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園長コラム

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2026年9月1日
「遊びから学ぶ」
                                     園長 岡田 絵里子

 朝夕は比較的涼しい風を感じるようになりましたね。気温を確認しながらではありますが、時間によっては園庭で遊べる日も出てきました。とは言え厳しい残暑が続きますので、引き続き体調管理をしながら夏を乗り越えたいと思います。
 さて、先月の夕涼み会はお忙しい中大勢の皆様にご参加いただきありがとうございました。卒園児も遊びに来てくれ、職員も喜んでおりました。卒園しても園を思い出して寄ってくれたり、なつかしい友だちと会ったりできる機会は大事だなと思います。子どもたちにとっても保護者の方々にとっても、いつでも戻れるほっとできる場でありたいと改めて思いました。保護者会役員の皆様方も、お忙しい中準備や当日のお手伝いありがとうございました。
 先日、ぱんだ組の保育室に用事があって出向くと、お部屋のコーナーでそれぞれに好きなことで遊ぶ子どもたちの姿がありました。日ごろから各クラス、子どもたちの様子を見ながら保育室の環境を変えたり、整えたりしていますが、その大事さを改めて感じた一場面でした。その1つのコーナーで、おはながみやクレープ紙を使って、女の子たちがリボンやコサージュのようなものを作っていました。「今度ママがお友だちの結婚式に行くから、その時にお洋服につけれるように…」と色とりどりのクレープ紙でコサージュを作ったり、小さいリボンをたくさん作って自分の洋服や髪の毛にセロテープでくっつけたり。その中の一人の子が、「ちょっと見ててよ!」と言って、クレープ紙を横に引っ張りました。すると破れることなく伸びました。「すごいでしょ、長くなるの!」とすでにそのことを知っていました。「え、すごいね、なんで破れないんだろうね。」と言いながら「じゃあ、こっち向きで引っ張るとどうなる?」と違う方向に引っ張ってもらうと、縦に(紙の繊維に沿って)切れました。切れた瞬間の驚いた表情…。紙の性質に気が付いたその子は、繊維に沿って縦に手で切りながら、また別のものを作ろうと考えていました。ふとした瞬間に、子どもたちが「気づく」「発見」することがありますが、その瞬間に一緒にいられたことがとても嬉しいなと思いました。私が、おはながみに手を伸ばし「これはどうかな?」と言うと「それは違う紙だから伸びないよ」と教えてくれました。自分たちでたくさん触って、作っているうちにその物の性質を知っていったんだと思います。いつの間にか知り、覚えていくこともありますが、大人が少しヒントを出すことも必要だなと改めて感じました。その子たちが私のために、髪の毛につける飾りを作ってくれたので「つけてもらっていい?」とお願いすると、「え?セロテープでとめていい?」と気を使ってくれるような言葉があったり、別の子は「それでお仕事するの?やめた方がいいと思う」と本気で心配してくれたりして、最終的に洋服を飾ってもらうことで落ち着きました。子どもたちから改めて「遊びから学ぶ」ことを教えてもらったように思います。自分たちの手で触り、確かめながらその物の性質を知っていくことは、子どもたちにとってとてもワクワクする楽しいものです。「やってみたい」の気持ちが芽生え、五感が刺激されるような経験がたくさんできる保育室の環境、そして私たち保育者の関わり方を引き続き学び続けたいと思っています。
最後になりましたが、8月は夏季特別保育期間のご協力をいただきありがとうございました。

