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2019年12月号

 栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として、「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は、『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
栄養課の旬な取り組みをピックアップして紹介していきます。

健康教室

今月は精神科デイケアにて開催している健康教室を紹介いたします。

■精神科デイケアとは
精神障がいを有する利用者が、地域生活をより主体的・有意的に継続できるように、医療的サポートを中心に生活を支援し、より良い社会参加を実現するための援助・介入を図るために実施されています。デイケアでは簡易活動やレクリエーションを行います。その中で栄養課は健康教室を開催しています。

■健康教室とは
精神科担当の管理栄養士・調理師により月に1回デイケアに参加されている利用者に向けて健康や食に関する話題を提供しています。
ロコモティブシンドロームについてや嗜好品の取り方、災害時の食事についてなど話題はさまざまです。

■健康教室の様子
11月のテーマは「朝ご飯を食べよう」です。

教室の様子

担当の調理師により朝ご飯の重要性についてお話している様子です。
今回は朝食の役割や朝食を抜くと良くないことを話して、おすすめメニューもアドバイスしました。今回の皆さんは、しっかり朝食を摂っている方々でしたが、1日2食だったりバランスが偏っていたことをグループで話したりしてこれからの毎日を元気に過ごせるような教室になりました。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供していますので、その様子について紹介します。

11月のおやつ・紅茶のパンナコッタ

~作成者より一言~
普通のメニューにない味のデザートを食べてもらいたいと思い、紅茶のパンナコッタを作りました。患者さんからは「めずらしくて良かった」「おいしかった」などの感想を頂き好評でした。