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職場紹介

組織概要

組織図

職員数・男女比

平均年齢

出身校

静岡県立8同志社女子2横浜薬1
昭和薬科4帝京平成2城西1
名城4北海道薬科1岐阜薬1
東京薬科3東北薬1近畿1
愛知学院3東邦1大阪薬1
京都薬科3帝京1神戸学院1
昭和2星薬科1徳島文理1
日本2北里1福山1
金城学院2武蔵野1

2023年4月現在

スタッフ紹介

業務紹介

調剤業務

(業務内容)
主に入院患者さんの薬を処方せんに基づき調剤します。
有効かつ安全な薬物療法を行うために、年齢や体重、腎機能などから、用法用量、相互作用等を確認し、正確な調剤を行います。窓口では患者さんに薬の説明書をお渡し、説明を行っています。お薬手帳に薬の管理や震災時でも使用薬剤が把握できるよう、薬のシールを貼っています。日本語が分かりづらい場合は、英語、ポルトガル語、スペイン語の3カ国語の使用説明書をお渡しします。
外来患者様の約90%が院外処方となっています。かかりつけの保険薬局を決めることで、薬の飲み合わせや重複などがチェックされ、より安全に薬を服用することができます。

病棟業務

(業務内容)
入院中の患者さんの病室にうかがって説明をすることで、患者さんが正しい使い方を知って、間違いなく薬を使用できるようにひとりひとりに合わせた指導を心がけています。また、薬に関する疑問や質問にもお答えします。 糖尿病、がん、緩和領域などでは認定薬剤師が医療チームの一員として専門的な知識の基、より深く介入し薬の治療効果の向上や苦痛などを症状の緩和ができるよう細やかな患者対応をしています。
また、直接的な指導だけではなく、薬歴・検査データなどをみながら、相互作用(飲み合わせ)や副作用などをチェックし、薬が効果的かつ安全に使用されるように介入しています。
薬物の血中濃度を解析ソフトを用いて、患者さんに最も適する投与量、投与間隔を医師へ提案しています。

当院精神科の特色と、薬剤師の関わりについてご紹介いたします。

<精神科救急医療>
静岡県西部地区における精神科常時対応型病院として、かかりつけ医療機関のない精神疾患を持つ方の夜間・休日の入院受け入れと、迅速かつ適正な医療の提供が行われています。
精神科担当薬剤師は、入院前の薬剤使用状況を確認し、入院後の治療・薬剤調整が安全に効果的に行われるよう、薬学的管理を行っています。

<精神科身体合併症医療>
精神疾患を有しながら身体合併症を併発した方に対して、入院治療を提供しています。
精神科担当薬剤師は、精神科領域で使用する薬剤だけでなく、薬剤使用全般に関わるジェネラリストとして介入しています。

<地域精神医療>
地元の医療機関との連携、近隣施設への診療支援、保健所での精神保健相談、リハビリテーション目的の精神科デイケアなどにも力を入れております。
精神科担当薬剤師は、チーム医療の一員として、治療抵抗性統合失調症に対するクロザピン治療や、心理教育をサポートしています。患者さんの症状が改善し外泊をされるときには、外泊時のお薬の管理を支援しています。退院後も、患者さんが症状の悪化なく生活するためには、お薬を継続して使用することが重要であり、使用継続できることを目標とした支援を行っています。

<災害派遣精神医療チーム静岡DPAT指定病院>
当院は、災害派遣精神医療チーム静岡DPAT指定病院です。2名の精神科担当薬剤師が、DPAT出動要請に備えています。

がん薬物療法業務

(業務内容)
がん薬物療法を受ける患者さんが期待する効果が得られ、安心・安全に治療継続できるよう、他職種と協力して様々なサポートをしています!

