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Webマガジン「白いまど」

更新日:2017年5月1日

広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”

毎月1日に患者さん向けに発行している広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”では、医療情報や病院紹介を中心に、当院を身近に感じてもらえるような旬な話題をお届けします。さらに詳しい内容をYouTubeの病院チャンネルで配信しています。ぜひ、ご覧ください。

冊子は、病院玄関、i案内、外来、病棟など院内各所に置いています。

【特集】大きく変わったC型肝炎治療

(2017年5月号特集)

C型肝炎とは?

C型肝炎はC型肝炎ウイルス(HCV)が主に血液を介して肝臓に感染し、炎症を起こす病気です。一度ウイルスが体に入ると高率にキャリアー化(HCVの持続感染)し、日本には約150~200万人のHCVキャリアーがいるといわれています。長い時間をかけて徐々に肝
臓が硬くなっていき(線維化)、肝硬変から肝がんに進展することもありますが、この間自覚症状はほとんどありません。日本における肝がんの約65%はC型肝炎由来ともいわれています。

C型肝炎の診断は?

C型肝炎の診断は血液検査でHCV抗体を測定することでわかります。今まで一度も検査を受けたことがない方、特に健診などで肝機能異常を指摘された方や、昭和の時代に輸血や大きな手術を受けた方はぜひ一度、血液検査を受けてください。

C型肝炎の最新治療

C型肝炎治療は、ウイルスを排除することにより炎症をなくし、肝硬変への進展、肝がんの発生を抑えることが目的です。今まではインターフェロンという注射薬を使用していましたが、24~48週間の治療で副作用が強く、その割に効果は低いものでした。しかし2014年9月にインターフェロンを使わない直接作用型抗ウイルス薬治療が導入され、治療は劇的に変わりました。この薬はC型肝炎ウイルスが増殖するために必要な酵素を直接抑える薬で、12週間の内服治療で100%に近い著効(肝機能が正常化し、血液中のウイルスが消失する)が得られ、副作用もほとんど見られません。性別、年齢、肝硬変の有無、ウイルス量にも影響されず、肝炎治療の適応も拡大されました。
ウイルスのタイプ、耐性ウイルスの有無、患者さん自身の全身の状態、C型肝炎の進行度、腎臓の働き、現在内服している薬との飲み合わせによって使える薬が変わってきますので、専門医とよく相談してください。
ウイルスが消失しても、線維化のすすんだ肝臓からは肝がんが出ることがあります。治療後も血液検査と腹部エコーなどの画像検査を定期的に受ける必要があります。
現在C型肝炎は飲み薬だけで治癒することができる時代となりました。今までに肝炎検査を受けたことがない方、C型肝炎といわれたがその後受診されていない方はぜひ一度、専門の先生に相談してみてください。
  • C型肝炎ウイルス検査
当院でも自治体が実施している肝炎ウイルス無料検査を受けることが可能です。
  • C型肝炎治療の医療費助成制度
自治体では、C型肝炎治療の医療費助成を行っています。

詳しくは、肝臓外来にお問い合わせください。

文責:肝臓内科 部長 長澤 正通
さらに詳しい情報を知りたい方は・・・?
以下の動画をご覧ください。

2017年5月号(冊子)

表紙・特集
大きく変わった C型肝炎治療
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