森田 真知子 ~感謝溢れる2年間~
人の暖かさと愛情に包まれ、こんな素敵な病院で医師としてのスタートを切れたことを心の底から誇りに思います。来年からは大好きなこの病院を離れ、新天地で新たなスタートを切ります。これからもここで学んだことを糧に、ひとつでも多くの笑顔に携われるよう日々精進していきたいと思います。
最後になりましたが、私達の研修を支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。
村田 哲 ~不完全燃焼、即ち余力あり~
一方で、自分は戦略眼に欠けると、痛感した2年間でもありました。
戦略に優る戦術なし、と『戦争論』著者 クラウゼヴィッツ少将も主張するところ。「戦略>>戦術」の重要性/普遍性を改めて認識した貴重な日々でした。
この2年間は個々の目標が定まらず、不完全燃焼の日々が続きました。その原因は努力不足にあり、「近視眼的、刹那的」思考に終始したことも一因であったと反省しています。
今後は、課題点を自覚する反省力、課題打破への中長期的計画立案と実行力を問われる日々となる、ことを外科・心外ローテで痛感し、恐れ戦きつつも、自身の性能向上を楽しみに診療していきます。
最後に、聖隷浜松病院の益々の発展を祈っています!
お世話になりました、ありがとうございました。
服部 悠斗 ~2年間を振り返って~
研修に関しては、環境に流されやすい自分にとって、聖隷浜松の恵まれた環境で医師としての最初の2年間を過ごせたのは幸せでした。多くの尊敬できる医師に出逢い、彼らの考え方や診療行為、態度に直に触れられた経験は一番の収穫です。コメディカルの方々には非常にご迷惑をおかけしましたが、それにも関わらず辛抱強く対応してくださり、感謝してもしきれません。みなさまのおかげで成長できたと同時に、圧倒的な力不足も自覚できました。
最後になりましたが、同じ環境を共に過ごし、切磋琢磨し、愚痴もこぼせ、息抜きもできた同期をはじめ初期研修医の存在があったからこそ、2年間やってこれました。ありがとうございました。
橋本 梨沙 ~天下取りの渦中にあって~
尊敬でき刺激を与えてくれる同期、沢山の教えを授けてくださった先生方や看護師、医療スタッフの皆さんには感謝の気持ちで一杯です。医師として生涯続く生き方を作ってくださり、本当にありがとうございました。
でもねえ、自分には全然満足してないや。口にする理想論とはかけ離れ、知識も技術も足りず、悔しい思いを何度味わったかわかりません。病を持つ人を癒したいなと思うのに、病を持つ人に接して癒されていたのはいつも自分自身でした。ひとりひとりの患者さんに報い、そして未来を作りたい。その為にも、私はこの仕事に、命がけであろうと思います。
立松 悠太 ~感謝~
また、自分のモチベーションの源は、ERや病棟で出会った患者さんたちでした。その出会いを振り返ると思い浮かぶのはふがいない自分の姿と、それでも感謝の言葉をくださる患者さんの姿であり、次はもっと迅速かつ正確に、という思いを持って努力し続けることができました。
この2年間で関わった全ての方々に心から感謝いたします。ありがとうございました。
高橋 和成 ~充実した2年間の研修を終えて~
それでもまだまだ無力で、できる全てを尽くしても救えなかった命はたくさんありました。他にしてあげられることは無かったかと、振り返る度に思い出されます。春からは集中治療医を目指し、麻酔科へ進みます。これからも多くの事を学び、それを患者さんに還元できるように努力していきます。
辛い時期もありましたが、非常に充実した2年間でした。医師としての最初の一歩をこの聖隷浜松病院で、この同期とともに踏み出せたことを誇りに思います。最後となりましたが、指導して頂いた先生方、コメディカルの皆様、人材育成センターの皆様2年間ありがとうございました。
櫻井 陽介 ~まだまだこれから~
齋藤 隆介 ~良い出会い~
研修生活について振り返るならば、あまりに達成できてないことが多いが、成長も実感している(他覚所見は定かではない)。色々な方から様々な刺激を受け、影響を受けた。他の病院は知らず、根拠はなにもないが、私は他の病院では得られない出会いがあったと感じている。
桐戸 雄紀 ~緩やかでも、少しずつ、確実に~
積極的とは言い難い性格の私に対しても各科の先生方は熱心に指導してくださり、スタッフの方々は私を一人の医師として扱ってくださりました。凹んでも研修医室に戻れば仲間がいました。そんな恵まれた環境の中で、日々を振り返ると無為に過ごしてしまったと後悔することもあります。一方で先生方に感銘を受けて考え方が変わったり、僅かだけれど何かを成し遂げたり、人に何かを与えられたと感じたこともあります。
