2月 がんに克つ!34 AYA世代がん/循環器センター
【特集】がんに克つ!34 AYA世代がん
AYA世代がんってなに?
AYAはAdolescentand Young Adult(思春期から若年成人)の頭文字をとったもので、AYA世代は一般的に15~39歳の若者のことです。日本では毎年AYA世代のうち、約2万人ががんと診断されており、当院では2024年に100人以上のAYA世代がんの治療を行いました。AYA世代はこころとからだが発達・成長する時期で、他者との違い・自分らしさを認識し、社会とのつながりをもって他者との関係を築いていきます。学業、就職、結婚、妊娠、育児など変化が大きい世代であり、がんになるとこれらが制限されたり、見た目の変化、金銭面など非常に多岐にわたる心配事がでてきます。
小児・AYA世代で罹患率が高いがん種(全がんに占める割合)
多職種でサポートします
他の世代に比べて患者が少ないこともあり、診療体制や心理社会的支援が十分に整っていないことが問題となっています。当院では医師、看護師、心理士、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、理学療法士などがAYA支援チームとしてAYA世代がん患者特有のさまざまな悩みに個別に対応
する支援体制をとっています。AYA世代がん患者は心配事があっても、それを表出しにくいという特徴があります。多職種で関わることで相談しやすいスタッフに声をかけていただき、少しでも安心して治療に臨んでほしいと願っています。
する支援体制をとっています。AYA世代がん患者は心配事があっても、それを表出しにくいという特徴があります。多職種で関わることで相談しやすいスタッフに声をかけていただき、少しでも安心して治療に臨んでほしいと願っています。
がんになっても子どもがほしいと願う方へ
化学療法や放射線治療を行うことで卵巣や精巣の機能が低下・喪失してしまう可能性があります。女性では卵子、受精卵または卵巣組織を、男性では精子をがん治療の前に凍結保存することで、将来子どもをつくる可能性を残すことができます。生殖機能の温存についてお知りになりたい方は、主治医に相談していただければ当院のリプロダクションセンターで詳しく説明いたします。なお、それでも妊娠・出産が叶わないこともあります。そのような場合は、特別養子縁組・里親制度によって新しい家族を持つという選択肢もあります。さまざまな可能性があるため、家族の在り方について、患者さんと一緒に考えてみたいと思っています。
文責:がん診療支援センター 小児・AYA世代ワーキンググループ長 小林 光紗
文責:がん診療支援センター 小児・AYA世代ワーキンググループ長 小林 光紗
【診療科・センター紹介】循環器センター
日本では心疾患(心臓の病気)が死因の第2位で、およそ全死亡の約15%前後を占めています(厚生労働省人口動態統計)。
心筋梗塞は心疾患の代表的な原因のひとつで、心臓の筋肉(心筋)に血液を送る冠動脈が血栓などで急に詰まり、心筋が壊死する病気です。怖い病気ではありますが、長年にわたる医療・生活習慣の改善により、発症・死亡のリスクは減少傾向にあります。
心筋梗塞は心疾患の代表的な原因のひとつで、心臓の筋肉(心筋)に血液を送る冠動脈が血栓などで急に詰まり、心筋が壊死する病気です。怖い病気ではありますが、長年にわたる医療・生活習慣の改善により、発症・死亡のリスクは減少傾向にあります。
予防は?
治療は「一分一秒を争う」ことが最大のポイントです。胸の強い痛み、冷や汗、息苦しさなどの症状がでたときは、我慢せずにすぐ救急要請をすること̶これは命を守るために最も重要です。カテーテル治療の進歩によって、詰まった血管を早期に再開通させ、心筋のダメージを最小限に抑えることができます。さらに発作後は、再発予防のための薬物療法・生活習慣の見直し・定期的な医療チェックが欠かせません。
3月7日(土)に開催する市民公開講座では、専門の医師がわかりやすく解説します。ぜひお越しください。
文責:循環器科 部長 杉浦 亮
3月7日(土)に開催する市民公開講座では、専門の医師がわかりやすく解説します。ぜひお越しください。
文責:循環器科 部長 杉浦 亮
市民公開講座 みんなで健康ゼミ

3月7日(土)に開催する市民公開講座「みんなで健康ゼミ」のテーマは「知って安心!心筋梗塞の予防と治療」です。専門の医師らが心筋梗塞の症状や予防、治療について解説します。
ぜひお越しください。
会場にお越しいただくほか、お手持ちのスマートフォンやパソコンを使ってご自宅等から視聴(ライブ配信・見逃し配信)いただけます。
ぜひお越しください。
会場にお越しいただくほか、お手持ちのスマートフォンやパソコンを使ってご自宅等から視聴(ライブ配信・見逃し配信)いただけます。
2026年2月号(冊子)

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