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2021年5月号

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供しています。

4月のおやつ << 抹茶プリン >>

~患者さんより~
「抹茶とあんこが二層になっていて良かった」食欲がない方からは「これだけは食べれた」というお言葉を頂きました。

~作成者からひとこと~
お茶の季節を先取って抹茶にしました。重湯ををピンクに色づけてワンポイントにしてみました。食欲のない方でも、のどごし良く食べやすい物を考えて作りました。喜んで頂けたようなので良かったです。

おすすめレシピのご紹介

聖隷福祉事業団は日本全国に9つの病院があり、それぞれの管理栄養士・栄養士・調理師が腕を奮って作っている病院食やおすすめのレシピが出来ました。
テーマに沿った料理を2~3品ずつ、2か月に1回配信しますのでぜひご覧ください!
※各メニューの詳しいレシピはページ下段でダウンロードしていただけます。

豆腐ハンバーグ オニオンソース(聖隷袋井市民病院)

【作り方】※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. (ア)と(イ)の玉ねぎはみじん切りにして、油少々できつね色になるまで炒める
  2. 1のあら熱がとれたら、玉ねぎ(ア)とAと合わせてこね、 8等分にして小判型に整える
  3. フライパンにサラダ油をひき、2を火が通るまで両面焼く
  4. 鍋で1の玉ねぎ(イ)とBを煮込む。砂糖、こしょうで味を整え、片栗粉でとろみをつける
  5. 小房に分けたブロッコリーは塩茹する。乱切りにした人参をマーガリン、砂糖で煮る
  6. 皿に豆腐ハンバーグを盛り、4のソースをかける。付合せを添えて出来上がり

【管理栄養士のオススメPoint】
  • 豆腐を使うことで、口当たりが柔らかくカロリーを控えることができます。

白身魚の巻繊けんちん焼(聖隷横浜病院)

【作り方】
  1. 白身魚に酒、塩をふっておく(分量外)
  2. 人参、菜の花をみじん切りにし、芯がなくなる程度にゆでる
  3. 木綿豆腐を裏ごし、卵、薄口醤油、塩、砂糖、人参、菜の花を混ぜる
  4. 白身魚の中心(上でも可)に3を挟み、魚焼きグリルで加熱をする
  5. 魚に火が通ったら、お好みの付け合せを添えて完成

【管理栄養士のオススメPoint】
  • 豆腐や白身魚は淡泊で消化吸収に負担がかからないので、胃腸が弱っている方でも安心して召し上がれます。
  • 高たんぱく質、低糖質、低脂質なので、ダイエット中の方にも◎

大豆ミートカレー(聖隷浜松病院)

【作り方】※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. 大豆のお肉は湯でもどす
  2. 鍋でサラダ油を熱し、Aを加え、きつね色になるまで炒める
  3. Bをお好みで加えて香りが出たら、Cと1.を入れて煮込む
  4. カレールーを入れて少し煮込み、最後に豆乳を入れる
  5. トッピングの野菜は焼く、又は茹でる、又は電子レンジで温めるなど、お好みの調理方法で温める(病院食では素揚げをしています)
  6. ご飯とカレー、トッピングの野菜を盛り付けて完成

【管理栄養士のオススメPoint】
  • 肉に比べて低カロリー・低脂質。高たんぱくで食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富。
  • 豆乳入りで口当たりまろやか。