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救急科

聖隷三方原病院 高度救命救急センター理念

健康危機状態にある重篤救急患者の医療を担当し、地域とともに救急医療機関としての機能を果たします

診療科責任者

早川 達也 センター長 部長

早川 達也 センター長 部長

志賀 一博 部長

志賀 一博 部長

概要または責任者から一言

2022年度の救急外来患者数は13,275名であった。搬入形態はwalk-inによるもの7,426名、救急車によるもの5,782名、ドクターヘリによるもの54名、病院車その他によるもの13名であった。なお、2022年度のドクターヘリ出動件数は274件であり、(ドクターヘリ運航報告参照)、ドクターヘリが出動し、出動医師が救急車に同乗して搬入となった、いわゆるドクターカー方式の搬入及び浜松市消防ヘリコプターによる搬入は救急車による搬入としている。結果として入院となったものは、walk-inによるもの1,661名、救急車によるもの3,048名であり、受診あるいは搬入に対する入院率はそれぞれ22.4%、52.1%である(表/下記PDF参照)。

救急車搬入患者における疾患分類は、転倒転落が最も多く、呼吸器系疾患、消化器系疾患、中枢神経系疾患、心血管系疾患、交通事故がそれに続く。このうち、入院及び外来死亡となる中等症以上の患者さんは、呼吸器系、消化器系、転倒転落、心血管系、中枢神経系疾患の順となり、内因性疾患が多くを占める(図1/下記PDF参照)。

一方、walk-inによる受診患者のうち入院となったものは、消化器系疾患が最も多く、呼吸器系疾患、心血管系疾患、小児系疾患がこれに続く。これに救急車搬入患者のうち入院となったものを加えると、消化器系疾患が最も多く、続いて呼吸器系疾患、心血管系疾患、転倒転落、中枢神経系疾患の順となる(図2/下記PDF参照)。

結果として、入院担当診療科は、救急科が最も多く、循環器科、脳神経外科・脳卒中科、整形外科、消化器内科、呼吸器内科がこれに続く(図3/下記PDF参照)。

一方、入院及び外来死亡となった重症患者は、急性冠症候群、病院外CPA、その他重症病態、重症外傷、心不全の順であった。
救急外来搬入後、人工呼吸を行ったものは118名、緊急冠動脈造影検査を行ったものは123名、緊急手術を行ったものは181名であった。
また、入院患者のうち高度救命救急センターに入院となったものは、1,083名であった。入院先はICU 522名、CCU 274名、PICU 73名、C3病棟214名である。高度救命救急センター入院患者の担当診療科は、循環器科・心臓血管外科407名、救急科367名、外科・消化器外科105名、小児科83名、脳神経外科・脳卒中科90名、小児科65名、その他49名であった(図4/下記PDF参照)。

高度救命救急センターは高度救命救急センター専従医師(救急科医師)のみならず、救急外来受診患者対応、高度救命救急センター入院患者対応とともに、診療各科全科の全面的な協力により運営されていることが特徴である。

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スタッフ

氏名職位卒年専門領域・認定医・専門医
早川 達也院長補佐
高度救命救急センター長
部長
1992年日本救急医学会指導医/専門医
日本航空医療学会認定指導者
臨床研修指導医講習会修了
社会医学系専門医協会専門医/指導医
志賀 一博部長2000年日本救急医学会/日本専門医機構救急科専門医
日本内科学会認定医
日本航空医療学会認定指導者
ICD制度協議会認定インフェクションコントロールドクター
日本救急医学会JPTECインストラクター
日本救急医学会ICLSコースディレクター
JMECCディレクター
臨床研修指導医講習会修了
浜松市災害医療コーディネーター
湖西市災害医療アドバイザー
日本DMATインストラクター
眞喜志 剛臨床研修センター長
医長
2009年 日本救急医学会専門医
日本集中治療医学会専門医
多数傷病者への対応標準化トレーニングコース(インストラクターコース)修了
多数傷病者への対応標準化トレーニングコース(標準コース)修了
JPTECプロバイダーコース修了
JATECコース修了
災害派遣医療チーム研修修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医養成講習会修了
臨床研修プログラム責任者養成講習会修了
冨山 嘉月医師2020年 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
ICLSコース修了
野村 爵匡医師2020年

2024年3月1日現在

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