○内服状況向上維持による治療効果確保
○入院/外来でがん薬物療法を受ける患者さんへ初回説明と継続介入
○保険薬局と連携した副作用の早期発見と支持療法の適正使用による重篤化回避への取り組み
○エビデンスと倫理の妥当性を考慮したレジメン管理

医薬品情報業務

(業務内容)
薬剤部の”顔”として医薬品に関する相談に対応しています。
○医薬品情報の収集・整理・共有・提供
○各種問い合わせへの対応
○適正使用への対応(院内フォーミュラリー作成/DI NEWSによる代替薬の紹介など)
○医薬品データベースの構築(問い合わせ内容/採用薬に関する各種情報のデータ収集

製剤業務

(業務内容)
○“ニーズがあるのに採算が合わないなど種々の理由で製品化されていない”
そんな院内製剤品を日々調製しています!注射薬のアンプル封入は職人技です。

○感染リスク低減のため中心静脈栄養用の輸液の調整を無菌的に行っています。

薬品管理業務

(業務内容)
医薬品ごとに適切な保管や使用期限の確認を行うことで、
安心かつ安全な医薬品を提供できるよう品質管理を行っています。
また、適正在庫に努めることで円滑な治療を行えるよう在庫管理も行っています。
医薬品の価格交渉や後発医薬品への切り替えなどを通して医薬品費を抑制させ、病院経営にも関与しています。

治験・臨床研究業務

(業務内容)
治験・臨床研究の科学性・倫理性・信頼性を確保するための支援をしています。
患者さんに直接関わる仕事として、患者さんに詳細な説明を行い、相談・質問に対応し、安心して参加していただけるように努めています。
間接的な仕事として、患者さん・病院の各部門のスケジュール調整や院外の関係者などへの連絡を通して、円滑に実施されるように橋渡しの役割も担っています。
私たちは、治験・臨床研究に参加していただく患者さんの厚意に感謝しながら、人権や安全が守られるようなサポートしています。

その他

<血中濃度解析>
(業務内容)

薬物の血中濃度を解析ソフトにてシミュレーションし、患者さんに最も適する投与量、投与間隔を医師へ提案しています。血中濃度解析を必要とする薬品には、副作用を生じやすい薬、投与量の調節が難しい薬などがあります。現在薬剤部では、MRSA治療注射薬剤(バンコマイシン/テイコプラニン/ハベカシン)、アミノグリコシド系薬(ゲンタマイシン/カナマイシン/トブラシン)などの濃度解析をおこなっています。
<吸入指導>
(業務内容)

昨今、呼吸器疾患の治療において吸入薬は主要な役割を担っています。一方で吸入薬の有効性、安全性は吸入手技に大きく依存しており、吸入手技獲得の為の指導(吸入指導)の重要性は国際的なガイドラインにも明記されています。
そのため当院では、吸入指導依頼書を用いた病薬連携の運用を2018年5月より開始することとなりました。

業務実績

項目2022年度実績
処方箋枚数入院処方せん162,051 枚
院内処方せん18,745 枚
院外処方せん123,222 枚
院外処方率86.80%
採用薬品数内服698 品
外用245 品
注射485 品
DI室への問い合わせ件数1,020 件
抗がん剤調製処方管理件数7,514 件
薬剤管理指導料算定件数薬剤管理指導料23,946 件
薬剤管理指導料38,308 件
   合計12,254 件
取扱い人数14,759 人
病棟薬剤業務実施加算加算139,975 件
加算27,153 件
持参薬鑑別数20,694 件
プレアボイド報告数186 件
TDM実施報告件数456 件
後発医薬品使用割合(2021.03)87.72%

施設認定

日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設(基幹施設)
日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師研修施設
日本臨床腫瘍薬学会がん診療病院連携研修病院
日本緩和医療薬学会緩和医療専門薬剤師研修施設
日本緩和医療薬学会地域緩和ケアネットワーク研修施設
日本医療薬学会医療薬学専門薬剤師研修施設(基幹施設)
日本医療薬学会地域薬学ケア専門薬剤師研修施設(基幹施設)