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平成24年度MSW全体研修会に参加してきました。

去る12/8(土)、聖隷研修センターで開催された「聖隷MSW全体研修会」に参加してまいりました。
MSWとは「Medical Social Worker」の略で、医療相談員のことです。
一般の方にはあまり耳慣れない言葉ですが、主に病院で患者様やご家族の方の相談を承る専門職です。

少子高齢化や格差社会の問題がニュース等で取り沙汰されますが、我々はそういった社会情勢の問題から治療や生活の継続に困難を抱える方の支援を業務としています。(もちろん、我々の出番がないことが患者様にとっては一番よいのですが...)

今回は聖隷淡路病院と聖隷三方原病院が幹事となり研修会を執り行いました。
研修内容は研究発表とグループワークだったのですが、畏れ多くも私にて研究発表の任を承りました。
テーマは「MSWが担う連携機能とは?」という壮大なテーマです。
諸先輩が参加する場での発表で少々緊張しましたが、のちのグループワークにつながる内容で報告できたことをうれしく思います。

我々専門職と呼ばれるスタッフは、このように休日でも自己研鑽の場に赴くのですが、忘れてならないのは「誰のため」「何のため」の研修であるかということだと思います。それは「地域住民の方の保健・福祉の向上のため」です。そう思うと、休日返上も惜しくないから不思議なものです。

手弁当で身銭を切って専門性を高める、そんな専門職の一面を知ってもらいたくてブログを更新してみました(私のことはさておき、です)。

医療相談室 島田勝弘



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