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2018年8月号

栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として、「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は、『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
栄養課の旬な取り組みをピックアップしてご紹介していきます。

8月号では出産お祝い膳についてご紹介します。
 ご出産された方へのお祝いのお食事として、普段の病院食とは違い調理師が直接サービスする、コース料理をご用意しています。

ご出産お祝い膳担当調理師に聞く!Q&A

Q 今年度よりメニューが変わったそうですが、メニューはどのように決めたのですか?
A まず、出産した方にどのようなお料理が食べたいのか話を聞いたところ、「食欲がなかったので肉より魚、フルーツが食べたかった」との意見を頂いたので、主菜は魚料理、デザートにはフルーツを数種類盛り合わせる案を考え、他の担当調理師と相談し、栄養面は管理栄養士と調整しながら決めました。

Q 今回のポイントはどこですか?
A 「ブーケサラダ」は、人参・胡瓜・ハムを花束のように包んでサラダ全体をブーケにみたてています。デザートの「フルーツ」はカットを工夫して彩り良く見た目でも楽しんでいただけるような盛り付けにしました。「サーモンのソテーきのこクリームソース」はサーモンと濃厚なクリームの相性が良く人気の組み合わせです。

Q いつ提供しているのですか?
A 出産後退院日までの火曜日と金曜日のいずれかの昼食で提供出来るよう管理栄養士が調節しています

~MENU~
ブーケサラダ
本日のスープ
パン
サーモンソテーきのこクリームソース
デザート
コーヒーor紅茶
Q 患者さんの反応はいかがですか?
A 食後にアンケートを書いていただいているのですが、ほとんどの方が満足と解答され、「気分転換になった」や「美味しかった」との感想を頂きました。サラダをお出しした際、写真を撮ってくださる方もいらっしゃいました。頂いたご意見は今後の献立改善に活かしていきたいと思っています。

Q 調理師として仕事をするうえで心掛けていることは何ですか?
A レシピに忠実に、食材の加熱時間に注意しながらきれいに美味しく仕上げるのと同時に、患者さんの、咀嚼・嚥下の状態に対応できる様々食事形態があるので、それぞれの食事形態の基準をしっかり理解し、適切な食事を作るよう心掛けています。

行事食

入院中もお食事で季節を感じていただけるよう、季節ごとの行事にちなんだ食材を使った献立を提供しています。その様子についてご紹介します

7月の行事食

  • 七夕そうめん


七夕の風習として食べられるそうめんです。卵・オクラ・星型人参などの具をのせ七夕をイメージし、涼しげに見えるよう盛り付けに工夫しました。
患者さんに「きれい」との感想もいただきました。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供していますので、その様子についてご紹介します

7月のおやつ

  • バナナプリン


梅雨が明けていよいよ本格的に暑くなってきました。栄養価の高いバナナを見た目にも涼しげななめらかプリンに仕上げました。
患者さんからは、「バナナの優しい甘さで美味しかった」と評価を頂きました。