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有資格者インタビュー【栄養】

【NST専門療法士ってなに?】

NST(栄養サポートチーム)は
疾患のために栄養障害の状態にある入院患者さん、
また、治療によって栄養障害が起こるおそれのある入院患者さんに対して、栄養状態を評価し適切に介入することで、治療を促進し、感染症などの合併症を予防することを目的とした、多職種によるチームです。

NST専門療法士は
日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が認定する資格で、薬剤師以外にも、管理栄養士、看護師、臨床検査技師ほかのメディカルスタッフが持っています。

私の一日

NSTカンファレンス・回診

・食事が十分に摂れていない
・高カロリー輸液や経腸栄養(経鼻管や胃瘻から栄養を入れる)のメニューの相談を受けた
・経腸栄養による下痢への対処法の相談を受けた
・これから手術や化学療法、放射線治療を予定していて栄養障害が予測される
特に上記の患者さんを重点的に、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、歯科衛生士とともに、一週間に1回カンファレンスと回診をおこないます。
1回に5~7人の患者さんを対象とし、現在2チームにて活動しています。

栄養委員会

病院で提供する食事の質・安全を保ちます
・検食で普通食~嚥下食の硬さや味をチェック
・栄養剤や付加食の採用管理

NSTの運営

・NST加算算定に関わる手続き
・院内外スタッフ教育
  *当病院はNST専門療法士になるための認定教育施設でもあります

NST研修会(年10回1回1時間

院内の医師・メディカルスタッフが講師となり、NST専門療法士になるために必要な講義を行います。
薬剤師も、静脈栄養や薬の副作用、簡易懸濁法などについての講義を担当します。

褥瘡対策チーム

自分で体位変換できない褥瘡ハイリスク患者さんの情報を、カンファレンスにて、皮膚排泄ケア専任看護士、医師、管理栄養士とともに共有します

摂食・嚥下チーム

摂食嚥下障害のある患者さんの情報を、カンファレンスにて、リハビリテーション科医師、言語聴覚士、摂食嚥下認定看護師、病棟看護師、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士とともに共有します
カンファレンス後には、病棟担当薬剤師と情報共有します

インタビュー