診療部長からのメッセージ
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総合診療内科

総合診療内科の定義は場所によって様々ですが、私は「内科学に則って合理的な診療を行うことによって、主治医機能を果たす能力に優れ、総合病院の中で特に主治医機能を必要とする患者の診療にあたる医師」と考えています。
当科では総合病院における「振り分け科」ではなくて「引き受け科」を目標に、主に複数で複雑な病態を持つ患者、原因不明の症状所見のある患者、感染症、血液病、自己免疫疾患などの患者を診療しています。主治医として患者を担当しながら初期研修医の指導をする、「教えつつ学び、学びつつ教えること」による研修です。
現在全国的に総合内科医が働く場所が安定供給されているわけではありませんが、実は病院からの需要は極めて高いのです。自ら今後の総合内科のあり方を考え、病院と相談しながら新たな場所を作っていくような主体性を発揮できるやりがいのある分野です。
総合診療内科部長 三澤 健太郎
総合診療内科部長 志智 大介
消化器内科・肝臓内科

当院は地域医療の中核をになう役割を果たしているが、消化器疾患は多岐にわたり患者数も多い。当院では特に救命救急センターとリンクし、消化器の救急疾患にも積極的に関わっている。また逆にホスピスを中心とした緩和ケアも充実しており、救急診療から緩和ケアまで幅広く消化器診療を行うことが可能となっている。
診療が多岐にわたるため特に積極的に様々な消化器診療を学びたい先生方には勉強する機会が多いと思われる。後期研修では特に上、下部内視鏡を含めた通常内視鏡から、研修期間に応じて緊急を含めた治療内視鏡についても学んでいただきたいと考えている。もちろん消化器・肝臓内科専従医として、胆道系治療内視鏡、ESDを含む早期癌の治療、肝腫瘍の内科的治療などを学んでいただくことも可能である。積極的な若い先生方の診療参加をぜひ希望したい。
消化器内科部長 西田 淳
肝臓内科 部長 坂西 康志
呼吸器内科

当科は2011年4月現在、スタッフ6名、後期研修医2名、初期研修医1名で診療にあたっており、患者さんも多いため感染症、アレルギー・免疫疾患、腫瘍性疾患等、多彩な疾患を経験することが可能です。研修医は指導医と2人体制で主治医となるため、常に診断や治療方針を確認しながら診療することが出来、また週1回のカンファレンスで、より多くの患者さんを経験し、知識を共有することが可能です。学会活動も盛んに行っており、学会発表や誌上発表を経験することも出来ます。浜松医科大学出身者が多く、同院呼吸器内科と連携しながら診療することも可能で、臨床研究も協力して行っています。呼吸器内科専門医、あるいは呼吸器内科の得意な臨床医を目指す先生方は当科での臨床研修を経験されてはいかがでしょうか。
呼吸器内科部長 横村 光司
呼吸器外科

外科医の目標は専門医取得、維持ではなくindependent surgeonになることだと思います。そのために何が必要かを考えると自ずと若い時期の仕事の仕方が見えてきます。メスを加えることは患者さんを傷つけることですから、切除できるかどうか、もっといえば治るかどうかを判断することは重要なことです。さらに重要なのは患者さんにいかに自分の腕を信頼してもらい、納得してもらって手術を受けてもらうかということです。そのためには最新、最良の知識と最高の技術を身につけること、さらに自信を持って患者さんに接することが必要です。たくさんの患者さんとおつきあいすることによりノウハウが養われます。IB期以上の肺癌は手術だけでの治癒は見込めませんので、化学療法をいかにうまく併用するかが鍵となっています。従って外科医が化学療法に加わることは重要なことと考えています。手術だけで直すことができる早期の肺癌をいかに効率的に発見するかは外科医の腕の向上に直結します。再発患者さんをみて悔しさを感じることにより、更に良い外科治療は何かを考えるモチベーションとなります。このような理由で肺癌については検診発見から診断、手術、化学療法、緩和治療、看取りにいたるまですべての場面に参加し「肺癌学専門医」となることを目標としています。外科医がいい仕事をするためには他部門、他診療科との連携が極めて重要ですので、daily workではコミュニケーション能力の向上をたえず念頭においていただきます。毎日が学ぶことだと考えると楽しく仕事ができます。一緒にindependent surgeonを目指しましょう。
副院長
呼吸器センター長 丹羽 宏
小児科

