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2012年10月


ラジカセ

こんにちは。健診センター医師の楠目(くすめ)です。

私が小学1年生だったある日、学校から帰ると母と二人の弟が何か見たこともない四角い機械を囲んで何やら始めていました。持ち運び用の取っ手がついたそれには、前面に丸いスピーカーとカセットテープが入るふたがついており、当時まだ20代だった母はウキウキしながらそれを使い始める準備をしていました。我が家にはじめてラジカセという最先端の機械がやってきたのです。

そしてラジカセの前面を囲むように母子4人が正座してその時を待ちます。ついに母がスイッチを入れました。アンテナを伸ばしダイヤルを調整すると、雑音の向こうから人の話し声が聞こえてきます。ラジオです。もちろんクルマではなじみのあったラジオですが、このラジカセではなんとラジオや周りの音をカセットテープに録音できるというではないですか。その画期的な機械に驚き感動し、それからしばらくはラジオだけでなくイヤホンジャックからつないでテレビアニメの音なども録音して楽しんだことを覚えています。

もちろん一番活用していたのは母自身で、ラジオの番組表をチェックしてはオンエアされる曲をカセットに録音していました。聞き耳を立てながら曲の始まりと終わりにタイミングを合わせて録音ボタンをON・OFFする地道な作業で、お気に入りの曲をたくさんカセットにコレクションしていました。今のように簡単には音楽が手に入らない時代。まだまだ不便で音質も大したことはありませんでしたが、それでもいつでも大好きな曲が聴けるようになるラジカセは本当に夢のような機械でした。


「世の中便利になりすぎて味気ない。」

以前お年寄りからそんな言葉を聞きました。

今では街中に音楽があふれ、パソコンや携帯などからも高音質な曲を簡単に購入できる時代。あの頃は自分の聞きたい曲がいつ放送されるかわからず、ずっと母はラジオの前で録音ボタンに指をかけながら耳を澄まして聞いていました。録音のタイミングがずれて曲の頭が切れたり、放送時間終了で大事なサビの部分が途中で終わったり。でも母はそんなテープを何度も何度も大切に繰り返し聴いていました。

今は流行の移り変わりが速く、ヒット曲もまたすぐに飽きられて使い捨てられる時代。一方では本当の意味での名曲といわれる曲がなかなか生まれにくくなっているように感じます。同じ曲を何度も何度も、テープやレコードがすり切れるまで聴いていたあの頃とはずいぶん様子が変わってしまったようです。

「昔はよかった」とは言いません。でも今の日本人は便利さと引き替えに、何かとても大切なものをどこかに置き忘れてしまっているのではないかと、ふと不安になるのです。

10月25日


激しい雨の中

本日は、旭市(出張健診契約団体では最東端)まで健康診断に行ってきました。朝6時50分に病院を出発し、先方で9時には開始。60名強の健康診断を実施してきました。開始後も激しく降る雨に、受診者様も会場へびしょ濡れで来場。屋根を激しく叩く雨の音に注意し聴力検査の実施となかなかハードな健康診断となりました。
写真は、少し遅めの昼食に東関東自動車道の大栄パーキングエリアに立ち寄った一枚です。昼食に摂った、肉野菜炒め定食はとっても美味しく、かつボリューミーで大満足でした。

10月23日 健診センター 事務 K


存在感

こんにちは。健診センター医師の楠目(くすめ)です。


私は気配を消すことが得意です。

学生時代には先生から指名されそうな時、心を無にして全身の力を抜くことで教室の景色と一体となり、先生から気づかれないようにしていました。まさかとお思いでしょうが、なんとこの方法を使用して先生に指名されたことは一度もありません!(ひょっとしたら目がうつろな全身脱力したおかしな学生に、先生の気持ちが萎えていただけかもしれませんが(笑)。)

さて、昔からそんなことばかりしていた天罰なのか副作用なのか、最近では意図しない時に急に私の存在感が消えてしまうことがあります。

仕事から疲れて帰った時などはしばらく妻に気づかれず、急にびっくりされてなぜかこっちが叱られてしまうことがありますが、その程度ならまだしも、最近ではセンサー式の自動ドアにも気づいてもらえず、店の入り口で前後に動いたり手足をバタバタさせないとドアが開かないことが多々あります。独身時代、デートで女性をかっこよくエスコートしている最中に開かなかった自動ドアに顔面から激突して流血するという事件を起こした前科もあります。

 そんな状態なので今では自動ドアを通過する時は気配が消えて体が半透明にならないように、胸を張り、あごを引き、目に力を入れて「ハアーッ!!!」と自らの「気」を高めてから近づくようにしています。それでも油断するとすぐ自動ドアにつかまって手足をバタバタするはめになってしまい、知らない人に内側からドアを開けてもらうこともしばしば・・・。


