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2021年11月号

 栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
 栄養課の旬な取り組みをピックアップして紹介していきます。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供しています。

10月のおやつ <<豆腐プリン 栗風味>>

~作成者から一言~

普段病院食での提供がない秋の食材を使用したいと思い、栗を選びました。
口当たりの良いプリンにしたく固さを調整するのが大変でしたが、思い通りの固さに出来て良かったです。


~患者様からの感想~

「美味しかった」
「月に1回だけでなく何回も出して欲しい」


というお言葉を頂きました。

おすすめレシピのご紹介

聖隷福祉事業団は日本全国に9つの病院があり、それぞれの管理栄養士・栄養士・調理師が腕を奮って作っている病院食やおすすめのレシピが出来ました。
テーマに沿った料理を2~3品ずつ、2か月に1回配信しますのでぜひご覧ください!
※各メニューの詳しいレシピはページ下段でダウンロードしていただけます。

鶏の香味揚げ(聖隷沼津病院)

【作り方】※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. 料理する1時間前にAを合わせて、半分量を鶏肉に漬け込む
  2. 1の汁気を切り、鶏肉に片栗粉をまぶし、180℃の油でこんがりと揚げる
  3. 残りのAとミジン切りにした根深ねぎとゴマ油を合わせ、鍋で一煮立ちさせる
  4. 揚がった鶏肉を盛り付け、3をかける
  5. 菜の花を茹でて付け合わせにする


【管理栄養士のオススメPoint】
  • 韓国料理のヤンニョムチキン風に唐辛子を入れても美味しいですよ。
  • 生姜に含まれるタンパク質分解酵素の働きで肉が柔らかくなります。

ポテト重ね焼き(聖隷三方原病院)

【作り方】※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. 玉葱を炒め粗熱を取り、Aの材料を混ぜ、耐熱容器に平らにして入れ160度のオーブンで15分焼く
  2. Bの材料でマッシュポテトを作り、1の上に重ね、粉チーズをかけ、200度のオーブンで15分焼く
  3. 2を食べやすい大きさにカットして、上にパセリをふる
  4. Cの材料でソースを作る
フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと玉葱を炒め、火が通ったら トマトピューレ、トマトケチャップ、コンソメ、砂糖で味を整える
5.皿に4のソースを敷いて、3を上に盛付ける

【管理栄養士のオススメPoint】
  • じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれています。
  • ビタミンCは加熱によって壊れやすいのですが、じゃがいものビタミンCはデンプンに守られており、加熱調理しても損失が少ないのが特徴です。

チキン南蛮(聖隷佐倉市民病院)

【作り方】※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. 鶏むね肉を人数分(一口大)に切り、塩コショウをする
  2. 小麦粉を1にまぶし、180℃の油でこんがり揚げる
  3. Aを鍋で一煮立ちさせ、揚げた鶏肉にからめる
  4. みじん切りにした玉葱とBを混ぜ合わせオーロラソースを作る
  5. 鶏肉を盛り付けてオーロラソースをそえる

【管理栄養士のオススメPoint】
  • 鶏むね肉でチキン南蛮をやわらかく仕上げるコツは、そぎ切りにして断面を広くすることです。
    加熱時間が短くなってやわらかく仕上がります。
  • 甘酢だれは鶏肉が熱いうちに漬け込みましょう。
    味が染みこみやすくなります。