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2022年1月号

 栄養課は、「利用者一人ひとりを尊重した栄養管理と安全で質の高いサービスの提供」を基本方針として「食」の専門性を発揮し、各専門医療スタッフと連携して患者の病態改善・治療・治癒を目指しています。病院における食事は『治療の一環』であると共に、『癒し』『楽しみ』の役割を担っています。
 栄養課の旬な取り組みをピックアップして紹介していきます。

行事食 ~クリスマス~

入院中もお食事で季節を感じていただけるよう、行事にちなんだ食材を使用し、12月24日昼食時に【クリスマス料理】を提供しました。
献立は「 鶏の香草焼き・サラダ・ケーキ 」です。

食形態に合わせ主食以外に主菜や副菜、デザートも変えています。
★普通食の献立一例★

ポテトの重ね焼きは2021年11月の栄養課ニュースにてレシピ紹介しています。

ホスピス季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士・調理師が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供しています。

12月のおやつ <<クリスマスケーキ>>

クリスマスツリーのカップケーキ / クリスマスツリーのカッププリン
~作成者から一言~

患者様に少しでもクリスマス気分を味わって頂けるよう抹茶のクリームをクリスマスツリーに見立て華やかなケーキにしました。左はカップケーキ、右はプリンの土台で作成しています。


~患者様からの感想~

「見た目が綺麗」「抹茶味で美味しい」

というお言葉を頂きました。

おすすめレシピのご紹介

聖隷福祉事業団は日本全国に9つの病院があり、それぞれの管理栄養士・栄養士・調理師が腕を奮って作っている病院食やおすすめのレシピが出来ました。
テーマに沿った料理を2~3品ずつ、2か月に1回配信しますのでぜひご覧ください!
※各メニューの詳しいレシピはページ下段でダウンロードしていただけます。

ミートソース(聖隷浜松病院)

【作り方】※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. たっぷりのお湯でパスタを茹でる
  2. 油をひいたフライパンにおろしにんにくを入れ、牛挽肉、玉ねぎを入れて炒める
  3. Aを入れて炒め、煮込む
  4. 1のパスタに3をかけて完成


【管理栄養士のオススメPoint】
  • 牛肉は鉄分を多く含みます。牛肉に多く含まれる鉄は体内に吸収されやすいのが特徴です。
  • お好みで粉チーズをかけても美味しく頂けます!

鯖の香味ソース(聖隷三方原病院)

【作り方】
  1. 鯖に酒塩をし、臭みをとる
  2. フライパンにサラダ油をしき、1の鯖を皮目のほうから焼く
  3. 大根をすりおろす
  4. 別のフライパンに、ごま油・おろしにんにく・根深ネギを入れ軽く炒めたら、大根おろし・砂糖・濃口醤油・だし汁を入れ弱火で煮る(※強火で煮ると水分が蒸発しすぎるので注意)
  5. 盛付けは鯖にソースをかけ、白髪葱をのせる


【管理栄養士のオススメPoint】
  • 鯖に含まれるDHA・EPAは、血栓予防や中性脂肪を減らす働きがあります。
  • ネギやにんにくを入れることで鯖の臭みを取ってくれます。
  • 大根おろしでさっぱりとしたソースになり、ご飯が進むメニューです。

煮込みハンバーグ(聖隷佐倉市民病院)

【作り方】※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. みじん切りにした(ア)の玉葱をあめいろに炒める
  2. 挽き肉にAの具材を、ねばりが出るまでよく混ぜ成形する
  3. フライパンで両面を焼き、蓋をして弱火で5分蒸し焼きにする
  4. みじん切りにした(イ)の玉葱を炒め、Bの調味料を加えてデミクラスソースを作る
  5. デミグラスソースに3のハンバーグを入れ15分煮込む


【管理栄養士のオススメPoint】
  • 肉にはリンゴ缶、ソースにはパイン缶を入れることでコクがでます。缶詰は粗みじんにすると隠し味の風合いがでます。
  • 合い挽き肉はたんぱく質、脂質、鉄分、ビタミンB群などを多く含みます。たんぱく質・ビタミンB群は鉄の吸収を助けるので貧血予防になります。