栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として、「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は、『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
栄養課の旬な取り組みをピックアップしてご紹介していきます。
栄養課の旬な取り組みをピックアップしてご紹介していきます。
料理対決は、職員の調理技術の向上と患者・利用者の食事満足度・喫食率向上を目的として、聖隷栄養部門の専門研修として毎年開催されています。年毎に「料理のテーマ」「価格」が設定され、高齢者公益事業部エデンの園(9施設)・病院部門(6施設)計15施設の代表が参加して行われています。今年度のテーマは「季節感を感じる鶏料理」でした。審査基準は「見た目」「季節感」「味」「大量調理に向いているか」「プレゼン内容」です。
当院では、栄養課全員からレシピを公募し、集まった16個のレシピの中から職員同士の投票にて3レシピを選出。その後3者が実際に料理を作り、料理のポイント等プレゼンを行い、試食した上で一番高評価だった「鶏肉の和風キッシュ」を当院の代表とすることにしました。
当院では、栄養課全員からレシピを公募し、集まった16個のレシピの中から職員同士の投票にて3レシピを選出。その後3者が実際に料理を作り、料理のポイント等プレゼンを行い、試食した上で一番高評価だった「鶏肉の和風キッシュ」を当院の代表とすることにしました。
10月25日に各施設の代表が集い料理対決本番が行われ、高齢者公益事業部と病院部門に分けて審査されました。
そして当院のレシピが優秀賞を受賞することができました。
受賞した「鶏肉の和風キッシュ」は11月20日昼食にお楽しみ献立として提供しました。
高齢の方でも食べやすいよう和風に仕上げました。
患者さんからは、美味しかったという感想を頂きました。
高齢の方でも食べやすいよう和風に仕上げました。
患者さんからは、美味しかったという感想を頂きました。
ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供していますので、その様子についてご紹介します
11月のおやつ
- <洋梨のデザートグラタン>
~作製者よりひとこと~
寒くなってきたので温かいデザートをご用意しましたが、冷めても美味しくいただけます。
濃厚なカスタードと加熱された洋梨の風味がよく合います。
食欲がなく食事が召し上がれない方でも、洋梨のデザートだけきれいに召し上がっているのを見て、嬉しく思いました。