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園長コラム

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2017年9月5日
アクティブチャイルドプログラム
まだまだ暑さ厳しい日が続くようです。どうか御身体を大事にお過ごしください。8月は終戦記念日の月であることから、平和について子どもたちと考えることを意識して保育をしてきました。『教会の鐘は結婚式やお葬式のとき等に鳴らし人々に知らせていた。喜んだり悼んだりしながら人のことを思う音だった。しかし戦争によりその鐘は爆弾等の武器に変わってしまった。人々の心は悲しく情けなかった。人の手で人を殺しあう、こんな戦争はあってはならない。』~勝又・礼拝より~子どもたちは教会の鐘の絵を見ながら真剣に聞き入っていました。日常の中にも人を思う心はたくさんあります。喧嘩してしまって嫌な気持ち、相手が悲しい顔をしていることに気づく、仲直りをした時の晴れやかな気持ち・・たくさん経験して人との良い関係が作れる人になってほしいと感じています。それが平和に繋がるのではと考えます。
 さて、今年度の事業計画に子どもの運動能力を楽しくあそびながら伸ばす(アクティブチャイルドプログラム)という取り組みを入れました。これは環境の変化に伴い子どもの生活やあそびが変わってきた事から、日常的に怪我をしやすい(転んでも手が出ない又は手が出ても支える力がない、瞬間的にまばたきができないことで眼球を傷つける等)姿勢が保てない、等様々な問題が起こっています。静岡理工科大学教授の富田先生の指導の元、夢中になってあそぶことができる運動遊びを職員が学び、継続して子どもにおろしていきたいと考えています。それに先立ち、先日、年長クラスが体力測定を行いました。まず測定をし今の運動能力を調べてみよう、という理由です。磐田市の聖隷姉妹園3園(こうのとり保育園・聖隷こども園こうのとり豊田・こうのとり東保育園)が行いました。全国平均、静岡県9カ園とあわせ平均を比較してみたところ自園がどの項目も平均を大きく下回っていました。残念な結果です。ボール投げは全国の中で静岡県がワースト1との事。その中でもさらに飛距離が短いという結果です。11月にもう一度、測定をしますので、次には平均に追いつけるように、夢中になれる運動あそびを子どもと一緒に楽しんでいき、身体諸機能の調和的な発達を促していきたいと考えています。年長に限らず年齢発達にあったあそび、挑戦したくなるような工夫をしていきたいと思います。どうかご家庭でも、外にでて親子で走る、跳ぶ、投げる、体を支える、などを楽しみながらあそぶ時間を作ってあげてください。余談ですが、我が家の孫もドッジボールのボールを取る、投げるが苦手。そういえば散歩や虫取りは毎日のように行っていますが、体を動かしてあそぶことが少ないなぁと気づきました。そこで祖父と取る、投げるを練習。何回かやるうちにコツを掴み、取れたときには本当に嬉しそうに笑顔を見せていました。できないができたに変わった瞬間の笑顔です。
子どもは経験を体に取り込む力が大きいということを改めて感じました。

2017年8月5日
夏の体験
本格的な夏が到来です。子どもたちの水あそびの歓声が2階テラスや園庭のプールから聞こえてきます。年長クラスは南御厨幼稚園さんのご好意でこの夏も度々プールをお借りしています。旧園舎の時は同じ大きさのプールがありましたが園庭の面積の確保の為、やむを得ず組み立て式にしました。でもやはり大きなプールはいいですね。気持ちよさそうに魚のように潜ったり浮かんだりしています。
7月は年長組(ひまわり)がお泊り保育の為に掛川のならここの里キャンプ場に行ってきました。4月当初は年長になるとお泊りをしなくてはいけない。と子どもたちの何人かは“行きたくない”と気に病んでいたようです。ご家族もまた然り。「大丈夫かしら」と心配されたのではないでしょうか。当日までの準備を保護者と一緒に進めていくうちに、また“ならここ”ではね・・と担任からの話を聞くうちに不安から楽しみに変わっていったようで当日はすっごく元気に出発できました。あいにくの天候でしたがそれも自然と相談しながら活動を進めました。結果、短くなった活動もありましたが、川遊びも含めすべて経験することができました。
 あゆのつかみ取り、その塩焼きをガブリとほおばる、雨上がりの散歩に行くと蟹もあちこちに散歩していて大興奮、キャンプファイヤーの火を見ながら家族を思う、職員の劇“桃太郎”を見て大笑い、睡眠前は秘密の家族からの手紙に涙したり、照れたり。涙有り笑い有りの2日間でした。今年のひまわり組は人数も増え、元気な子どもたちも多い中、大丈夫かな?と私たちも心配しましたが、自然の力はすごいですね。子どもの目がキラキラと輝き、あちらこちらに関心が向き、夢中になってあそび、心が満足感で溢れていたようです。それが職員の話に耳を傾けたり、身の回りのことを自分で行ったりに繋がっていたようです。
 