2026年8月1日
「小さな命」

2026年5月9日
「 仲間 」

2026年5月1日
仲間

2026年3月11日
「育ちの足あと」

2026年1月6日
「神さまの愛」

2025年10月6日
「秩序を感じて」

2025年9月1日
「人形遊びから」

2025年7月1日
感謝の気持ち

2025年5月9日
「こころの成長」
園長 高木 智美 
 色鮮やかに咲くツツジの花と新緑のコントラストが美しい季節になりました。早いもので進級、入園から一か月が経
ちました。朝、保育者に抱かれて涙を流しながらも保護者の方に『バイバイ』と手を振る姿を見るたびに、こども園が
大好きな場所になりますように…と心から願い祈る日々でした。不安でいっぱいだった子どもたちの表情はいつの間に
か可愛い笑顔に変わり、毎日出会うお友だちや保育者、今までと違う風景の中で過ごす新しい生活、環境を少しずつ受
け入れてくれてるように感じます。
 先日行われた懇談会では、多くの保護者の皆さまに参加していただきありがとうございました。お子さんの園での様
子をはじめ、これからのクラス運営につきましても子どもを真ん中に置いた保育をめざし子どもたちが安心して一歩を
踏み出せる環境作りや、豊かな成長へとつながる保育者の保育への思いを担任よりお伝えさせていただきました。
お子様方の様子を伝える職員の話に深く頷き共感してくださる保護者の皆さまの姿に、この 1 か月の間、子どもだけで
はなく私たち大人も多くの経験を重ねてきたことを思いました。こども園と家庭とが協力してお子さんの育ちを見守れ
るよう、子どもにとって、おうちの方にとっても安心できる園であるよう、些細なことでも、何かお気づきのことがあ
りましたら遠慮なくお声かけください。
 ある初夏のようにあたたかな午前中の出来事、幼児クラスの子どもたちが園庭で春に咲くお花の花びらを集め、水の
中に入れて色水を作っていました。その横では、ジョウロで草木に水をあげている子がいたり、泥団子を作っている子
もいました。新入園児のひつじ組のある女の子が、ぱんだ組・きりん組のお兄さんお姉さんが作る色水作りを真剣に見
つめておりワクワクした表情を浮かべています。花びらの色や種類によって、発色のあるものないものとありますが、
経験の回数を重ねているお姉さんの手もとを見ていると揉みこむほどに鮮やかな青色の色水へと変化していきました。
女の子に気が付いたお姉さんは「やりたいの?」と優しく声をかけるとその子に寄り添い、女の子に一生懸命伝えなが
ら色水を作ってあげていました。ピンク色の色水が完成し袋の口をぎゅっと結んでもらうと、女の子は両手で大切に抱
え満面の笑みを浮かべながら持ち歩いていたのがとてもほほえましく、兄弟姉妹のような関わりが子どもたちを輝かせ
るのだと改めて感じる光景でした。お世話をして優しくすることで思いやりの心が育まれ、優しくされることでやがて
自分も人に優しくなれたりと、人とひととの繋がりが育む目には見えない子どもたちの心の育ちを、これからもご家族
の方々と共に大切に育んでいきたいと思います。

2025年4月4日
ご入園・ご進級、おめでとうございます。
園長 高木 智美

 朝、こども園の窓をあけると様々な鳥のさえずりが聞こえ、心を穏やかに新しい一日のスタートを感じさせられます。鳥も花も、春の日を喜んでいるような4月です。
 進級されたお子さん、新入園のお子さんの保護者様、あらためてどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、年度末期間には保護者の皆さまにご協力をいただき、新年度に向けた準備や研修、聖隷の基本理念、キリスト教保育に触れながら保育の振り返り等の時間を職員一同持つことが出来ました。ありがとうございました。「キリスト教保育とは?」と思われる方もおられるかもしれませんが、キリスト教保育では、子どもも大人も神さまによって創造され、命を与えられた一人ひとりかけがえのない存在であり、神様の恵みの中に生かされていると考えられています。生まれる前から神さまから愛されてきたお子さんを、やがて神さまがお父さんとお母さんに託されました。家族の大きな愛に守られやがて、子どもたちはこども園に招かれました。新年度が始まり、お家の方にとっても忙しい日々ではありますが、子どもたちもうまくいかないことやドキドキする経験があると、お家の方と離れがたかったり涙が出たりすることもあると思います。それは、お子さん一人ひとりが敏感に環境の変化や状況を感じ取り、心を動かしている証拠です。急がなくても大丈夫、あなたの歩むペースで大丈夫、見守っているよ。一緒にいるよ。という事がわかるよう寄り添い受けとめたいと思います。また、不安の原因は何なのかしら。起こっている出来事を子どもたちと共に自分事として捉え、考えていく機会を大切にしていきたいと思います。共に育ち合う仲間が、時にぶつかったとしても、希望を持ちながらそれを乗り越え、分かち合い、許し合い、次に歩みだす糧としていくことができるように、そして一人ひとりが愛され大切にされていると感じることができる日々を重ね豊かな心が育っていきますように。大切な乳幼児期の子どもたちの成長に関わりを持つ保育者として、子どもたち一人ひとりが神さまの愛「愛されている自分」を感じられるよう、愛情の感じられる空間で私たち保育者は謙虚な心、感受性豊かな心、些細な事を大切にする心を持って大切なお子様を守り成長を見守り、喜びと感謝を持って日々関わりを持ちたいと思います。これからの子どもたちの歩みが神様に守られ、祝福されたものとなりますようにとお祈りして、職員一同精一杯務めさせていただきます。この1年どうぞよろしくお願いいたします。

2025年2月7日
「 春 」

2024年6月10日
「遊びから」