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2022年2月号

 栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として、「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は、『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
栄養課の旬な取り組みをピックアップして紹介していきます。

病院調理師

「病院調理師」の資格を栄養課の調理師2名が取得しました。
この資格は一般社団法人日本病院調理師協会主催による認定資格です。病院・福祉施設などに勤務する調理師を対象に、高度化した調理に関わる技術技能の向上を図ることを目的として実施されています。

今回はコロナ禍に頑張って通信教育講座で勉強をした2人を紹介します。

深元龍之介(病院調理師)

一緒に働く管理栄養士たちが更に勉強を重ねて専門資格を取得していくのを見て、調理師もキャリアを積みながら勉強をして資格を取りたいと思っていた時に、この資格を知りました。現在、病院で働く調理師として資格取得の勉強が日頃の仕事に直接活かせていると思っています。
今までも仕事の繋がりで保育園に自分の考えたテーマで食育活動をしたことや施設の代表として料理対決に参加して賞を取った経験もあります。
今後は新しい発想をもち、美味しい食事が提供できるように努めていきます。そして今まで培ったスキルを活かして地域に貢献出来たらと考えています。
現在、ふぐ処理師・HACCPコーディネーターの資格を取得。今後は給食特殊調理専門調理師を目指したいです。

杉山知里(病院調理師)

資格を取得することで自分のモチベーションを上げてスキル向上を目指せると思い、今回挑戦しました。
コロナ禍で通信教育でしたが今の仕事内容と照らし合わせながら勉強できたことが今後の実際の業務で活かせています。
私がこの仕事に決めたのは祖母が当院に入院した時に「病院の食事が美味しい。食事が唯一の楽しみ」という言葉をきっかけに患者さんが元気になる食事を作りたいと思いました。今も患者さんより今日の食事が美味しかったと花丸のついたメッセージをもらえたことがあり、とても嬉しかったです。また施設の代表として料理対決に参加して賞が取れたことが自信になり、今後も患者さんが元気になる美味しい食事を提供できるように努めていきたいです。

行事食 ~お正月~

1月1日の昼食に【お正月】にちなんだ行事食を提供しました。
お正月気分を出すため、折り詰めに彩り良く盛付けました。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供していますので、その様子について紹介します。

干し柿と甘酒

~作製者からひと言~
寒い季節なので、ホッと出来るようなメニューにしてみました。
干し柿の自然な甘さや食感が好評でした。そして甘酒で身体を温めてもらえたようです。