 先月の29日に行われましたグローバル子育ての講師“鈴木光男先生”(クリストファー大学教授)のお話が上記の子どもの経験とリンクしました。
『子育ては能力を高めることのみに傾いてはいけない。容量を広げることが大切。例えば積み木のように大人が高く積み上げる(能力・知識・技術)・・(早期教育)と不安定でくずれてしまうが土地を広げていくことで土台がしっかりしどんどん積み重ねることができる。教育でもっとも大事なのが根本的な感覚・行動の器ができる幼児期です。その時期は自然と接することに尽きるでしょう。』

2017年7月10日
『“やらされてできない”はつらいけど、“やりたいけどできない”は楽しい。』
6月の花の日にはそれぞれのお宅からきれいなお花を持ってきていただきありがとうございました。お陰でいつもお世話になっている施設等にお花と子どもの笑顔をお届けすることができました。子どもたちもいろいろな人の支えがあって生活ができていることを学び、感謝に繋がることができました。
 先日、研修でとても“おもしろい”お話を聞くことができました。関東学院大学専任講師の久保健太氏です。
“おもしろい”を独り占めするよりも皆さんで“おもしろい”を共有したい(していただきたい)と思います。
① 子どもはつまづきながら学ぶんだ。
② 子どもは一人で学ぶのではない。かかわりの中で学ぶ。
一人の“やりたい”(自分)に火がついたら周りの子が“おもしろそう”“やってみたい”と寄ってくる。そうして(自分たち)ができあがる。
例えばリヤカーを引く子がいる。段がある為引っ張れない。何だ何だ!と周辺にいた子が寄ってくる。何とか段を克服したい。引く子、押す子が自然と生まれる。それでも段が越せない。どうしよう。「そうだ、持ち上げればいいんだ」それでも越せない。「持ち上げたまま押せばいい。」その提案に皆で力を合わせ見事にリヤカーは前進した。やったー!!
この動画を見せていただき、子どもたちの自然な役割分担がとにかくステキ!!と感動しました。大人は見守りながら子どもの言葉や行動に心を向け子どもと共に喜びたい、と感じました。
試行錯誤する能力、失敗から挑戦する能力、そこから“できた”という経験が“今はできないけどできるようになる”ことを学んでいく。その子がのちのち社会に出たときに社会が必要とする能力を身に着けることに繋がる。
このような事例は沢山溢れているように思います。子どもの“やってみたい”を見逃さないようにしたい。挑戦し成功したという経験をたくさんさせてあげるような保育を心がけていきたいと改めて感じた研修でした。
『わくわくする、はらはらする。そんな体験をしているといつの間にか気がついたらかしこくなる。』
子育てっておもしろいですね。

2017年6月5日
微生物農法のお米づくり
 5月30日にひまわり組がこうのとり保育園の年長さんと共に田植えを行いました。他クラスの子どもたちも興味津々で様子を見ていました。美化活動で畦道を作ってくださった保護者の方のお陰で田んぼの中を移動できました。改めましてありがとうございました。田んぼのお世話をしてくださったり当日のお手伝いをしてくださった地域の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

~山下洋平さんにインタビュー
田んぼの微生物農法とは何ですか?
山下さん「化学肥料・農薬を使わないことで微生物が繁殖し土を肥やす方法。2週間ほど前に田んぼに菌製剤を入れたんだよ。その事で微生物が繁殖し土が軟らかくなり、結果、根が生長し、安全な場所と察知したさまざまな生き物が住む。そこに鳥が飛来し小動物を食す。その小動物や鳥たちの排泄物が肥料となるという“循環”が良いお米を作ります。」

