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2019年7月号

 栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として、「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は、『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
栄養課の旬な取り組みをピックアップしてご紹介していきます。

糖尿病教室担当管理栄養士

今月は糖尿病教室担当管理栄養士業務を紹介いたします。
■糖尿病教室とは
当院では、患者さんやご家族の方が糖尿病を正しく理解し療養にあたれる事を目的に「糖尿病教育入院」を実施しています。
医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師により、糖尿病の治療法や合併症、生活について食事療法、薬物療法や運動療法、検査値の見方についての教室を5日間にわたり開催しています。
■糖尿病教室での食事療養の指導について
管理栄養士は火曜日と木曜日の2回にわけて指導を実施しています。
1回目は食事療法の基本についてです。
必要なエネルギー量や各栄養素の働きについて、食品構成表の見方等の指導をします。
2回目は病院の昼食を食べながら行ないます。
病院食を通じて食事のポイントについて詳しく説明します。
■栄養指導・評価の必需品
栄養指導では栄養課が作成したパンフレットやフードモデルを用いて指導しています。

■糖尿病教室担当管理栄養士の仕事をしていて嬉しかった事、大切にしている事、今後の目標など

糖尿病教室は集団での指導となるため患者さん同士がお互いの食生活等の情報交換や知識共有が出来る場になるように心掛けて指導しています。興味を持ってもらえたり、退院後の生活に向けて前向きな様子が見れたとき嬉しく感じます。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供していますので、その様子についてご紹介します。

(6月のおやつ) 梅雨あじさい饅頭・紫陽花ババロア

~作製者からひと言~
6月になり色づいた花を咲かせるあじさいをイメージし、季節を感じることができるよう作成しました。
ご年配の方に人気のあるお饅頭とババロアにはクラッシュゼリーをのせ、あじさいの花にみたてました。

患者さんからは「美味しかった」「季節を感じれた」等のお言葉を頂きました。

梅雨あじさい饅頭

紫陽花ババロア