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~病院ブログ~


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2024年6月

フィジカルアセスメントⅠを受講しました

この研修では、健康上の問題を観察して評価するためのフィジカルアセスメント*を学びました。

ペアになって呼吸器系、循環器系、消化器系、脳神経系のフィジカルアセスメントを行い、お互いに聴診、触診など体験して正常な状態ではどんな音、見た目になるのかを学ぶことができました。

部位ごとのフィジカルアセスメントの最後に、「SBAR**を用いてリーダーに発表してみよう!」という内容もあり、繰り返しSBARで発表し、ファシリテーターからもアドバイスをいただけたことで、とても良い練習になりました。病棟でも是非活かしていきたいです。

看護師の日々の観察によって患者さまの異常を発見できるきっかけになるため、観察が必要な理由をしっかり理解して責任もって患者さまを受け持たせていただく大切さを改めて学びました。
今回の研修で、正常な状態はどんな音、見た目になるのかを学ぶことができたため、今後は正常か異常かの違い、どのように異常なのかを聞き分け、見分けられるように頑張っていきたいです。

*フィジカルアセスメントとは
 問診・視診・触診・打診・聴診などの身体検査を用いて患者さんの全身の情報を
 収集・評価し、一人ひとりの患者さまに適した対応を判断すること

** SBARとは
 迅速かつ適切なコミュニケーションを促進するための技法のこと

看護部 N

嚥下研修を受講しました

今回は、看護技術研修「嚥下訓練、口腔ケア」の研修を受けました。
安全な食事介助の仕方として、まず患者さまにこれから食事が始まることを伝え、しっかりと認識と了承を得てからポジショニングや嚥下訓練を行うことで、心身の準備が整い、安全に食事を始められる事を学びました。

また、お食事は入院患者さまにおいて楽しい時間となるため、食事介助はその楽しさや嬉しさを感じていただけるよう提供しなければなりません。
食事は楽しいものであると同時に介助の仕方によっては、誤嚥を引き起こしたり、最悪の場合は命に関わるものとなるため、常に細心の注意を払いながら正しく安全安楽に行わなければいけない事を学びました。
さらに、今回の研修では実際にお茶ゼリーを介助してもらう側を体験し、介助される時のポジショニングによる不快感、患者さまから見た看護師、食べやすいスプーン運び方など、体験を通して感じる事ができました。

口腔ケアは適切に行うことで虫歯や歯周病、誤嚥性肺炎の予防となり、患者さまを守る大切なケアとなるため、日々、食事介助や口腔ケアの意味や必要性を理解し看護を行っていきたいと感じました。

看護部 U

回復期病棟リクリエーションの紹介(5月開催)

回復期リハビリテーション病棟では、毎月季節にちなんだレクリエーションを行っています。

今月は鯉のぼりを題材としたゲームで、患者さま同士楽しみました。紐を引っ張ったり、うちわで扇いだりしながら、鯉のぼりを動かし、白熱した対決になりました。

見ている他の患者さまも声援や楽器などで応援してとても盛り上がるひとときです。

リハビリテーション課 N

ガーデニングクラブ活動記録⑪

6月も中庭の整備を行いました!日中は日差しも強くなってきており大変な作業となりました。1ヶ月ぶりの整備でしたが猫じゃらしがところ狭しと生い茂っていました。

今回は空いたスペースにあさがお、とうもろこし、ヒマワリと昨年好評だったスイカを植えてみました!

昨年のスイカは動物などに食べられてしまい収穫できなかったので、今年はないことを願うばかりです。

画像診断センター I

第6回地域連携のつどいを開催しました

2024年6月5日に5年ぶりとなる地域連携のつどいを開催しました。

この会は日頃、連携をとっている近隣の医療機関の先生や、スタッフの方々を招いて、当院の最新の情報を提供するとともに、感謝をお伝えするために開催している会です。

当日は各区医師会や病院、施設医師の85名と看護師5名、医療スタッフ・事務職員29名の119名にご参加いただき、当院からも医師、スタッフが52名出席し総勢171名の盛大な会となりました。

第一部に講演 副院長兼心臓血管センター長 芦田 和博医師
【テーラーメイドで包括的な診療を地域の皆様に風通しのよい院内連携・スムーズな病院連携
 ~聖隷横浜スタイル~】

第二部では懇親会を開催し、近隣の医療機関と聖隷横浜病院の情報交換の場を設けました。
地域や職種の壁を越えて、活発な意見交換が行われ大盛況のうちに幕を閉じました。
第6回地域連携のつどいにご参加いただきました皆様、この度はお忙しい中ご足労いただきありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

今後もより一層地域の皆様に頼られる病院として成長できるよう、スタッフ一丸となり精進してまいります。何卒ご支援くださいますようお願い申し上げます。

事務部 h

お花とメッセージカードをいただきました【花の日】

キリスト教の行事に“花の日”があります。
6月第2日曜日に子どもたちが花を持ち寄って、礼拝堂を飾り、礼拝をおこなった後、日頃お世話になっている人や病気の人に花を配るという行事です。
6月10日に清水ヶ丘教会様と横浜指路教会 教会学校様がお花とメッセージカードを届けてくれました!
【清水ヶ丘教会様】