 確かに田植えをしている間にさまざまな生き物を目にしました。いとみみず・げんごろう・おたまじゃくし・豊年えび等々。生き物大好きなAくん。「緑の虫がいるんだけど何だろう」友達「えびだよ?」「ちがうよ、えびとちがうよ」・・子どもの声から「これは何だろう?」の活動につながりそうです。また他にも「先生、土が温かいよ」「本当!温かいね」と日常生活では味わうことができない感触を言葉で表現している子どももいて楽しい田植え体験でした。

 山下さん「理想はビオトープ型田んぼにすることです。3年後位に蛍が飛ぶといいなあ」お話を伺って何だかわくわくしてきました。目の前の田んぼであることから年長(ひまわり組)だけではなく園児皆と、また保護者の皆様と生長を見守り収穫を喜びたいと思います。
当日は年長の親子がさっそく田んぼを見ながら親子で「ここに植えたんだね。」と話している姿がありました。
山下さん「秋の収穫には安心・安全なスーパーオーガニックのお米を収穫し子どもたちに“おいしい!!”という味覚を発達させてあげたいですね。医食同源・・健康と食べることは同じ源ですよ。」
 
 田んぼ活動を通して、地域や生産者の方々に感謝の気持ちを持つことができる、お米になるまでの体験を通して様々なことを学ぶ事ができる等、“食育”をより深く考えるきっかけとなりそうです。

2017年5月19日
子ども同士の関わりから・・
 子どもたちは新しい環境に慣れ気持ちに余裕が出てきたところです。ふと周りを見ると、こいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいたり、園庭や散歩先では自然がいっぱい。このような環境に子どもたちの心が動きだします。小さなクラスもこいのぼりを指差し、ちょうちょを目で追い、泣くことを忘れてしまう程です。
4月の子どもたちの様子です。大きくなった。という子どもたちの意識が形になってあちこちで見ることができ、職員から嬉しそうに報告を受けています。

 事例① 3歳児クラスのA君。ウッドデッキでお漏らしをしてしまい靴下までビッショリ。
4歳児B君「はだしになろう。」A君「はだし?」―とっても嫌そう。―B君「靴下は、はかなくてもいいんだよ。ここでトントンして靴はきな?」A君「いやだー」・・・Bくんは今まで面倒を見てもらっていた子。この様子を見守っていた保育士が“Bくん、大きくなったんだなあ”と感動しました。
 事例② 午睡から目覚めた子から静かに過ごすよう、絵本やパズルコーナーを作っています。そこに年長のC君が「僕も読みたい。」保育士「ひまわりさんはみんなお部屋であそんでいるよ」C君「だって見たいんだもん。」保育士「じゃあ仲良くね。」―実は独り占めをしてしまうことが多いかな?というCくん-
ところがこの日は約束どおり譲り合ってみていました。そのうちに3歳児のお友達にとっても優しく絵本の読み聞かせをしてくれました。この姿に“心が成長したなあ”と感動しました。
 事例③ 3歳児男児二人が言い争っていました。一人がおでこを押さえながら泣いています。(ここで声をかけるのは我慢。様子を見ていました)「あなたがホールを走っていたから悪いでしょ!」「あなただって走っていたでしょ!」ひとしきり言い合いをした後に保育士「二人とも走っていたからぶつかっちゃったんだね。」
二人「うん」保育士「じゃあ、仲直りしようか」二人「うん」*握手で仲直り。
大人の口調で(笑)真剣に自分の気持ちを伝えていました。

 先日の保護者会総会では保育園の保育と教育の考え方(見たい、知りたい、やってみたい・・体験から学ぶ)をパワーポイントを見ていただきながらお伝えしました。上記の事例は日常の園生活の中での人との繋がり(コミュニケーション)が垣間見える一場面です。よーく観察しているとこんなホッコリとした場面に出会うことがよくあります。私たち保育者は見逃さない、まずは子どもに任せてみる。その上で“見ていたよ。すごいね。ありがとね。”
を伝えていきたいと考えています。今後の1年が楽しみです。

