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~病院ブログ~


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2016年11月

病院食~秋の特別献立~

食欲の秋ですね。外はだいぶ寒くなり、温かい料理を食べたい季節になりました。
先日の病院の夕食では、秋の特別献立として、旬の秋鮭を使った「鮭ごはん」と里芋の「芋煮」を提供しました。
「鮭ごはん」は宮城県の郷土料理である“はらこ飯”をイメージした一品です。醤油やみりんを入れて炊いたごはんの上に、鮭とイクラをのせて提供しました。
「芋煮」は東北地方の郷土料理で、秋になると家族や友人達のグループが親睦を深めるために集まり、河原で石を積んでかまどを作り、里芋、牛肉、コンニャク、ネギなどを入れた野外鍋料理を楽しむものとされています。この集まりのことは芋煮会といい、芋煮会の本場である山形市では「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されています。
旬の食材を使った料理で、患者さまには秋を感じて頂けたのではないかと思います。
今後も患者さまに満足して頂ける食事提供を目指し、工夫をこらした献立を考えていきたいと思います。

2016年11月30日 医療技術部M

病院学会を開催しました! ~受賞者からの喜びの声②~

2016年11月5日に「第14回聖隷横浜病院 病院学会」を開催しました。
今年は診療部、看護部、医療技術部、事務部、訪問看護ステーション、隣接する介護付き有料老人ホーム:横浜エデンの園から合計12題が発表されました。多くの職員が聴講し、研究成果や業務改善などを学ぶ良い機会となりました。

学会終了後には最優秀賞、院長賞を発表!受賞者の「喜びの声」をぜひご覧ください!!

院長賞受賞者より
【発表演題:当院における摂食機能療法の導入について】
摂食・嚥下リハビリについての発表が院長賞を受賞したことはたいへんうれしく思います。
言語聴覚士がいない病院での立ち上げでしたので、4月頃はドキドキしながら働いていたことを思い出します。「嚥下チャート改訂」「摂食機能療法の流れ作成」などには事務の方々のご協力をいただきました。
嚥下造影検査(VF)ではいつも放射線課の方々が協力してくれます。嚥下外来が隔週木曜日から毎週1回評価できるように変えるには、耳鼻咽喉科医師と外来スタッフの協力が必要でした。
日々の臨床に毎日同じ質の嚥下調整食を提供してくれる栄養課、最前線で日々患者さんと向きあう病棟スタッフなどすべての職種が「患者さんのために」リハビリを支えてくれているのだと思います。今後は、院内の教育や啓発、地域への還元などの課題に取り組んでいきたいと考えています。皆様、よろしくお願い致します。

2016年11月25日 リハビリテーション室M

病院学会を開催しました! ~受賞者からの喜びの声①~

2016年11月5日に「第14回聖隷横浜病院 病院学会」を開催しました。
今年は診療部、看護部、医療技術部、事務部、訪問看護ステーション、隣接する介護付き有料老人ホーム:横浜エデンの園から合計12題が発表されました。多くの職員が聴講し、研究成果や業務改善などを学ぶ良い機会となりました。

学会終了後には最優秀賞、院長賞を発表!
受賞者の「喜びの声」をぜひご覧ください!!

最優秀賞受賞者より
【発表演題:リウマチ看護外来開設に向けて】
「リウマチ・膠原病内科外来」を1月から担当し、リウマチ看護外来に関しては、0(ゼロ)からの出発でした。面談を含めた受診の流れや業務の整理など、試行錯誤しながらチームで何とか現在の形にしてきました。これまでのチームでの頑張りが院内学会の発表を通して評価していただけたと思い、うれしいです。院内学会で発表することで、今までの経緯を振り返り、今後の方向性を見つめる良い機会を与えてもらったと思っています。見いだせた課題をひとつひとつ達成していくことで、受賞の期待に応えられるよう、チームで頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

2016年11月24日 外来K

敷地内に『薬物乱用防止キャンペーン ポスター』を設置しました!