来年からはより自立した立場になります。初期研修での小さな成功体験を糧に、これからもそのようなものをいつまでも積み重ねていけるように、私なりに精進したいと思っています。
最後に、初期研修を支えて下さった全ての方々へ御礼申し上げます。
上垣内 篤 ~Connecting the Dots~
患者さんに寄り添うこと、ひたむきに努力を忘れないこと、積極的にチャンスを掴むこと、こんな目標を掲げて自問自答しながら2年間過ごしました。現実には忙しさにこじつけて自分の考えの甘さが露呈することもあり、思い描く日々を送れない時期もありました。苦しんだり、亡くなる患者さんを目前に、自分の存在意義を疑い無力感を感じる時も多くありました。でも、ありがとうと言ってくれる患者さんに励まされ、一生懸命頑張る同期に刺激をもらい、熱心に指導して下さる上級医・他職種の方々に勇気づけられ、2年間充実した毎日でした。メンターの先生を始め、若手の先生を含めてロールモデルとなる先生方にも多く出会いました。理想像にはほど遠く先行き不安な事は多いですが、その先生方に負けないよう初心を忘れず、いつまでも患者さんと医療に熱い情熱を持った医師でいたいです。
この病院に来て良かったです。ありがとうございました。
加藤 綾 ~初期研修を終えて お世話になった方々へ~
大場 翔太 ~「誰か」になりたくて~
早く一人前になりたくて、「何かが出来る誰か」になりたくて、焦りながら必死に過ごしてきた日々でした。無理をして自分が入院することもありましたが、入院生活そのものも今後の自分を支えてくれる大切な経験だと感じています。
辛くて逃げ出したくなることもありましたが、患者さんやスタッフの皆様に温かい目で見守っていただき、厳しくも、のびのびとした研修生活を送ることが出来ました。これほど良い研修病院が、他にありますでしょうか?この短い時間で自分がどれほど成長できたのかはわかりませんが、たくさんの方々から今後の医師人生においても殊勝なことを学んだ気がします。これからも、目の前の患者さん、ひいては社会や医療に「何か一つでも多くのことができる」人に成れるよう、突き進んでいきたいと思います。
最後になりますが、指導医の先生方、病院のスタッフの皆様、そして何より、苦楽をともに過ごしてくれた同期の11人に、再度感謝申し上げます。ありがとうございました。
大瀧 彩乃 ~たくさんのもらいもの~
自分が知らないことを吸収するのが毎日楽しかった反面、自分が何もできないこと、自分の発言や行動が患者さんと家族に影響を及ぼしてしまうこと、何より患者さんの死に向き合うことが本当に怖かったし、今でもまだとても怖いです。
この2年間は周りのひとたちから多くをもらってばかりの2年間でした。私はおそらく「聖浜らしい」研修医ではなかったと思います。何度も立ち止まりそうになりましたが、上級医の先生やコメディカルの方々、頼れる11期・かわいい13期、家族、旧友、そしてだいすきな同期、多くの人の支えがあって今私はここに立って医師を続けているのだと思います。
4月からはいつでも帰れる場所だった研修医室といつもそこで待っているだいすきな同期がいなくなってしまうのは寂しいですが、各地でキラキラしているであろう皆に負けないように、私も自分のペースで一歩一歩前に進みます。
2年間ありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願いします。
石田 恵章 ~感謝~
飯田 雅博 ~2年間を振り返って~
そんな私ですが、この原稿を書くために研修開始前の目標と1年目終了時の振り返りを見直してみました。色々と恥ずかしいことが書いてあったのですが、1年目の振り返りには「研修の最後に一歩でも進めたと言えるように努力する」と書いてありました。2年間の終わりを迎えて果たしてそこまでの努力を自分が出来ていたか自信はありませんが、最後だから見栄を張って「一歩進んだ」と言いたいと思います。皆さんに背中を押して頂いて踏み出した「一歩」です。医療者人生の大切な第一歩をこの聖隷浜松病院で踏み出した事に誇りを持って、今後も努力し続けます。もう一度、ありがとうございました。
天野 裕貴 ~2年間を振り返って~
また、自分もこういう人になりたいと心から思える先生方やコメディカルの方々にたくさんお会いすることができました。大好きな先生から頂いた『いくつになっても成長し続ける向上心を持つこと』を忘れず、何事にも挑戦していきたいです。まだまだ自分の思うような結果は出てていませんが、いつどこでbreak throughが起きるか誰にもわからないのだから、自分の可能性を信じ、少しでもそのキラキラした先生方に近づけるよう時間を大切に精一杯努力していきたいと思います。そしてまた心からの笑顔でみんなに再会できる日を楽しみにしています。