グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 病院案内  > Webマガジン「白いまど」 (YouTube 病院チャンネル「白いまど」)

Webマガジン「白いまど」
(YouTube 病院チャンネル「白いまど」)

更新日:2020年9月1日

広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”

毎月1日に患者さん向けに発行している広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”では、医療情報や病院紹介を中心に、当院を身近に感じてもらえるような旬な話題をお届けします。さらに詳しい内容をYouTubeの病院チャンネル(外部サイトに移動します)で配信しています。ぜひ、ご覧ください。

冊子は、病院玄関、i案内、外来、病棟など院内各所に置いています。

【特集】がんに克つ!19 血液のがん

日本人の2人に1人が一生のうちに一度はなるといわれている『がん』。
シリーズ「がんに克つ!」では、日本人がかかりやすいがんを中心に、その特徴・最新治療・予防法などを紹介します。

血液のがんってなに?

 血液は血管を流れる“液体の臓器”です。血液の中には血球と呼ばれる細胞成分が含まれており、3つの成分(白血球、赤血球、血小板)にはそれぞれ働きがあります。白血球は細菌やウイルスと戦う免疫の役割、赤血球は体に酸素を運搬する役割、血小板は出血を止める止血の役割を担っています。これら血液の細胞成分が腫瘍になってしまうのが、いわゆる「血液がん」です。

どんな病気があるの?

血液がんのほとんどは、白血球が腫瘍になる「白血球のがん」です。白血球にもいろいろな種類があり、どの種類の白血球が腫瘍になるかによって病気の種類が異なります。比較的多い血液がんとしては、悪性リンパ腫、急性白血病、多発性骨髄腫がありますが、それぞれ病気の性格に違いがあり、治療方法も異なります。

どんな治療をするの?

 血液がんは性質上、他のがんのように手術で切除することが難しい一方、薬物療法がとても良く効く病気です。また薬物は全身に行き渡るので血液がんのように全身に広がっていることが多い病気に対しても効果が期待できます。多くの血液がんは、薬物療法によって病気の進行を抑えることができ、病気の種類によっては完治する人もたくさんいます。
 薬物療法が血液がん治療の主役といえます。この“薬物”とは、いわゆる抗がん剤です。抗がん剤と聞くと吐き気がしたり髪の毛が抜けたりする辛い治療、というイメージがあると思います。今日でもそのイメージ通りの副作用のある抗がん剤も使われますが、最近開発されている抗がん剤は分子標的治療薬と呼ばれるものが多く、がん細胞を狙い撃ちするため副作用が軽い薬も増えています(ただし、副作用が無い薬はありません)。近年の抗がん剤の開発はめざましい勢いで、これまで十年単位で開発されてきた新規の抗がん剤が、最近では一年単位で開発され次々と世に出ている印象です。そして血液がんの治療成績を劇的に改善させています。
 血液がんの薬物療法の目標は、大きく2つに分かれます。完治が期待できる病気は完治を目標とした治療を行います。一方で完治を期待できない病気も残念ながら多くあり、その場合は病気の進行を抑えて病気と付き合っていくことを目標とします。血液がんの患者さ
んには、ご自身の病気の種類、治療の目標、薬物療法の副作用などについて、担当医からきちんと説明を受けて治療を選択してほしいと思います。

文責:血液内科 部長 中田 匡信

【診療科・センター紹介】血液内科

血液がんに対する化学療法

 当科では良性疾患から悪性疾患までさまざまな血液疾患の診療を行っています。中でも血液腫瘍、「血液がん」の患者さんが約9割を占めます。血液悪性腫瘍に対する治療薬の開発は近年めざましく、最近では分子標的治療薬と呼ばれる新規薬剤が次々に開発され、治療成績を改善させています。私たちは最新の知見を基にこれらの薬剤を駆使して、血液腫瘍の患者さんの治癒、延命、QOLの改善を目指して日々診療を行っています。治療にあたっては少しわかりにくいことの多い血液の病気について、患者さんにわかりやすく説明したうえで患者さんの希望を聞き、“人生哲学”や“死生観”を尊重して、一緒に目標を設定し、ともに病気と向き合うことを心がけています。

文責:血液内科 部長 中田 匡信(写真中央)

2020年9月号(冊子)

表紙・特集
がんに克つ!19 血液のがん
インフォメーション
診療科・センター紹介
血液内科
診療を支えるスペシャリスト
認定血液検査技師

アーカイブ