昨今、テレビや新聞では大麻や覚せい剤、脱法ハーブなどの「危険ドラッグ」の薬物乱用のニュースが取り上げられています。聖隷横浜病院でも薬物乱用の防止に協力できないかと考え、社会貢献として薬物乱用防止キャンペーン実行委員会(横浜市/薬剤師会/横浜薬科大学)ならびに神奈川新聞社様にご協力いただき「薬物乱用防止キャンペーン」のポスターを敷地内に設置しました。

ご利用者さまをはじめ、地域の皆さまに「危険ドラッグ」などの薬物乱用の危険性を訴え、薬物乱用の無い社会実現に協力できればと考えています。当院へお越しの際にぜひご覧ください。

※設置期間:2016年11月~2017年10月頃まで(予定)
※敷地内の仮囲いに設置しています。(時期により設置場所を移転する場合もあります)

2016年11月14日 事務部M

【新連載 メタボゼミナール⑥】内臓脂肪は悪いやつなのか?

内臓脂肪の過剰な蓄積が生活習慣病の原因という話をしましたが、内臓脂肪は悪いやつなのでしょうか?内臓脂肪などは外科手術などで切除してしまったほうが良いのでしょうか?決してそんなことはありません。健康的な脂肪組織はとてもいいやつなのです。脂肪細胞はエネルギーを蓄えて、必要なときに供給する重要な働きを持っています。デスクトップパソコンは1秒間停電になっただけで電源が落ちてしまいますが、バッテリーのあるノートパソコンなら停電してもしばらく使えることをイメージすれば良いでしょう。脂肪組織はノートパソコンのバッテリーの役割を担っています。それだけではありません。脂肪細胞は様々なホルモンを分泌することがわかってきました。摂食行動のメカニズムは解明されており、脂肪細胞が分泌する“レプチン”は脳の視床下部(自律神経の司令塔)に作用して食欲をなくさせるようにします(いわゆる満腹中枢の刺激)。それと同時に交感神経に作用し、肝臓や筋肉に、より多くのエネルギーを消費するように指令をだします。正常な状態であれば、脂肪細胞の働きで、肥満を防止できるはずなのです。そのほか短時間的な反応として小腸からコレシストキニン、ペプチドYYという消化管ホルモンが同じ仕組みで満腹感を生み出すとされています。ちなみにレプチンの逆の作用を持つ物質は“グレリン”といい、主に胃から分泌されます。グレリンも視床下部に作用し、強力な食欲増進効果があります。また成長ホルモンの分泌促進、筋肉増強、体重増加を促します。胃切除をした人がやせてしまう原因はこの作用が原因みたいです。脂肪細胞はレプチンのほかにも“アディポネクチン”という血管壁に働いて動脈硬化を抑制したりインシュリンの効きを良くして糖の代謝を改善する、身体にとてもよい物質も分泌しています。
(続く)

2016年11月14日 診療部U

新人看護師 技術研修が終了しました!

4月に就職した新人看護師たちも、研修や日々の業務をこなして半年が経ちました。技術研修も10月でひと区切りとなったので、皆で“お疲れさん会”を開きました。久しぶりに会う同期と、仕事の話、研修の学び、休みの計画など、色々な話で盛り上がりました。もう皆さん、立派な“看護師”の顔をしてますよ。
まだまだ研修は続いていきますが、気分転換と新たなパワーを得られたひと時でした!

2016年11月14日 看護部 T

【新連載 メタボゼミナール⑤】メタボはなぜ良くないのか?

さて今回はメタボの語源であるメタボリックシンドロームについて解説してみましょう。本来は最初に行うべきだったのかもしれませんが、この話から始めると退屈になりがちなので、あえて後回しにしました。
メタボリックシンドロームの診断基準は2005年に策定され、特定健診が2008年にスタートしています。メタボリックシンドローム特定健診の目玉は、今まで洋服を買うときにしか行われていなかった腹囲測定を、健康状態の指標として採用したことです。なぜ腹囲なのでしょうか?なぜ体脂肪率ではないのでしょうか?それには明確な理由があります。日本国民の健康を害する一番の理由が内臓脂肪の過剰な蓄積にあると断定したからなのです。体脂肪は大きく内臓脂肪と皮下脂肪に分類されます。内臓脂肪は腹筋の内側の腹腔内に存在する脂肪組織です。皮下脂肪は文字通り全身の皮膚の下にある脂肪組織のことです。正確に内臓脂肪を測定しようとするとCT検査を行う必要があるのですが、健診でCTを行うと費用が莫大になってしまうため、腹囲で大まかに評価しましょうということになりました。内臓脂肪が過剰に蓄積するといわゆる動脈硬化を引き起こし最終的に大きな病気になってしまうので、最初の段階をなんとかしましょうというのがメタボ根絶の基本戦略です。決してやせているとカッコいいからという理由ではないのです。
(続く)

