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2013年2月

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胸部エックス線検査研修会

こんにちは。健診センター医師の楠目です。

先週の2月22日(金)、23日(土)の2日間にわたり開催された、全国労働衛生団体連合会の主催する胸部エックス線検査研修会に参加してきました。これは胸部疾患の有無を精度高く診断するために必要なエックス線写真の撮影技術や画像処理、読影技術などを高いレベルで習得するための研修会で、今回は全国の施設から70名ほどが参加していました。

2日間とも9時30分から17時過ぎまで各分野の専門家による講義や、受講生が各施設から持ち寄った胸部レントゲン写真を7グループに分かれて評価し合う実習などもありました。

いずれも非常に興味深い内容で、普段は出来上がったレントゲン写真を読影することが私の主な仕事だったのですが、撮影法や画像処理の仕方によってどれほど診断能に差が出るか、原理から具体的な症例まで講義していただき、放射線技師さんたちが普段からいかに苦心されて私たち医師が読影しやすい写真を撮影できるよう努力されているかあらためて理解することができました。


なお、私たちの健診センターでは医師だけでなくスタッフ全員が、それぞれ自分の専門分野の研修会に参加したり個別に勉強するなどして日々研鑽を積んでおります。また毎月健診センターでは全員参加の勉強会を開催しており、今回のようにそれぞれが学んできた知識や経験をスタッフ全員で共有し、受診者のみなさまにより精度の高い健診結果を提供できるように努力しております。


5月には消化器内視鏡学会のセミナーなどもありますので、機会があればまたご報告させていただきます。

2月26日


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