 朝、病院の救急入り口のドアの前であたふたしている男性を見かけたら、きっとそれは私です。(やさしく見守ってあげてください。)

 しかし、家庭内での存在感だけでなく、機械にさえ気づかれない私って一体・・・(涙)。

10月18日


食欲の秋

日差しがだんだん弱くなり、秋を感じることができるようになりました。
暑さが続いた夏よりも快適に生活ができ、食欲も増していることと思います。
また、秋は色々な食物の収穫時期で、売り場には食材が溢れています。摂取量に気を付けて、健康的に“食欲の秋”を楽しみましょう!!

さて、健診センターでは人間ドックを受診される方に昼食を提供していますが、秋メニューへの変更準備をしています。 (アンケート結果からも、まずまずの評価をいただいております。是非、人間ドックを受診しお試し下さい。)
変更後には新メニューを報告させて頂きます。お楽しみに!

10月16日 健診センター 管理栄養士N


現実逃避

こんにちは。健診センター医師の楠目(くすめ)です。


「私たちは過去に生きている」

これは私が先日思いついた名言です(!)。

時間は刻一刻と流れ続けています。そして私たちは五感を通してその瞬間ごとの世界を認識しています。
光は目を通して、音は耳を通して、風は皮膚を通して私たちは「今の」世界の様子を理解していますが、感覚器から信号が脳に達し、そして多種多様な情報が合成されるまでにはわずかな時間差があり、私たちが「今の」世界を認識した瞬間には、その世界はすでに過去のものになっています。

また認識する世界も、足りない情報については各人の過去の経験や記憶で補完されるため、人によってわずかながら違って理解されているものと考えられます。
例えば騒音などで話し声が聞こえにくい状況でも、聞こえなかった部分を想像して補うことで滞りなく会話することが可能ですし、見通しの悪い交差点でも音や周りの人の反応などで壁の向こうの車に気づくことができます。経験の少ない幼児などでは上記のことがうまくできないことを想像していただければ納得していただけるのではないかと思います。

ということは過去の経験の違いによって「今」の理解にも差があり、それぞれの人は同じものを見ていても違った世界を感じているかもしれません。

私たちが「今この瞬間」だと思いこんでいる世界はほんの一瞬ではあっても間違いなく過去のものであり、かつその世界さえも過去の記憶によって感じ方が左右されるのであるとすれば、やはり「私たちは過去に生きている」と言えるのではないか、だとすれば「今」って一体なんだろう?本当に「今」は存在するのか!?



先日、夫婦げんかをしながらそんなことを考えていました・・・。

・・・身近な人であっても分かり合うって本当に難しいですね。

10月11日


別れと出会い

健診センターでは、9月末に1名の職員と別れ、10月に2名の新人を迎えました。
秋は感傷的で別れの悲しさを増長させますが、それを感じさせないほど健康診断は繁忙です。
また、2名の新人はやる気に満ちています。不慣れな対応をしてしまうかもしれませんが・・・、暖かく見守って下さい。

10月9日 健診センター 事務O


秋晴れ

こんにちは
健診センター医師の楠目(くすめ)です。

ここ数日で急に朝夕の気温が低くなりました。とうとう夏が終わり秋が深まってきていることを実感し、何となくもの悲しい気分になっております。
そんな私ですが、実は意外と今の季節が一年の中で一番気に入っています。秋晴れという言葉がありますが、この季節澄み渡った青い空が天高く広がっており、遠い空の彼方を見上げてはその下に広がっているであろう、私がまだ行ったことのない遠い町を旅する自分の姿を想像して胸が高鳴ってくるのです。

最近十数年ぶりにツーリング用バイクを購入しました。急に旅に出たくなったのです。
私は子供の頃から自転車で遠くまで冒険に出かけることが好きで、学生時代もスクーターで知らない町まで一人でツーリングに行っていました。目的地に行くことが目的ではなく、暑さや寒さを肌で感じながら、ただただ無心に風を切って走る。自動車と違い音楽もなく話し相手もいない。雑念がなくなり、自分自身に静かに向き合える数少ない時間だからなのかもしれません。バイクにまたがっていると空を自由に駆けめぐる鳥のように、自分にも羽が生えたような気分になって、どこまでも遠くに行けそうな気持ちになるのです。

でも現実は・・・。

この季節は澄んだ秋空を見上げながら毎日スクーターで元気に通勤しております。冒険心を掻き立てられる旅へのあこがれを胸に・・・。

10月4日


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