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~病院ブログ~


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2016年1月

実録 メタボ戦記㉔

【私と体脂肪との500日間の戦い】
第24話 死闘!!糖質制限 (その4)

糖質制限食を始めて数ヶ月が経過していた。家族や多くの同僚たちはその食事内容を目の当たりにして、早々にギブアップするものと思っていたようであったが、自分としては全く苦にならず糖質制限を続けていた。いっけん猫のえさのように見えるツナ缶ランチも自分にとってはごちそうになり、いちいち食事内容を考える必要がない安定した定番メニューになっていた。さて気になるメタボ解消効果であるが、驚異的な効果を発揮していた。メタボを指摘された頃は身長177cm、体重84kg、体脂肪率28%、腹囲95cmと悲しいくらいの中年体型だった。運動だけでメタボ解消を目指していた時期は、体重74kg、体脂肪率22%、腹囲87cmになっていたが、ここからの改善はストップしてしまい、スランプに陥っていた(第19話参照)。糖質制限食を開始したところ、劇的に体型が変化していった。それも運動だけではほとんど変化のなかった腹部とあご周りの脂肪がどんどん減っていったのである。人それぞれ感じ方は違うと思うのだが、自分としては最も格好よくやせていったように感じた。数字的には体重68kg、体脂肪率18%、腹囲81cmとほぼ自分が大学生の時と同じ体型になっていた。ジム通いは以前と同様に続けており、体力や筋力が落ちた感覚は無かった。ランニングマシンで1時間10km走を週に2回ほど行い、筋トレ、ハウスダンス、水泳なども今まで通り行う事ができた。フルマラソンなど体力の限界に挑むような運動は無理のような気がするが、普通の生活、普通の運動などでは、いままでの食事をしているときと全く変わらなかった。日々の運動を十分におこなったうえで、糖質制限食を実行することがメタボ解消の切り札になると断言する。次回からなぜ糖質制限食でメタボが解消できるのかを解説していこうと思う。
(続く)

2016年1月29日 診療部U

実録 メタボ戦記㉓

【私と体脂肪との500日間の戦い】
第23話 死闘!!糖質制限 (その3)

さて、前回の食事内容で糖質制限を始めてみた。朝食、夕食の場面では家族全員が家長の食べる食事内容にかなりの違和感を持ったようだ。やはり主食抜きというメニューに違和感を持つ人たちが大多数であることを実感した。また昼食では驚愕のまなざしで見られることがほとんどであった。なんせツナ缶にドバッとマヨネーズをかけたものを二皿もたべているのである。そんな同僚がいたら自分でさえも驚くような気がする。変わった昼食をとる医師ランキングというものがあればおそらく全国のトップ10に入るのではないかと考えている。一度非常勤の女性の先生から”先生はマヨラーなんですね”と声を掛けられたこともあった。その先生に、自分はマヨネーズが好きなのではなく糖質制限を行っているのだと話し、糖質制限理論を15分ほど解説させてもらったが、ひょっとしたら迷惑だったかなと今は反省している。実際に糖質制限を行ってみて実感したことがいくつかある。一つは食事中や食後に満腹感を一切感じない事である。表現するのがやや難しいのだが、物理的に胃袋の中に食べた物が入っているという感覚があるにもかかわらず、精神的に食欲が満たされたという感じが非常に希薄なのである。おそらく主食のある食事を食べたときにみられる食後の急激な血糖上昇が、糖質制限食では発生しないため、満腹中枢を刺激することがないためであろう。満腹感を幸福感と思うような感性の持ち主には、ここら辺が難しいのかもしれないと思った。自分としては特に不満を感じることもなく、すんなりとクリアできた。それよりも驚くべきことは満腹感がないためか、空腹感というものをほとんど感じなくなったのである。以前は午前11時を過ぎた頃から空腹感を感じ始め、昼は何を食べようかソワソワし始めることが多かったが、その感覚が全く無くなったのだ。それは決して”どうせ昼はツナ缶だから”という投げやりなあきらめの気持ちになっているからではない。本当に空腹感を感じないのである。仕事が忙しくて食事をとることが大幅に遅れたり、昼食抜きになったとしてもイライラする感じが全く無くなったのである。これは午後3時過ぎのいわゆるおやつ時にもいえる。以前だったらちょっと甘い物でも食べようかという気分になっていたのが、全くそのような気分にならないのだ。今後詳しく解説する予定だが、糖質制限食では食後の血糖値の急激な上昇がなく、食後のインシュリン分泌量が非常に少ない。そのため食後しばらくしてからの血糖値が低下する現象も少なくなり空腹感を感じないものと思われる。優越感は劣等感の裏返しにあるというが如く、空腹感は満腹感の裏返しなのであろう。食欲だけに関してだが、何かその満腹感という支配から解脱し、悟りの境地に至ったような気分になったといえばわかっていただけるのであろうか。そんなわけで糖質制限食の導入はとても簡単に成功した。
(続く)

