グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

Webマガジン「白いまど」


広報誌「白いまど」のウェブ版 “Webマガジン「白いまど」”

医療情報や病院紹介を中心に、当院を身近に感じてもらえるような旬な話題を毎月1日にお届けします。
関連動画もYouTubeで配信中! 聖隷浜松病院チャンネルはこちら


【診療科・センター紹介】放射線治療センター(腫瘍放射線科)

先進機器と精密照射 緩和的放射線治療にも

がん治療には手術や薬物療法に加えて、からだへの負担が少ない「放射線治療」という選択肢があります。当センターではサイバーナイフをはじめとした先進的装置を活用し、病巣を正確に狙う高精度の放射線治療を提供しています。特に肺がん、前立腺がん、脳腫瘍では、ピンポイント照射が可能な定位放射線治療(SBRT、SRT、SRS)を積極的に導入し、治療期間の短縮を実現しています。また、骨転移による痛みを和らげる緩和的放射線治療にも力を入れており、症状や状態にもよりますが、初診から治療までを同じ日に行う「日帰り照射」にも対応しています。医師、看護師、診療放射線技師、医学物理士が密に連携することで、安心して治療を受けていただける体制を整え、地域の皆さまから信頼される“身近ながん医療のパートナー”を実践しております。
文責:放射線治療センター長 祢里 真也(写真前列中央)

【診療を支えるスペシャリスト】医学物理士

高精度の放射線治療をサポート

「医学物理士」という職種をご存じでしょうか?病院内で患者さんと直接お会いすることは少ないのですが、放射線を使った治療を安全かつ正確に行うために欠かせない専門職です。

放射線治療は、がん細胞にだけ放射線を照射して正常細胞への影響を抑えることが求められます。医学物理士は医師と協力しながら、患者さん一人ひとりに合わせた最適な放射線治療計画を作成しています。また、計画通りの照射が行えるように、治療前には必ず放射線量などを精密に測定し、安全性確保に努めています。
当院には3名の医学物理士が在籍し、患者さんが安心して治療を受けていただけるように、日々、放射線治療をサポートしています。
文責:放射線部 磯貝 健太(写真左)

2025年11月号(冊子)

  • 表紙・特集
    わが街で健康に暮らす 26 「酒は百薬の長」は、本当か?
  • インフォメーション
  • 診療科・センター紹介
    放射線治療センター(腫瘍放射線科)
  • 診療を支えるスペシャリスト
    医学物理士

関連リンク

  • 腫瘍放射線科・放射線治療センターは、こちら
  • 放射線部は、こちら

アーカイブ