【横浜指路教会 教会学校様】

メッセージカードには職員に向けたあたたかいお言葉もつづられていました。

これを励みにこれからも患者さまにやさしい病院でいられるよう職員一同努力してまいります。

事務部 N

真空調理の紹介

真空調理とは、①専用の袋に食材と調味料を入れ、②真空にする機械で袋の中の空気を抜き、③100℃以下で加熱する調理方法です。同じ温度で長時間加熱する料理に向いていて、当院ではお粥や肉、魚料理、煮物を真空調理しています。

豚の角煮や魚の味噌煮は80℃で加熱することで食材の煮崩れが少なく、やわらかく仕上ります。
お粥は、患者さまからは、「やわらかく炊けていて美味しい」との声をいただきます。
今後もより美味しく、一人一人に適した献立を提供できるよう努めてまいります。

栄養課 S

認知症ケアの研修を受けました

4月19日に新人看護技術研修:認知症ケアの研修を受けました。

認知症の中核症状や周辺症状について詳しく知ることができ、認知症の方の一見理解しがたい行動もその方にとっては意味があるため、言葉や言動について注意しながらよく観察し、きめ細かく気を配り、寄り添う事が認知症ケアにおいて大事だと学びました。

また、身体抑制につて実際に抑制具を付ける体験をさせていただき、身体を自由に自分の意思で動かすことができない状態が、いかに窮屈で悲しいものであるのかを感じる事ができました。

これが認知症の方であれば、状況や説明の理解が難しいこともあり、より心身に与える影響が大きくなるため、抑制の必要性を常に検討し短期間で解除できるよう努めることが大事だと学びました。

今回の研修での経験や学びを日々病棟で活かし、患者さまに寄り添った看護を行いたいと考えます。

看護部 B

看護補助者活用研修・トランスファスキル研修に参加しました

看護補助者活用研修

4月19日に看護補助者活用研修、トランスファスキル研修が行われました。

看護補助者活用研修では、グループに分かれ、業務マニュアルの確認やより円滑に業務を進めるためのコミュニケーションの取り方を話し合い、理解を深めました。

トランスファスキル研修では、ベッド上の水平移動や、起き上がり、車椅子への移乗動作の介助方法を理学療法士の指導のもと技術演習が行われました。
てこの原理やボディメカニクスを活用した技術を学ぶことができました。

4月初めと比べ、和気あいあいとした雰囲気や、グループワークでの積極性が印象に残る研修となりました。

看護部 A

トランスファスキル研修

トランスファスキル研修

病院で働く薬剤師のお仕事紹介-院内製剤について-

病院で働く薬剤師の業務は、薬の調剤や服薬指導のイメージが強いと思いますが、院内製剤という薬剤師が薬を作製する業務があります。
今回は、院内製剤の業務について紹介します。

院内製剤とは?


医師の要望により、医療機関の責任のもと院内において調製・使用する薬品です。
製品として販売されていない薬剤を、薬剤師が院内で作製しています。

10%リドカイン軟膏

10%リドカイン軟膏

帯状疱疹後神経痛に伴う疼痛の緩和に用いられています。
リドカインの粉末を溶かし、軟膏の基剤となるマクロゴール軟膏へ練り込んで作成します。
入院患者さまだけでなく、外来患者さまにも処方されており薬剤師がお渡しをしています。

柿のへた煮

柿のへた煮

難治性の吃逆(きつぎゃく)*に対して使用されます。
柿蔕(してい)と呼ばれる柿のへたの生薬を煎じて作成しています。

*吃逆(きつぎゃく)=しゃっくり

その他にも、処置時に使用するマーキングのための着色剤や咳嗽水など様々なものを作成しています。
当院では毎週木曜日に製剤室にて院内製剤を作成しています。

薬剤課 K

日本骨髄バンク 語り部講演会・骨髄バンク登録会に参加しました

聖隷福祉事業団は日本骨髄バンクが行う登録推進活動に協賛しています。
これは、骨髄バンクの必要性や骨髄移植に対する理解を深める活動で、最終的にはドナー登録者の増加を目指す活動です。

当院でも、5月29日に語り部講演会と骨髄バンク登録会が開催されました。

語り部講演会では俳優の樋口 大悟さまから自らの体験談をお話しいただきました。
ドナーを見つけることの大変さを知り、ドナーの高齢化により登録者数が今後減っていく可能性が高いことへの危機感を感じました。

講演会の後は骨髄バンク登録会が開催されました。
登録会は、新規ドナー登録を増やすことを目的として日本骨髄バンクが試験的に導入したスワブ法(口の中の粘膜を綿棒状の用具でこする簡単なやり方)で行われました。

このスワブ法が本格導入し、ドナー登録者の増加につながるよう今後も病院として協力していきたいと思います。

事務部A

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