郷土料理を提供しました!(横手やきそば・チキン南蛮)

1/21の昼食は、各地の郷土料理をイメージして、普通食・軟菜食の方には秋田県横手市の「横手やきそば」、それ以外の方には宮崎県の「チキン南蛮」をアレンジしてみました。
2016年1月22日 医療技術O

看護研究Ⅱの発表会を終えました。

春ごろから取り組んできた看護研究Ⅱ。

「私のやりたい看護」を明確にする、というねらいの下、職場で受け持った症例を振り返ったり、新たな試みとして挑戦してみたり、初々しくも新鮮な視点でまとめられた7演題の発表がありました。みんな通りぬけてきた時期なのですが、その懐かしさ?と純粋さに、ベテラン看護師が目頭を熱くする場面も。

ここに辿り着くまでの困難や悩みも多くあり、眠れぬ日々もあったことでしょう。それでも乗り越えられたからこそ迎えられた日です。この機会に得られた“新しい自分”を自信に、日々の看護に勤しんでいただきたいと思います。発表、お疲れ様でした!

2016年1月19日 看護部T

「スチームコンベクションが新しくなりました」

スチームコンベクションとは、「焼く」「蒸す」などの加熱調理ができる多機能調理器です。
故障をして使用ができなかったスチームコンベクションが、新しいものに代りました。
使い方の説明を受け早速使用を始めています。
食事作りに欠かすことのできない機器が新しくなり、さらにおいしい料理をお出ししていきたいと思います。

2016年1月15日 医療技術O

『中庭の片隅に』

園芸のブログ、第7弾です。

中庭で園芸を始めて今年度で3年目となります。
11月下旬、患者様と中庭の鑑賞していた時意外な光景を発見!

昨年度に植え、枯れたと思い抜いてしまった‘イタリアンパセリ’それが中庭の片隅で小さく育っていました!
患者様から
「種が落ちて自然と生えてくるんだよ~」
「土が湿ってるから植え替えても育つよ」
とのことで、チンゲン菜とバジルの隣に植え替えてみました。
中庭では普段の生活とは違った楽しみや発見があり患者様にとっても気分転換となるひと時です。
これからもそんな場の提供ができるよう中庭の運営にも力を入れていきたいと思います!

では、次回のブログもお楽しみに!

2016年1月13日 医療技術部U

2015年度 中堅研修修了

6月の開講式から始まった今年度の中堅研修が、
先日無事に全行程を終えることができました。

職場における中堅職員としての立場の理解、目標による管理活動へのかかわり方、問題解決技法を用いてコミュニケーションの問題解決に向けた自身の行動指針を発表、リーダーシップや後輩指導の知識、病院経済の現状理解など、5回(6日間)にわたる演習や講義で学んだ研修でした。
院内の各職場から職場長の推薦を受けた15名の研修生の表情が、初回から比べると凛々しく頼もしくなったと感じました。
この半年の中で後輩指導に悩んだり考えたり学んだことを、職場・現場で活用し少しずつ自信がついて力になった表れだと思います。
「人は成長する」と改めて実感しました。
企画・運営担当としてこちらもしっかりと学ばせて頂きました。
お疲れ様でした。

2016年1月8日 研修委員会Y

メンバーシップ研修の2回目がありました。

今回のメンバーシップ研修では、チームのメンバーの一員として自分に何ができるのか、何をすべきなのかを学びました。前回の研修で宣言した内容をそれぞれが実行し、その実践報告を聞いた後、グループワークを通して、チームの中での自分の役割や働きを考えることができた研修でした。先入観に囚われて自分で思い込んでしまうことがあり、人の話を聴くことの難しさを実感しました。実際の現場では、まだまだ分からないことも多く、日々勉強!といった感じですが、できないこと・わからないことを前向きに学習し、できることを増やすことが今の自分には必要かと思いました。
今回の研修での学びである、聴くことを患者さんと話をする時にしっかり実施したいです。

2016年1月5日 看護部H

救急隊員を対象とした勉強会【救急フォーラム】を開催しました。

救急隊が患者さんを搬送するときの判断に役立てていただきたいと、12月17・18日の2日間、院内にて救急隊員を対象とした勉強会【救急フォーラム】を開催しました。

今回は救急科・山口医師、入江医師から「当院の当直体制の説明」や「外傷治療」に関する講演、また放射線診断科・新美医師による「心疾患に関する画像診断」の講演を行いました。
2日間で出席した救急隊員数は50名。
ほとんどの隊員が当直明けで参加している状態ですが、皆様2時間の間、真剣に講師の話に耳を傾けていらっしゃいました。

次回は 1月14・15日、
講師は心臓血管センター内科・芦田医師でテーマは「心電図解説」「搬送症例の振り返り」を予定しています。

2016年1月4日 事務部S

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