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4月 聖隷浜松病院60周年の軌跡


【特集】聖隷浜松病院 60年の軌跡

おかげさまで開設60周年を迎えました
聖隷浜松病院は1962年に8つの診療科、114病床、職員50名でスタートし、60年の時を経た現在、75の診療科、750病床、職員2,200名の地域中核病院に成長しました。ことに最近20年は、日本の医療形態が病院完結型から地域完結型に変わったことに合わせて、救急医療や周産期医療の充実、地域の医療機関が役割分担をしながら治療にあたる“病診連携”の仕組みづくりを展開してきました。また、「医療の質と安全」を追求して2012年には医療の国際基準Joint Commission International ,JCI)の認証を受けました。
この病診連携と国際基準JCIについて、これまでの取り組みをご紹介します。

住み慣れた地域での生活を支える 「地域完結型医療」への転換

地域完結型医療とは、一人の患者さんの医療を一つの病院だけで行うのではなく、地域の異なる医療機関がそれぞれの役割分担をしながら共同で良質な医療を提供するという概念です。当院は民間病院で全国2番目に開放型病院の認可を受け、1997年から浜松医師会(現 浜松市医師会)及び近隣の6医師会と開放型病床利用契約を締結し、医師会の先生による当院の医療機器の利用や共同診療体制(二人主治医制)を整えました。2004年には地域の医療機関を支援する役割を担う「地域医療支援病院」に承認され、患者紹介・退院支援・各種相談窓口を集した、「地域連携サービスセンター(現 患者支援センター)」を設置しました。
1997 開放型病院の認可
2001 ICU・HCU病棟、救急外来を備えた救急センター開設
2004 地域医療支援病院に承認
2005 地域がん診療拠点病院の指定
2010 地域連携サービス部門の設置/救命救急センターの指定
2011 院内助産システムの開始
2015 第4期工事(C棟)完了/患者支援センターの開設
2018 災害拠点病院の指定

国際基準の安全で質の高い医療

JCIは、世界中の病院を対象に認定審査を実施している非営利団体で、国際基準に合った医療の安全と質を備えているかどうかを審査します。当院は2012年、国内で5番目にJCI認証を取得しました。(2021年 4度目の認証取得)良質な医療を安全に提供することは病院にとってなにより重要な使命です。JCI認証によって担保された医療の安全と質を継続して地域のみなさまに提供してまいります。

詳しくは、こちらをご覧ください。
JCI(国際的医療機能評価機関)認証取得病院
2012 JCI、初の認証
2015 JCI、2回目の認証
2017 ジャパンインターナショナルホスピタルズ(JIH)の推奨病院に認証
2018 JCI、3回目の認証
2019 Newsweek誌による「World's Best Hospitals 2019」トップ100に選出
2021 JCI、4回目の認証

今後に向けて

60年の歴史の中で幾多の困難を乗り越えて今があるのは、地域のみなさまの温かいご支援と先人たちの努力のたまものです。今後は環境問題や人口問題など私たちを取り巻く環境はさらに厳しくなるでしょう。そうした中でもデジタル技術の活用など最新技術と知識で、当院の理念「わたしたちは利用してくださる方ひとりひとりのために最善を尽くすことに誇りをもつ」を守り、地域の医療を担う新たな時を刻んでまいります。
広報委員会

2022年4月号(冊子)

  • 表紙・特集
    聖隷浜松病院 60年の軌跡
  • 新任医師

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