
  • 心サルコイドーシスの診断(心臓以外で類上皮細胞肉芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、かつ心臓病変を疑う心電図または心エコー所見を認める場合に限る)
  • 心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者に使用する(心臓サルコイドーシスの確定診断が必要)
悪性腫瘍(早期胃がんを除き、悪性リンパ腫を含む) 他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者に使用する
*病気の進行度合い
血管炎 高安動脈炎等の大型血管炎において、他の検査で病変の局在、または活動性の判断のつかない患者に使用する

当院の費用

(保険自己負担については、2020年4月現在)
自己負担金額 自己負担割合 備 考
保険診療の場合 約10,000円
約20,000円
約30,000円
1割
2割
3割
検査当日、病院の支払窓口にてお支払いいただきます
自由診療の場合 156,370円(税込) 10割
自由診療に関しては、聖隷健康診断センターでのPET健診をお勧めします。

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