2017年4月13日
新しい年度を迎えて
新入、進級おめでとうございます。期待に胸を弾ませ、でも少し不安そうな場面もありながら新年度がスタートしました。こうのとり東保育園は新園舎になり3年目を迎えています。新入園児24名を迎え183名でスタートしました。年度末にお伝えしましたように3名の職員が異動し1名が退職しました。今年度は6名の新人が仲間入りします。(園便り別紙:職員紹介をご覧ください)全職員で子どもが楽しみながらいろいろな事に探求、体験ができ、学びに繋げられる、また子どもが悔しい、悲しい、という負の経験も育ちの糧と理解した上で丁寧に関わっていく事ができる援助者(保育者)になることを目標に研鑽していきます。今年度もよろしくお願いいたします。
 年度末のお忙しい中、多くの方々に家庭保育のご協力をいただきありがとうございました。お蔭様で職員が研修を通し学びの時を持つことが出来ました。研修の一部をご紹介いたします。
講師 お茶の水女子大学名誉教授 内田伸子先生・・発達心理学を専門とされています。
「子どもの創造的想像力を育む」~どの子も伸びる援助をめぐって~
① 想像力の発達・・五官を使った体験の大切さ
   人は10ヶ月にはイメージが誕生する。イメージを膨らませる為の素材は何か。経験である。
② 学力格差は幼児期から始まるか。幼稚園卒>保育園卒(2010年に報道)  これって本当か?
  子ども中心の保育、自由遊びの時間が長い幼稚園や保育園の子どもの語彙得点が高い。自発的な遊びから自ら考える、皆と考えあう。5歳児は環境が整えば1日20個の言葉を獲得する。
*お茶大付属中、10年間の追跡結果。英語塾、既習、未習で成績の差はない!という結果
③ 子ども中心の保育(共有型のしつけ)どの子も伸びる援助やことばがけ
  共有型・・子どもに考える余地を与える。3つのH(ほめる・はげます・ひろげる)
       結果:主体的に探索し、自律的に考えて行動する(あそびに熱中できる。楽しそう)
      *へーえ、こんな風にできたんだね。すごいね。
  強制型・・考える余地を与えない。指示的、トップダウン介入
       結果:主体的に探索せず他律的行動(親や大人の指示を待ち、顔色を見ながら。緊張しながら)
      *何やってるの。こうでしょ!
この研修をそれぞれの保育者が心に止めながら、子どもとあそびの楽しさを共有していきたいと考えています。

2017年3月1日
たのしい集い
春らしい暖かな日差しの中で園庭あそびや散歩を楽しみながら、自然の変化を目にしたり肌で感じて帰ってくる子ども達。可愛い手にギュッと握られた草花を得意げに見せてくれる顔は何とも輝いています。
早いもので今年度最後の月、3月になりました。先日はたのしい集いに参加してくださりありがとうございました。『インフルエンザ等感染症が始まるこの時期に行う意味を教えてください。』との質問が毎年のようにあります。同時に保育園で仲間と過ごした1年の終盤でもあります。節目節目で(なつまつり、運動会、バザー、クリスマス・・)子どもたちの成長を感じ、共に楽しんでいただく行事がありますが楽しい集いも然り。この時期に日常の保育で大切にしてきた事を大好きな家族と共有してほしいという願いを込めて行っています。今年度は“知りたい”“やってみたい”をテーマに子どものあそびを研究してきましたので“こうのとり東こども科学館”と題し、保護者とともに『おもしろい』を感じてもらいたいと願い企画しました。
保護者の皆様が目的を理解して参加してくださっている事がアンケートを通して伝わってきました。またそれぞれのコーナーを担当していた職員から、『子どもは勿論のこと、保護者の方が夢中になってあそんでくれてそれを見る子どもが嬉しそうでこちらも幸せな気持ちになりました』『片栗粉は汚れてしまうのに、行ってきな?と子どものあそびたい気持ちを優先してくれて子どもが、よりダイナミックにあそんでくれました』等、とても良い感想が聞かれました。アンケートのご意見にもありましたように、テレビやDVDに頼らなくても『おもしろい』を友達や家族と一緒に体験し、共有できる様、今後も紹介していきたいと考えています。

皆様のご理解とご協力のおかげで、今年度も大きな怪我もなく無事に終わろうとしています。子ども達はあそびを通していろいろなことを学んでいます。できた喜びや達成感、失敗した悔しさ、今度こそ!という工夫や想像力(創造力)、一人で集中するあそびや友だちと関わりながら楽しむあそび等、あそびが成長を促してくれています。私たち保育者はどこに子どもの興味関心、心の動きがあるのか、見逃さないように、今後も保育を楽しんで行きたいと思っています。ありがとうございました。

