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ホーム  > 診療科  > 呼吸器外科  > 単孔式胸腔鏡手術

単孔式胸腔鏡手術

「単孔式胸腔鏡手術」について

一般的な胸腔鏡手術とは、胸部に3~5箇所の創を作り、モニターを見ながら行う手術を指します。この手術でも従来の開胸手術に比べると、患者さまへの負担は少なくなります。

その胸腔鏡手術を更に低侵襲へと発展させた手術が「単孔式胸腔鏡手術」です。この手術では胸部に創を一つしか作らないので、患者さまの負担は極めて少なくなります。なおかつ、創の大きさは3~4cmほどであり、痛みも非常に少ないことが特長です。

メリット・デメリット

メリットとしては、小さな創一箇所のみで行う手術なので、①痛みが少なく、②術後回復が早く、③美容的にも優れる、などが挙げられます。
一方、デメリットとしては、小さな創一箇所であるがゆえに手術操作に制限があり、術者の負担が少し増えることです。当センターではトレーニングを積んだ経験豊富な医師が単孔式胸腔鏡手術を行っています。

「単孔式胸腔鏡手術」ができる疾患

早期肺癌、気胸、胸壁腫瘍、縦隔腫瘍など、多くの疾患で単孔式胸腔鏡手術を行うことができます。お気軽にお問い合わせ下さい。
ただし、患者さまの病態や全身状態は様々であり、全ての方に単孔式胸腔鏡手術が適しているわけではありません。手術は安全、確実に行う必要があるため、当センターでは患者さまお一人一人の状況をよく検討し、単孔式胸腔鏡手術が最適と思われる方にお勧めしています。