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2019年4月号

 栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として、「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は、『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
栄養課の旬な取り組みをピックアップしてご紹介していきます。

減塩食チーム取り組み

 栄養課では、クリニカルサービスに携わる管理栄養士とフードサービスに携わる調理師や栄養士がチームを組んで業務にあたっています。
今月は減塩食チームの取り組みについて紹介します。
 
 減塩食チームは、管理栄養士3名、調理師6名で構成されます。
昨年度は、「患者に伝える美味しい減塩食の開発」を大きな目標に掲げ、栄養指導で使用するために「具体的な調理の工夫を載せた減塩パンフレット」を作成しました。

 料理の基本であるだし汁のとり方については、自宅でも簡単にできるだしのとり方を検討し、パンフレットに掲載しました。また、退院すると外食や総菜利用が多く減塩食が実践できないとの患者意見も多く聞かれることから、総菜や外食での食品の選び方のコツについて説明を加えたり、日頃より病院食で提供している減塩食のレシピを知りたいと希望が聞かれることから、病院食の減塩食レシピも掲載することとしました。

作成したパンフレットの一部

完成したパンフレット

 現在、完成したパンフレットを使用しながら栄養指導を実施しています。
今後も管理栄養士、調理師がチームを組むことで病院食の充実と、患者さんが退院後も適切な食事療法が継続できるよう、伝わりやすい、受けてみたいと思われるような栄養指導の実践に努めてまいります。

担当管理栄養士

担当調理師と栄養士

ひな祭り(行事食)

入院中もお食事で季節を感じていただけるよう、季節ごとの行事にちなんだ食材を使った献立を提供しています。その様子についてご紹介します。


~ひな祭りの行事食~
◎ 混ぜ寿司
◎ 若竹煮
◎ 菜の花お浸し
◎ひなあられ


「桃の節句」とも呼ばれる五節句のひとつで、女の子の健やかな成長を願う行事です。
春を感じさせる献立で、大変好評でした。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供していますので、その様子についてご紹介します。

3月のおやつ いちごのロールケーキ・いちごのムース

~作製者からひと言~
春を感じていただくために、いちごが一番おいしい季節に提供したくて考えました。
量がちょうどよく、大変美味しかったと感想をいただきました。