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2020年10月号

 栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として、「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は、『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
栄養課の旬な取り組みをピックアップして紹介していきます。

食の安全強化の取り組み

HACCP(ハサップ)とは『Hazard:危害 Anaiysis:分析 Critical:重要 Control:管理 Point:点』の略
安全で衛生的な食品を製造するための管理方法のひとつ。国際基準になっており高く評価されている。浜松市は独自に自主衛生管理を認証する制度を設けている。

2018年6月食品衛生法の改正により、食品を扱う全ての事業者に対してHACCPが義務化されることになりました。栄養課調理師の深元さんがHACCPコーディネーターの資格を取得しました。

スタッフの紹介
HACCPコーディネーター 深元龍之介(調理師)


○プロフィール
2010年 聖隷三方原病院 入職
2014年~2016年
    高齢者公益事業部主催
    「施設対抗料理対決優秀賞受賞」
2018年 聖隷部門衛生委員会
2019年 JHTC HACCPコーディネーター取得

聖隷三方原病院栄養課の現場を指揮しながら、全国の施設でのHACCP周知活動にも力を注いでいます。

行事食 ~敬老の日~

9月21日の敬老の日は秋を感じるメニューを提供しました。
さつま芋を使った芋ご飯、お粥を召し上がる方には芋粥。メインはサンマの塩焼きを。
入院をされている方達に、お食事を通して少しでも季節を感じていただき、癒やしていただけたらとスタッフ一同心を込めて調理しました。

普通食
さつま芋のご飯
翡翠なす(えびあんかけ)
さんま塩焼き
おはぎ

消化食
さつま芋粥
翡翠なす(えびあんかけ)
白身魚塩焼き
水ようかん

「芋ご飯が甘くて美味しい」「おはぎが食べれて嬉しかった」とご好評頂きました。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供しています。

9月のおやつ <<ほうじ茶ゼリー>>

~患者さんより~
「あんこがのっていて美味しかった」「ほうじ茶のゼリーなんて初めて食べた」というお言葉を頂きました。

~作製者からのひとこと~
和風のデザートをさっぱりと召し上がっていただきたかったので、香りの良いほうじ茶を選びました。