2016年11月7日 診療部U

看護助手研修PARTⅢ

秋色が日ごとに深まり、運動にも良い気候となりました。そのような中で、看護助手の方々の研修パートⅢがありました。
今回は、排泄介助の1つオムツの正しい選択方法と正しい装着方法についてと一次救命処置(BLS:Basic Life Support)について演習を交えて行いました。
オムツの単元では、まず自分自身でズボンの上から装着を体験しできるだけフィット感があって効果的で足の行動を制限しないポイントを体感しました。
一次救命処置では、モデル人形を倒れた患者さんと見立て、声掛け・人を呼ぶ・胸骨圧迫方法・AED(児童体外式除細動器)の使用方法など一連の動作として体験しました。
本日の研修単元は、重要な項目であることから毎年繰り返して行っています。
研修を終えた看護助手からは、「忘れかけた頃の研修で思い出せてよかった」、「日々の業務の中で基本がちょっと違っていたと気付いた」と繰り返し行われている研修の効果が聞かれました。
それぞれグループに分かれた半日の演習でしたが、どこもお互いに注意点や抜け易い個所などを明るく伝えあい、体も良く動かして、ずーーっとパワー全開の時間でした。

2016年11月7日 看護部Y

電子カルテ導入決定!

皆さんは、「電子カルテ」という言葉をご存知でしょうか?
当院では検査や処方せんなど、医師の指示をコンピュータで行うオーダリングシステムや、レントゲン画像を電子化して保管するシステムなど様々なシステムを利用しています。
医師の診療の記録はこれまで紙のカルテ(診療録)に記録してきましたが、来春よりカルテを電子化して記録、保管する「電子カルテ」システムを導入することになりました。

先日、電子カルテの導入プロジェクト開始に先立ち、「電子カルテ・キックオフミーティング」と題して、説明会が開催されました。担当者より導入に向けての基本方針や目的、スケジュール、どのようなことが出来るのか説明を受けました。病院長をはじめ各部署の役職者、その他にも多くの職員が参加し、電子カルテ導入への期待と関心の高さが伝わりました。

現在は紙カルテを使用しているため、診察受付後にカルテを用意してから診察室へ持っていき、診察ができるという流れです。カルテの電子化により、カルテを移動させる手間が省かれ、待ち時間の短縮が期待されます。またカルテを取り寄せないと患者さんの情報が分からないという不便さも解消されます。
患者さんへ安全で質の高い医療を提供できるよう、システムの整備を進めてまいります。

2016年11月2日 事務部M

最後の技術研修でした!

新人看護技術研修の10回シリーズが最終回となりました。午前中は、エンドオブライフ(終末期)や疼痛マネジメントについて講義をしていただいたり、エンドオブライフケアに関するグループディスカッションを行いました。大半の人がエンドオブライフとなる患者さんと関わっており、ジレンマや心残りを持っていることを知りました。私も実際にエンドオブライフケアで心残りとなることがありましたが、声に出して同期との間で話し合ってみると、モヤモヤしていたものがすっきりしました。今後もたくさん携わると思われるエンドオブライフケア。医療スタッフ全員でケアしていこうという気持ちになりました。
午後はコミュニケーションⅢの研修です。今回コミュニケーション研修は3回目であり、「聴く・訊く・伝える」を復習できました。また、新人全員で円になり、”活発なグループディスカッション”というテーマでグループディスカッションを2回行いました。1回目は挙手して発言することが皆なかなかできませんでしたが、数少ない意見に対して、今まで研修で身に着けたコミュニケーションを活かし始め、発言に対して皆が何かしら反応をしてくれていました。私、そして皆も、関心を持って聴いてくれていることや、賛成してもらえることに喜びを感じ、もっと意見交換をしたいという気持ちになりました。「聞く・訊く・伝える」、グループディスカッションでも重要であり、社会で生活していく中で意識して取り入れるべきであることだと改めて実感しました。今後病棟会などの意見を必要とする場面でも、関心を持った態度でスタッフの一員として参加したいです。そしてたくさんの人と出会い、交流を重ねることでコミュニケーション能力を上げていけたら良いなと思います。

2016年11月1日 看護部A

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