2017年2月6日
『郵便ごっこ』       
厳しい寒さが続きますが2月3日は立春、少しずつ暖かくなってきますね。1月と2月、実は統計的に1月の方が寒いという結果がでているようです。寒い冬を経験するから春の暖かさを有難いと思えるんでしょうね。園ではインフルエンザが流行し保護者の皆様にはご心配とご協力を戴きありがとうございました。ようやく終息に向かっていますが引き続き手洗いとうがいを徹底しながら予防をしていきたいと思っています。
さて、お正月の年賀状のやりとりから郵便ごっこの活動に繋げている年長組。今年は手作り官製はがきに郵便番号(クラスによって表で確認)あて名、文を書いたものをポストに入れると郵便屋さんが消印を押し相手先に届けます。あそびながら郵便が届くまでの流れを学んでいる子ども達です。年長と言えば小学校入学を目の前にし、勉強についていけるかしら、字は大丈夫?身の回りのことは?授業の間、座っていられるかしら?等、大半の方は心配なことが先に立ってしまうのではないでしょうか。“あいうえお”を教え込むのではなく、書くことが楽しいと思えるような環境が大切だと考えます。「○○ちゃんにこんなこと書きたいな。えーと“あ”ってどうだっけ。」知りたいという気持ちで質問してくる子どもの頭にはすぐに“あ”が入っていくのです。
 このように今年度は“知りたい”“やってみたい”という気持ち“探究心”をテーマに1年間学んできました。先日の保育学会で発表させていただきましたが(保護者総会の時にお伝えします)この取り組みを通し子どもの行動には理由があり、それをしっかり見つけ、発見を共感していきたい、年齢にあった学びに導いていきたいという思いが職員の心に刻まれました。今までと同じ活動を行っても職員の子ども理解と働きかけが変わってきている事を実感します。今週の土曜日(4日)は楽しい集いです。『こうのとり東科学館』と題し、親子で挑戦しながら不思議を体験していただけたら嬉しく思います。また感想等をお聞かせください。

2017年1月12日
『クリスマスを通して』       
あけましておめでとうございます。昨年同様、皆様のご理解とご協力をお願いしながら、一日一日を大切に、子どもの成長を喜び感謝する1年になりますように。
さて12月は嬉しいクリスマスの月でした。乳児も幼児も共に礼拝を守り、アドベントカレンダーをめくりながら、嬉しいクリスマスを待ちました。その年齢にあったお話をする中で、準備を進める職員自身も改めてイエス様がお生まれになった出来事の本当の意味を知ることができたように感じます。
当日は沢山のご家族が参加してくださりありがとうございました。乳児クラスの子ども達は家族の膝の中で、幼児クラスは家族の温かなまなざしの中で、クリスマスのお話を聞いたり、ページェント(降誕劇)を演じたりしました。今年は特に、保護者の方が静かに見てくださり、会場が一つになっていたように思います。ありがとうございました。
マリアとヨセフが神様から選ばれたのは何故?、どうして羊飼いが一番に知らせて貰えたの?、産まれた場所が馬小屋なのは意味があるの?等、一つ一つの事柄には意味があるという事を子どもたちにお話をしながら、どんな気持ちだったのかなあ。・・・例えば羊飼いは最下層の人のする仕事とみなされ、貧しく、動物の匂いも嫌われる要因だったようです。(差別)でも神様はこの貧しく小さくされている人たちに、クリスマスの光で照らし、一番に知らせてくださいました。
ページェントを演じるにあたり、礼拝のお話しや担任からその時の悲しみや喜びを子ども達と共有する事で、子ども達の中にも役として入っていけたように感じます。
献金へのご協力にも感謝します。献金のお話をする中で、社会の中で沢山の人が大変な思いで生きている事を知る機会が与えられ、子どもたち自身がいかに幸せかを感じ、世界中の人が幸せになってくれる事を願いながら献金してくれたことを窺い知ることが出来ます。年長組の“どこに送ろうか”という話し合いでは、新潟の火災で家が焼けてしまった人、東日本や熊本の地震、津波の被害にあった人、食べる物や着る物、家が無い人たちへ等がでました。このように社会の状況を知っている子が多く、ご家庭の中で子どもと一緒に社会の出来事を悼みながらお話をされている様子を垣間見る事が出来ました。
さて、今年はどんな年になるでしょう。こうのとり東保育園は新しい地での3年目を迎えます。園児数が増える事と並行し、保育の質も上がるよう日々研鑽をしてまいります。どうぞよろしくお願い致します。

