3月 あなたはCOPD(慢性閉塞性肺疾患) かもしれません/呼吸器内科/呼吸器疾患看護認定看護師
あなたはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)かもしれません
タバコを吸っている方、以前タバコを吸っていた方がかかる代表的な病気がCOPDです。初めのうちは症状がなかったり、咳や痰が少しあったりする程度ですが、だんだんと息が切れるようになります。早めの診断と禁煙・治療を開始すれば、健康寿命を伸ばすことができます。

COPDを疑う特徴

40歳以上で喫煙歴のある方、痰の絡んだ咳や階段で息が切れる方はCOPDかもしれません。苦しくなるからと、階段を昇らないようにしていませんか(避けていませんか)?タバコ2箱(40本)を30年間吸っていた方のうち、3人に2人がCOPDを発症するといわれています。
COPDの診断
呼吸機能検査で、息の吐き出しにくさを調べます。気管支が炎症を起こしてむくんだり、痰で空気の通り道が狭くなったりする(閉塞する)と、息を吐き出しにくい(気流制限)状態になります。
COPDにみられる症状
呼吸困難(息切れ)、慢性の咳・痰、喘鳴(呼吸の時に、ヒューヒュー、ゼーゼー音がすること)、体重減少、食欲不振など。
COPDの治療
予防が一番で、まず禁煙/受動喫煙を避けることからです。気管支拡張薬を定期的に吸入したり、呼吸リハビリテーションを行うことで、変わらない日常生活と体力の維持を目指します。

日本呼吸器学会では、COPDの死亡率を減少させる取り組みを行っています。息切れを「年のせいだから」と諦めないで、まずはかかりつけの先生に相談してみてください。あなたは、あなたの家族は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)ではありませんか?一緒にできることがあるかもしれませんので、気になる症状があれば早めに呼吸器専門医を受診してください。
文責:呼吸器内科 部長 橋本 大
文責:呼吸器内科 部長 橋本 大
【診療科・センター紹介】呼吸器内科

息長くして命長(いきながくしていのちながし)
「息長くして命長し」というのは、深くゆっくりとした呼吸は健康に良く、長生きにつながるという意味です。単なる呼吸法にとどまらず、物事への向き合い方(焦らず、穏やかに、ゆったりと生きること)が人生に影響するとも考えられます。
私たち呼吸器内科では、肺炎、気管支喘息、肺気腫/COPD、間質性肺炎、肺がん、呼吸不全などの患者さんの診療をしています。つまり、「息を長く吸うこと、息を長く吐くこと」ができなくなっている方々です。加齢に伴う病気や慢性的な経過であれば、元の生活に戻るのが難しいこともありますが、そのようなときも私たち呼吸器内科と一緒に病気と上手に付き合っていきましょう。また治せる病気は、ともにがんばって治しましょう。
文責:呼吸器内科 部長 橋本 大(写真前列左から2番目)
私たち呼吸器内科では、肺炎、気管支喘息、肺気腫/COPD、間質性肺炎、肺がん、呼吸不全などの患者さんの診療をしています。つまり、「息を長く吸うこと、息を長く吐くこと」ができなくなっている方々です。加齢に伴う病気や慢性的な経過であれば、元の生活に戻るのが難しいこともありますが、そのようなときも私たち呼吸器内科と一緒に病気と上手に付き合っていきましょう。また治せる病気は、ともにがんばって治しましょう。
文責:呼吸器内科 部長 橋本 大(写真前列左から2番目)
【診療を支えるスペシャリスト】呼吸器疾患看護認定看護師

呼吸器疾患看護認定看護師は、病状に応じた呼吸ケア(看護)をご提供することで患者さんの持つ力を引き出し、生活の質向上を図ることを目的に活動しています。慢性呼吸器疾患を患われている方は、長期的な自己管理が大切になりますが、自己管理は薬だけでなく、栄養、運動、酸素療法など多岐にわたります。在宅酸素療法が必要になった時には、日常生活にうまく酸素療法を取り入れられるように、ご本人とご家族の支援をして参ります。

また、厚生労働省が普及啓発している、もしもの時の備え「人生会議」については、医師と連携して取り組んでいます。患者さんが住み慣れた地域で安心して暮らしていただけるよう、努めて参ります。
文責:看護部 中村 麻友美(写真)
文責:看護部 中村 麻友美(写真)
2026年3月号(冊子)

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