研修医の皆さんには良くも悪くもイメージそのものが希薄なようです
「内科系も外科系もどちらもできるのが耳鼻咽喉科の魅力」
という意見もありますが…
聖隷浜松病院の耳鼻咽喉科の診療は頭頸部領域の手術を中心として、外科系に大きくシフトしています。
年間手術件数700~800例は、静岡県内トップ、全国有数です。
個性的な人材を輩出しています
「内科系も外科系もどちらもできるのが耳鼻咽喉科の魅力」
という意見もありますが…
聖隷浜松病院の耳鼻咽喉科の診療は頭頸部領域の手術を中心として、外科系に大きくシフトしています。
年間手術件数700~800例は、静岡県内トップ、全国有数です。
個性的な人材を輩出しています
沿革:1969年4月開設(49年目へ突入中)
1989年1月より浜松医大耳鼻咽喉科の関連施設
常勤医 7名
専門医 4名 後期研修医3名(女性1名)
非常勤医師 2名
耳鼻咽喉科専門医 1名 形成外科専門医 1名
1989年1月より浜松医大耳鼻咽喉科の関連施設
常勤医 7名
専門医 4名 後期研修医3名(女性1名)
非常勤医師 2名
耳鼻咽喉科専門医 1名 形成外科専門医 1名
到達目標:専門医研修1年次
まず、規律を守ること
・謙虚であること
・毎日快活に仕事をすること
・患者・家族に優しい気持ちで接すること
・医療スタッフと協調すること
・情報を報告・連絡しスタッフと共有すること
・医師としての自分の行動に責任を持つこと
・臨床能力の向上に積極的であること
・困ったときには上司、同僚へ相談すること
・医療安全の重要性、医療倫理の重要性を理解する
・保険医療制度の仕組みを知る
・一般外来、入院診療、救急医療などに関する、技術、知識の習得を目指す
・様々な検査法の意義を理解し、必要に応じて実施できるようにする
・口蓋扁桃摘出術、リンパ節摘出術、ラリンゴマイクロ・サージェリー、気管切開術、鼻骨骨折整復術などを自ら執刀する
・その他、耳科領域、鼻科領域、頭頸部領域の手術の助手もつとめる
・周術期の全身管理や頭頸部癌患者のケア、終末期医療の考え方の実際を学ぶ
・積極的に学会へ参加する。地方部会等で報告は必ず行う
到達目標:後期研修2、3年次
・1年次の成果をふまえ、さらなるスキルアップを目指す
・自ら執刀する手術には、鼻・副鼻腔手術、甲状腺手術、耳下腺手術などが加わる
・入院患者について、自ら主治医として治療計画を立案、提示する
・難聴、副鼻腔炎、アレルギー、頭頸部癌など重要な疾患については基礎的な知識を習得する
・関連他科境界領域の疾患を理解し、対診等についても適切に対応できるように努める
・診断書記載法や、社会保険制度について理解を深める症例報告を論文にする
到達目標:後期研修4、5年次
・知識、技術の習得が確実であれば、指導医の指導のもと、簡単な鼓室形成術や、頸部郭清術なども執刀してもらう
・後輩の指導にもあたってもらう
・指導していくことで、多くの症例を通して学んできたことを整理し、知識を確実なものにしていくように促す
・興味があれば耳鼻咽喉科の関連学会へも入会してもらい、参加することを勧める
・スキルアップのため、学会主催の講習会等には積極的に参加してもらう
・4年間の専門領域研修が終了すれば耳鼻咽喉科専門医試験の受験資格が得られる
・5年次の夏には、自信を持って試験に臨んでもらう
最初4年間の研修期間中にできること
・手術の執刀は、年間約100件程度
・学会発表は、年間3~4回程度
・担当患者は、最初の4年間で800~900名
・病院の救急宿泊当直が、年間30~40回程度
・耳鼻咽喉科の自宅待機番が、月に7~8日程度
※2017年度に就職した後期研修医のデータに基づきます
まず、規律を守ること
・謙虚であること
・毎日快活に仕事をすること
・患者・家族に優しい気持ちで接すること
・医療スタッフと協調すること
・情報を報告・連絡しスタッフと共有すること
・医師としての自分の行動に責任を持つこと
・臨床能力の向上に積極的であること
・困ったときには上司、同僚へ相談すること
・医療安全の重要性、医療倫理の重要性を理解する
・保険医療制度の仕組みを知る
・一般外来、入院診療、救急医療などに関する、技術、知識の習得を目指す
・様々な検査法の意義を理解し、必要に応じて実施できるようにする
・口蓋扁桃摘出術、リンパ節摘出術、ラリンゴマイクロ・サージェリー、気管切開術、鼻骨骨折整復術などを自ら執刀する
・その他、耳科領域、鼻科領域、頭頸部領域の手術の助手もつとめる
・周術期の全身管理や頭頸部癌患者のケア、終末期医療の考え方の実際を学ぶ
・積極的に学会へ参加する。地方部会等で報告は必ず行う
到達目標:後期研修2、3年次
・1年次の成果をふまえ、さらなるスキルアップを目指す
・自ら執刀する手術には、鼻・副鼻腔手術、甲状腺手術、耳下腺手術などが加わる
・入院患者について、自ら主治医として治療計画を立案、提示する
・難聴、副鼻腔炎、アレルギー、頭頸部癌など重要な疾患については基礎的な知識を習得する
・関連他科境界領域の疾患を理解し、対診等についても適切に対応できるように努める
・診断書記載法や、社会保険制度について理解を深める症例報告を論文にする
到達目標:後期研修4、5年次
・知識、技術の習得が確実であれば、指導医の指導のもと、簡単な鼓室形成術や、頸部郭清術なども執刀してもらう
・後輩の指導にもあたってもらう
