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診療科・部門


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麻酔科

概要

当科は、【手術麻酔】、【ペインクリニック】、【緩和医療】の3本立てで、日々の診療につとめています。

手術麻酔

手術中の全身管理と痛みのマネージメントを専門に行っています。

手術の内容、患者さまの手術前の状態を術前診察(手術前の外来)で把握し、患者さま一人ひとりに合わせた麻酔方法、麻酔薬を選択し、安心して手術を受けていただけるよう説明を行っています。
PCA(patient control analgesia:自己調節鎮痛)法*、手術前にエコーを使った伝達麻酔(体幹ブロック、下肢ブロックの単回ブロックやカテーテル留置など)硬膜外麻酔などを細心の注意を払い手術麻酔を行っています。

*PCA(patient control analgesia:自己調節鎮痛)法とは…
 専用機器であるPCAポンプを医療従事者が設定し、痛みのあるときに患者さま自身が操作し、
 安全かつ効果的な量の鎮痛剤をすぐに投与できる方法

ペインクリニック

「痛み」を専門に治療し、帯状疱疹後神経痛や三叉(さんさ)神経痛などの各種神経痛や整形外科疾患による痛み、がんやCRPS(複合性局所疼痛症候群)、原因のはっきりしない痛みなど痛み全般の治療を行っています。

ペインクリニック外来は、月曜〜金曜日まで午前午後通じて外来診療を行っています。
※ペインクリニック(麻酔科)毎月の休診、代診につきましては、外来診療担当表(専用ページへ移動)をご覧ください。
ペインクリニックの初診患者さまの外来は週4日火・水・木・金、週2日火・木の午前に透視下ブロックを行っています。
また、緩和ケア病棟の患者さまにも疼痛コントロールのために腹腔神経叢ブロック、硬膜外ポート埋め込み術、脊髄神経刺激装置埋め込み術などを行っています。

緩和ケア

緩和ケア外来を月曜日から金曜日まで患者さまの化学療法実施日や当該科の診察日に合わせて来院していただき、がんの治療時期の早い遅いに関わらず、症状緩和を行っています。
緩和ケアの対象:がんおよび非がん(呼吸不全、腎不全、心不全など)

2020年8月より緩和ケア病棟を開棟し、運営を麻酔科で行っています。
緩和ケア病棟のご案内は、こちら(専用ページへ移動)

在宅支援、退院支援、在宅療養調整、外来でのサポートにより患者さまが望む療養支援の役割を担っています。
緩和ケア病棟の入棟外来は、毎日月曜日から金曜日の午後に行い、急性期病棟患者の症状緩和やスピニチュアルペインなどの治療、痛みや呼吸困難などの症状緩和を積極的に行っており、他院からの受け入れも行っています。

学会認定施設

日本麻酔科学会認定病院、日本ペインクリニック学会指定研修施設、日本緩和医療学会認定研修施設

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