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ホーム  > 病院案内  > Webマガジン「白いまど」 (YouTube 病院チャンネル「白いまど」)

Webマガジン「白いまど」
(YouTube 病院チャンネル「白いまど」)

更新日:2019年1月4日

広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”

毎月1日に患者さん向けに発行している広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”では、医療情報や病院紹介を中心に、当院を身近に感じてもらえるような旬な話題をお届けします。さらに詳しい内容をYouTubeの病院チャンネル(外部サイトに移動します)で配信しています。ぜひ、ご覧ください。

冊子は、病院玄関、i案内、外来、病棟など院内各所に置いています。

【特集】がんに克つ!14 甲状腺がん

日本人の2人に1人が一生のうちに一度はなるといわれている『がん』。
シリーズ「がんに克つ!」では、日本人がかかりやすいがんを中心に、その特徴・最新治療・予防法などを紹介します。

甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあり、重さが20g以下の小さな臓器です。甲状腺は内分泌臓器(体の中で甲状腺ホルモンを作る機能がある)で、その機能が働きすぎても(バセドー病)、働かなすぎても(橋本病)、体に支障を起こすことが知られています。また、甲状腺にしこりができることがしばしばあり、大きくなると体の表面から観察できたり、触ってしこりを感じることができたりする場合があります。しこりの多くは良性腫瘍や過形成といわれる正常組織が増殖した病変であり治療が不要なことが多いのですが、大きくなったものの一部では手術による切除を行うことがあります。悪性腫瘍である甲状腺がんの頻度は低く、他の一般的ながんに比べて進行が遅いため完治しやすいものが多いという特徴があります。甲状腺がんの9割以上が「乳頭がん」というおとなしいがんです。進行もとてもゆっくりですが、進行すると声がかすれたり、呼吸がしにくくなったりすることがあります。甲状腺の周囲や外側のリンパ節に転移することがしばしばありますが、その時点で治療をしても治りやすいことも知られています。

治療は、手術による切除が必要です。甲状腺の裏側には声帯という声を出すときに必要な部位を動かす反回神経という神経が走っています。この神経を残しながら甲状腺を摘出する必要があります。反回神経が麻痺してしまうと、一時的もしくは永続的な神経の麻痺がおこってしまい、声がかすれてしまったり、食事が飲み込みづらくなったりする後遺症が残ってしまいます。

当科では、手術中に特殊なチューブをのどに挿入し、声帯の筋肉をモニタリングする「持続刺激モニタリング」という特殊な方法を全国でもいち早く導入しています。電気刺激により声帯が動き、この筋電図の波形が出た場合にアラームで通知されるため、従来よりも反回神経を手術中に安全かつ迅速に見つけることが可能となりました。また、反回神経を見つけるためだけでなく、見つけた後に不用意に引っ張ったり、腫瘍切除に伴うダメージが神経に与えられたりした場合に、リアルタイムで神経に対するダメージの有無や程度がわかるようになっています。この技術のおかげで神経の損傷を未然に防ぐことが可能となり、さらに術後の反回神経麻痺を避けることが可能となっています。
治りやすいがんだからこそ、後遺症・合併症ゼロを目指して日々治療を行っています。
文責:耳鼻咽喉科 部長 岡村 純

【診療科・センター紹介】耳鼻咽喉科

くち・のど・くびのできもの・はれもの専門

耳鼻咽喉科は、耳(中耳炎・難聴・めまい・顔面神経麻痺)、鼻(アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎)、のど(扁桃炎・声帯ポリープ)のよく知られている病気を中心に治療にあたっています。当院のような総合病院では、鎖骨から上の領域の「頭頸部外科」としての役割も重要です。特に甲状腺や口の中を含めた頭頸部領域(咽頭・喉頭・鼻副鼻腔・顎下腺・耳下腺など)の良性腫瘍や悪性腫瘍(舌がん・喉頭がん・下咽頭がんなど)の治療を得意としており、多くのスタッフと連携を取りながら治療にあたっています。
最新の技術や知識を常に取り入れ、頭頸部の病気で悩まれている患者さんはもちろん、近隣の病院や診療所の先生方のためにも日々努力していく次第です。
文責:耳鼻咽喉科 部長 岡村 純(写真前列右)
さらに詳しい情報を知りたい方は・・・?
以下の動画をご覧ください。
聖隷浜松病院チャンネル 「白いまど」(外部サイトに移動します)

2019年1月号(冊子)

表紙・特集
がんに克つ!14 甲状腺がん
年頭のご挨拶・インフォメーション
診療科・センター紹介
耳鼻咽喉科
診療を支えるスペシャリスト
臨床検査技師(聴力測定技術講習会認定)

アーカイブ