2016年12月20日
グローバル子育て教室から・・
11月の後半より急な寒さが訪れ、子ども達の体調の変化が心配されます。ご家族の皆様も、お体を大切にお過ごしください。
 先日の感謝祭では沢山のくだものやお野菜を持ってきていただきありがとうございました。礼拝で沢山の収穫を感謝し、日頃お世話になっている方々に届けに行く事を通し、神様に見守られる中で、周りの人が私たちを助けてくださっている事を改めて考える事が出来ました。2日目のふるまいのすいとんは如何でしたでしょうか。日々頑張って働いておられるご家族のホッとした時間になれたならば幸いです。

 11月19日に当園で“グローバル子育て”が行われ、外国人と日本人のご家庭が参加し「○○人のここが謎!!」と題しグループワークをしました。日本人からみた外国人は明るい、言葉が解らないのに日本に来ている事がすごい(尊敬)。厚着にびっくり。外国人から見た日本人、どうして小学生を一人で歩かせて学校に行かせるのか。何で半ズボンで過ごさせるのか。日本人はあまり意見を言わないのはどうして?とお互いの印象や考え方の疑問が出ました。説明をすることで納得されたりされなかったりでしたが、そもそも治安の問題だったり、気候の影響だったりでその国のやり方、考え方が浸透し、文化に繋がっている事が殆どだと感じました。

 こうのとり東保育園は地域がら外国人も多く、一緒に生活をしていますが、どうしても外国人と日本人が分かれてしまっているようにも感じます。もしかして「どうして・・・?」と思っても聞くことが出来なかったり、言葉の問題でなかなか話しかけられなかったりするのかもしれませんね。

 今回の振り返りで皆さんが「お互い、話をすることがとても大切だと感じた。」「いろいろな国の習慣を学ぶのはとても良いことだと思う。それぞれの良いところを真似して実践できるといいですね。」という意見を頂きました。折りしもその日の夜、Eテレ の番組で「わたしのCasa(家)“日系南米人”団地物語」という東新町団地の特集がありました。東新町でのアンケートでの結果が外国人は“日本人と関わりたい”に対し日本人は“外国人とできれば関わりたくない”という意見が多かったという結果も聞いています。もしかしたら近くにいるからこそ“違いに対して理解できない”が先行してしまい、“理由を聞いてみよう”に至っていないのかもしれませんね。そういう意味ではお互いに和気あいあいとディスカッションが出来た事は良かったと感じます。子ども達は国籍を超えて仲間としてお互いを受け入れています。この子たちが今後、就学先で、又社会人になったとしても抵抗なく、当たり前に交流が出来るのではないでしょうか。そのことを願いつつ、改めて、保育園での多文化共生を考えていきたいと思います。

 12月はクリスマスの季節です。世界中の人々が、心豊かに暮らせることを祈りつつ、子ども達が自分のできる事を見つけながら、他の人の事を思い献金していきます。私たちもまずは近くの人を理解し、手を繋げることが平和への一歩に繋がるのではないでしょうか。

2016年11月8日
子どもたちの発想におもわず・・

秋の風が心地よく感じる今日この頃です。先日は“おひさまといっしょにGO!GO!”に多くのご家族に参加していただきありがとうございました。今年のテーマ、“ケロリンピック”は、ひまわり組のお泊まり保育から物語がスタートしました。それはそれは見事なあずまヒキガエルとの出会い(カエルの王様でした)と別れがあり、子ども達の心に残った出来事でしたので、手紙の絵地図が掛川のならここの里(井尻)である事にすぐに気づき3歳児、4歳児の友達に懸命に教えている姿がありました。そんなこんなで子どもたちの創造力がフルに引き出されながらお話が展開され、当日を楽しみに待てた子ども達でした。乳児の子ども達も同じで、カエルの声や足跡を聞いたり見たりする中で盛り上がり、園全体がカエルモードになり日常の保育が充実していたように思います。
アンケートでも沢山のご意見を頂きました。園で子ども達とどのようなあそびの展開があるのか、箇所箇所に掲示したり“GO!GO!だより”でお知らせしてきましたが、興味を持って見守ってくださったお宅が多かった事が窺(うかが)えとても嬉しく思います。保育園と家庭が共に楽しく当日を待つことができたのではないでしょうか。又、役員さんや地域の方々の数々のご協力に感謝しております。ありがとうございました。カエルのもりぞうとの交流はまだ続きそうです。

