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X線TV透視検査



X線テレビ透視検査とは

TV装置では、X線の画像を即時に動画のように観察(透視)することができるので、各診療科のさまざまな検査が行われます。
特に造影剤という薬品を使って、通常のX線写真では写らない臓器の位置や形などを確認します。有名なものでは、胃部透視検査や注腸検査があります。
当院では、4台のTV装置が稼動しています。

消化管に対する検査

胃部透視X線検査

胃透視の写真

食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
発泡剤(炭酸ガス)と造影剤(バリウム)を飲み、体を寝台の上でグルグルと回転して胃の壁全体にバリウムを付着させた後、いろいろな方向から撮影を行っていきます。

注腸検査

大腸のバリウム検査です。大腸の形や壁の様子を観察します。
肛門からバリウムと空気を注入します。胃のバリウム検査と同様にグルグルと回転してバリウムを付着させ、大腸をさまざまな角度から撮影します。
空気を入れるため少しお腹が張る感じがありますが、痛みがあればすぐにお申し出ください。

内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP)/内視鏡的乳頭切開術(EST)

この検査は、X線透視と内視鏡を併用して行う検査・治療です。
内視鏡を使って膵管・胆管の出口にある十二指腸のファーター乳頭にチューブを挿入し、そこへ造影剤を注入して膵管・胆管・胆のうの形や大きさ、胆石の有無を確認します。もし胆石があった場合、そのまま除去治療を行うこともあります。

嚥下造影

嚥下障害のある患者さんに対する検査です。
バリウムを混ぜたゼリーや寒天などを召し上がっていただき、その様子をX線透視で咀嚼・嚥下器官の働き、飲食物の通過や誤嚥(食物が気管に入ってしまう)の有無を確認します。
リハビリテーション科医師や言語療法士が効果的なリハビリ計画の立案や食事の摂り方のについて助言するために行います。
ご家族にも検査室に一緒に入っていただき、検査を実際に見学していただくことも可能ですのでご相談ください。

脊髄造影(ミエログラフィ)

脊髄(首や腰など)に造影剤を注入して、いろいろな角度から脊髄を撮影する検査です。頸椎や腰椎の椎間板ヘルニアによる神経の圧迫の状況を把握するために行います。
通常、CT検査と併用して行われます。

子宮卵管造影(ヒステログラフィ)

経腟的に造影剤を注入して子宮の形や卵管の通過障害の有無を確認する検査です。
不妊診断、治療における重要な検査です。

造影剤ってなに?


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