・指導していくことで、多くの症例を通して学んできたことを整理し、知識を確実なものにしていくように促す
・興味があれば耳鼻咽喉科の関連学会へも入会してもらい、参加することを勧める
・スキルアップのため、学会主催の講習会等には積極的に参加してもらう
・4年間の専門領域研修が終了すれば耳鼻咽喉科専門医試験の受験資格が得られる
・5年次の夏には、自信を持って試験に臨んでもらう
最初4年間の研修期間中にできること
・手術の執刀は、年間約100件程度
・学会発表は、年間3~4回程度
・担当患者は、最初の4年間で800~900名
・病院の救急宿泊当直が、年間30~40回程度
・耳鼻咽喉科の自宅待機番が、月に7~8日程度
※2017年度に就職した後期研修医のデータに基づきます
●1日平均外来患者数:71人/日(2017年実績)
●1日平均入院患者数:26.1人/日(2017年実績)
●1日平均入院患者数:26.1人/日(2017年実績)
主な手術件数
2017年:737例(人)
(過去の手術件数)
2005年:747例(人) 2006年:796例(人) 2007年:866例(人) 2008年:868例(人)
2009年:755例(人) 2010年:744例(人) 2011年:754例(人) 2012年:750例(人)
2013年:702例(人) 2014年:731例(人) 2015年:763例(人) 2016年:738例(人)
1.耳領域 120件
2.鼻領域疾患 149件
3.口腔、咽頭領域 343件
4.嚥下・音声手術 33件
5.頸部手術 157件
6.口唇口蓋裂、顎顔面奇形手術 54件
7.悪性腫瘍手術 109件 (のべ件数)
(過去の手術件数)
2005年:747例(人) 2006年:796例(人) 2007年:866例(人) 2008年:868例(人)
2009年:755例(人) 2010年:744例(人) 2011年:754例(人) 2012年:750例(人)
2013年:702例(人) 2014年:731例(人) 2015年:763例(人) 2016年:738例(人)
1.耳領域 120件
2.鼻領域疾患 149件
3.口腔、咽頭領域 343件
4.嚥下・音声手術 33件
5.頸部手術 157件
6.口唇口蓋裂、顎顔面奇形手術 54件
7.悪性腫瘍手術 109件 (のべ件数)
手術データ詳細
1.耳領域
鼓室形成術 | 19件 |
慢性中耳炎 | 7件 |
真珠腫性中耳炎 | 12件 |
鼓膜チューブ挿入術 | 68件 |
アブミ骨手術 | 3件 |
先天性耳瘻管摘出術 | 16件 |
外耳道形成術 | 1件 |
鼓膜形成術 | 4件 |
乳突削開術 | 9件 |
鼓膜切開術 | 14件 |
2.鼻領域良性疾患
内視鏡下鼻・副鼻腔手術 | 62件 |
鼻中隔矯正術 | 29件 |
鼻甲介切除手術 | 15件 |
涙嚢・鼻涙管手術 | 1件 |
顎・顔面骨折整復術 | 33件 |
鼻外手術 | 9件 |
※他、医原性眼窩損傷(紹介)などで眼形成眼窩外科との合同手術も多数有り
3.口腔、咽頭領域
口蓋扁桃摘出 | 249件 |
アデノイド切除術 | 91件 |
※他 術後出血の止血術 | 3件 |
4.嚥下・音声手術
嚥下機能改善 | 10件 |
誤嚥防止 | 3件 |
音声機能改善 | 20件 |
うち声帯ポリープ切除 | 15件 |
5.頸部
顎下腺 | 良性腫瘍 | 3件 |
耳下腺 | 良性腫瘍 | 32件 |
甲状腺 | 良性腫瘍 | 24件 |
Basedow病手術 | 1件 | |
鼻・副鼻腔 | 良性腫瘍 | 4件 |
リンパ節生検術 | 25件 | |
頸部嚢胞摘出術 | 5件 | |
顎下腺摘出術 | 5件 | |
異物摘出術 | (外耳・鼻腔・咽頭) | 4件 |
気管切開術 | 42件 | |
上皮小体過形成手術 | 10件 | |
頸部膿瘍切開術 | 2件 |
6.口唇口蓋裂手術、顎顔面奇形手術 54件
7.悪性腫瘍手術
舌・口腔悪性腫瘍摘出術 | 11件 |
咽頭悪性腫瘍手術 | 6件 |
中咽頭癌 | 1件 |
下咽頭癌 | 5件 |
頚部郭清術 | 39件 |
顎下腺 | 2件 |
耳下腺 | 1件 |
甲状腺 | 35件 |
鼻・副鼻腔 | 3件 |
咽頭 | 6件 |
※再建を要した悪性腫瘍手術 | 8件 |
スタッフ一覧はこちらをご覧下さい
- この病院には旺盛なチャレンジ精神と、走りながら何でもやってみようという気風があります。
- 市中病院ならではの忙しさがありますが、豊富な臨床経験を通して、耳鼻咽喉科全般、ほぼすべての領域で充実した研修が可能です。
- 患者数、手術件数は全国有数です(年間の全麻下手術件数:約750~800件)。
- 常勤スタッフ数は7名、そのうち専門医が4名と充実しており、若手医師の働きやすさ、教育を重視する体制が整っています。
- 頭頸部癌の症例が多く、頭頸部がん専門医制度認定研修施設に認定されています。
- 小児難聴、顔面奇形などの症例も多く、新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関に指定されています。
- 浜松医科大学耳鼻咽喉科学教室、関連の他病院とも提携し専門医研修の充実を図っています。
- 当科のモットーは「明るく、楽しく、確実に」です。耳鼻咽喉科専門医を目指すガッツのある方の応募を、ぜひお待ちしています。
耳鼻咽喉科 岡村 純