 先日、園庭の桜の木にトカゲが刺さっていました。実はカエルが刺さっていたことは今までも何度かあったのですがトカゲは初めてです。子ども達に見せてみました。
保育士“どうしてあんなところにトカゲがささってしまったのかなあ”
Aくん“木に登っている時に滑ってしまって刺さっちゃったんじゃない?” *何ともかわいい発想ですね。
Bくん“鳥が餌をかくしたんだよ” *生物学者になれそう・・
“モズのはやにえ”というようです。本能で餌をさす。餌を食べようとして刺すが他の天敵に襲われそうになりそのままにしてしまう。餌を保存しておく。等、いろいろな説があるようですが、自然界は不思議がいっぱいですね。少々残酷な場面にも遭遇しながら命を繋ぐためのいとなみを知る事でより命を考える機会になればと考えます。
今年度のテーマ、見たい、知りたい、やってみたい!!いろいろな不思議が溢れています。子どもの発想に心ときめかせながら保育を展開していきたいと考えています。

2016年8月3日
子どもは育っています


先日年長が体験したおとまり保育の当日のお話です。
「先生、ママとパパが泣いてしまったので私も泣いた。でも本当はお泊まり、楽しみ。」何とも面白い言葉でした。バスで家族と涙のサヨナラの後に、笑顔で発したAちゃんの言葉でした。大好きな両親が悲しんでいるという事で泣いたのですが、2日間離れて過ごす事、一緒にいられない事で泣いていたわけではないんですね。むしろ楽しみの方が勝っていたという訳です。年長になると相手の心情を察して(理解して)合わせる事もできるようになり、心の成長を感じます。
また、当日のお昼は魚のつかみ取りをし塩焼きをして貰い、焼きたてを頂くという計画があり「それは骨がありますよね。大丈夫ですか?」と心配される保護者が何人かいらっしゃいました。日常の給食にでる魚料理でも、骨は何時から自分で取るように教えようか?という議論をしたことがあります。これは魚の骨だけの問題ではなく、咀嚼力(食べ物を歯で噛みきり、奥歯で砕き飲み込む事)が身についているかという事も深く関係していると感じます。年齢というより、個人的な配慮が必要になります。危険だからここでは安全策を取りましょう、では子どもの成長の応援にはなりません。勿論、家庭での食事のさせ方が軸になり保育園でも成長にあった食べさせ方を園児に伝えていかなくてはいけないと考えています。のどに刺さった。痛かった。という経験が次は気を付けよう、になるのではないでしょうか。子ども達にはまず、皆で食べる楽しい食事を心掛け、魚のおかずも、大人が口の中で骨を探り、出すという行為を子どもたちに見せながら、子ども達にも舌を使いながら、微妙な感覚を習得してもらい、魚には骨があるけれど気を付けて食べれば大丈夫だよ。と教えてあげる事が大切ではないでしょうか。 
このように保護者の方の心配事やご意見から改めて考える事ができました。ありがとうございました。ちなみに子どもたちは鮎の塩焼きをかぶりつき、頭と中骨を残し、見事に平らげました。子ども達はしっかり、たくましく育っています。
お泊まり保育は思い切り自然を謳歌してきました。年長組はお泊まり特集だよりが出ますのでご覧ください。前日の熱で参加できるか心配だったBくん。病院での受診の後参加。1日目は微熱がでてしまい
「帰ろうか?」と聞くと「みんなと泊まりたい」との事。家庭と連絡をとりながら泊まることにしま
した。翌日は36度台になり一安心。「お熱下がったね。どうして下がったのかなあ」「お母さんの
お手紙で元気が出たんだよ」素敵な言葉でした。

2016年5月12日
子育てと環境

2016年3月4日
『1年の集大成』

2015年11月2日
稲刈り体験

2015年9月2日
異年齢交流

2015年8月4日
ありがとう