B4病棟は、脳神経外科、脳卒中科の病棟です。脳血管障害(脳梗塞、脳内出血、クモ膜か出血)他、脳腫瘍やてんかん、頭部外傷などの病気を抱えた患者さんが多く入院しています。病気の特徴から、何らかの障害が出現することがあります。例えば、手足の麻痺が生じると歩行が出来なくなったり、失語症が生じるとコミュニケーションが難しくなったりと、生活そのものが変わってしまうことが多いです。そのよう状況の中、生活の再構築に向け、治療やリハビリに取り組んでいる患者さんが多く入院されています。
Q 病棟ではどのような看護ができますか? |
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A 脳血管障害の急性期においては、看護師の細やかな観察が、異常の早期発見につながります。また、日常生活援助が必要な患者さんが多く、看護のケアの力が様々な場面で発揮される病棟です。 |
ここに注目!
脳血管障害の患者さんの多くは、運動麻痺や失語症といった症状が出現し、生活に大きな影響を及ぼします。患者さんは、リハビリを受けながら、退院後の生活を考えていくことになりますが、その過程において、様々な職種が関わることになります。医師や看護師、リハビリ訓練士の他、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなど、それぞれの専門性を活かして、患者さんの生活の再構築に向け、考えていきます。そのような中、病棟の看護師は多職種連携において、大きな役割を果たしています。看護師1人1人が、患者さんのケアを通し、コミュニケーションをとり、関係性を気付きながら、今後の生活を共に考える…とてもやりがいがある病棟です。