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婦人科

診療科責任者

宇津 裕章 部長

診療内容

婦人科良性疾患、悪性腫瘍、腹腔鏡手術、婦人科検診、更年期障害、思春期内分泌

婦人科の特徴

婦人科では、すべての女性が健やかで充実した生活を送るためのお手伝いをすることを使命としています。私たちの理念は、女性の健康と幸福を最優先に考え、個々のライフステージに応じた最適な医療とケアを提供することです。

私たち医師、看護師、スタッフは、女性の身体と心の健康を支えることに深い関心を持ち、常に親身になって対応します。女性特有の健康問題に対して、専門知識と最新の医療技術を駆使し、信頼できるパートナーとして寄り添います。

私たちは、思春期から更年期、そしてその先まで、女性の一生にわたる健康管理をサポートします。定期的な健康チェックや検診、ライフスタイルに合わせたアドバイス、病気の予防と治療、手術に至るまで、総合的なケアを提供することを大切にしています。

私たちは、患者さんの声を大切にし、個々のニーズや希望に応じたオーダーメイドの医療を提供します。安心して相談できる環境づくりに努め、すべての女性が自分の身体について理解し、健康的な選択をできるようサポートします。

また、私たちのスタッフは常に最新の知識を取り入れ、自己研鑽を怠りません。女性の健康に関するあらゆる情報を提供し、患者さんが納得のいく治療とケアを受けられるよう努めています。

私たちは、すべての女性が健康で幸せな生活を送れるよう、心を込めて支援していきます。女性の健康という大切なテーマに真摯に向き合い、皆さまの信頼に応え続けるよう努めています。

  1. 婦人科良性疾患はできる限り、腹腔鏡を用いた超短期入院治療を心がけています。対象は良性腫瘍、子宮外妊娠、卵巣出血、卵巣嚢腫の茎捻転、子宮内膜症などです。また、子宮内病変(ポリープ、粘膜下筋腫)は子宮鏡またはレゼクトスコープを用いた治療をおこなっています。特に腹腔鏡手術は開腹手術に比べると入院期間が短いだけでなく、術後の痛みが少なく、傷も小さくて美容的にも大変優れています。

  2. 癌化学療法は日帰りまたは短期入院でおこない、できる限りQOL(生活の質)の維持に努めています。また、日本で最初に開設されたホスピスが隣接していますので、最後のひと時まで家族に囲まれ自分らしさを保ちながら生活していただくための支援をおこなっています。さらにセカンド・オピニオンの勧めや在宅医療の橋渡し役を積極的に実施しています。

スタッフ

氏名職位卒年専門領域・認定医・専門医
宇津 裕章
うつ ひろあき
部長2008年日本産科婦人科学会指導医/専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
がん診療に携わる緩和ケア研修会修了
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
日本婦人科腫瘍学会専門医
母体保護法指定医
器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修修了
宇津 桃子
うつ ももこ
医長2008年日本産科婦人科学会専門医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)修了
宇津 正二
うつ まさじ
顧問1976年日本産科婦人科学会専門医
母体保護法指定医
三部 一輝
みべ かずき
医師2016年日本産科婦人科学会専門医
日本医師会認定健康スポーツ医
JーMELSインストラクターコース修了
山本 嘉昭
やまもと よしあき
非常勤1982年日本産科婦人科学会指導医/専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本周産期・新生児医学会暫定指導医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母胎・胎児)
がん診療に携わる緩和ケア研修会修了
新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)修了
器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修修了

2024年5月1日現在

各種手術の入院期間

良性疾患・良性腫瘍(子宮内膜ポリープ・子宮外妊娠・子宮筋腫・卵巣腫瘍・子宮脱など)

  1. 子宮鏡手術:日帰り~4日
  2. 腹腔鏡手術:2~4日
  3. 膣式手術:1~8日
  4. 開腹手術:7~9日

悪性腫瘍(子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌)

  1. 子宮頸部円錐切除術:1~2日
  2. 膣式子宮全摘手術:6~8日
  3. 腹式子宮単純全摘手術:7~9日
  4. 腹式子宮単純全摘手術+リンパ節郭清術:12~14日
  5. 準広範子宮全摘手術+リンパ節郭清術:12~14日
  6. 広汎子宮全摘手術:14~18日
  7. 卵巣癌標準手術:14~18日

クリニカルパス

クリニカルパスは、入院中の治療や検査等、標準的なスケジュールをご説明した経過表です。
現在当科で実際に使用されているクリニカルパスについてはこちらをご覧ください。

治療成績

産婦人科の手術件数の推移(過去3年間)

2020年2021年2022年
腹式子宮全摘術20238
膣式子宮全摘術100
腹式子宮筋腫核出術043
腹式附属器切除術143
帝王切開646365
腹腔鏡下手術594542
子宮鏡下手術182216
その他293319
総手術件数192194156

婦人科癌の初診患者推移(過去3年間)

2020年2021年2022年
子宮頸癌111
子宮体癌322
卵巣癌142
その他000
総計575

今後のビジョンについて

良性疾患は、なるべく内視鏡手術を積極的におこない体に優しい治療を心掛け、速やかに社会復帰していただく方向で、より一層前進していくつもりである。一方、悪性疾患は患者の立場を最大限に尊重しながら最善の治療法を提供できるよう努力したい。