後期研修医にとって何より大切なのは、将来専門分野に進む上で基盤となる総合的及び基礎的な臨床能力を養うことです。そのためには多種多様な症例をできるだけ多く経験し、主体的に関わる必要があります。Common disease、周産期医療及び小児神経疾患を多く診ている聖隷三方原と、高度周産期医療や悪性腫瘍、小児循環器疾患など三次的な医療も行っている聖隷浜松の両病院を経験できる合同プログラムは、大学病院などでしかできない特殊な医療以外の小児科臨床の大部分を網羅しており、その量と質において後期研修医の修練の場として最適であると思います。しっかりとした基礎力をつけたいと考えている人は是非見学に来てください。
小児科部長 木部 哲也
救命救急センター

「地域で求められる救急医療の実践」、これが当救命救急センターの活動目標です。これを第一線で実践する大きな力がドクターヘリです。ヘリコプターの機動力を生かし、迅速な初期対応を広い地域で実現するために、フライトドクターとして医師自らが救急の現場へ出向きます。現場で、救急隊員とともに初期診療に当たる中、地域の中で育てられていく自分を実感することになります。
そして救急外来では救急車を断らず、24時間365日にわたって各種疾患や各科にまたがるさまざまな救急患者を診療します。また、ICUでは外因性の疾患や多臓器にまたがる疾患について急性期の管理を行います。院内でのコメディカルも含めたチーム医療の実践、そして、他の医療機関・消防機関との連携の中での診療経験は将来の大きな糧になるでしょう。
そして、期間中静岡県立こども病院PICUなど、他の救急施設での研修も可能です。
地域の中の医療のあり方、チームの中での自分のあり方、後期研修の中で、しっかり追求していただきたいと思います。
救命救急センター長
救急科部長 早川 達也
外科

当院は地域がん診療拠点病院であり、胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌、胆道癌、乳癌等さまざまな癌種を取り扱うとともに、ドクターヘリを有する救命救急センターもあり、急性虫垂炎から汎発性腹膜炎などの急性腹症や腹部外傷などの緊急手術にも対応しています。
当科は和やかな雰囲気の中でも患者に優しい最先端の高度な医療を目指しています。特徴としては、胃癌、大腸癌では積極的に腹腔鏡手術を施行しており、またMajor Surgeryである食道癌、膵癌等の手術も積極的に行っています。中でも膵頭十二指腸切除術は静岡県下でも有数の症例数を誇っています。
後期研修医として当科にて研修を受けられた場合は、3年間終了時点で外科専門医の受験資格が得られるよう、各種疾患の術前管理、手術、術後管理を経験し、また化学療法や緩和医療も経験して頂きます。特に手術に関してはヘルニアから始まり急性虫垂炎、胆石症などを執刀の後、後期研修3年目までには胃癌、大腸癌の執刀も出来るレベルまで達して頂く予定です。さらに呼吸器外科、心臓血管外科とも連携しており、希望に応じて各科のローテンションも可能です。若手医師向けの画像カンファ等も積極的に開催しています。
後期研修3年終了後は、各大学の医局に入局される方もおられれば、当科に残留し中堅スタッフとして活躍されている方もいます。どのような方面に進まれるにしても外科医としての一歩を踏み出すための最良な医療の場を提供していきたいと考えています。
消化器センター長
外科部長 藤田 博文
産婦人科

【産科】
お母さんの健康と赤ちゃんの元気を保証できる手段を一手ずつ熟考し、有病妊婦さんの妊娠出産管理から鉗子や吸引を用いた急速遂娩、緊急帝王切開までのクリニカルディシジョンと実践習得までおこなっていますが、基本的には正常妊娠出産への回帰修正を促すための予防医療に重点を置いています。
【婦人科】
婦人科疾患全般を診療しており、婦人科腫瘍の治療。良性疾患の腹腔鏡手術、一般不妊治療からARTまで幅広い婦人科疾患に対応しています。加えて産婦人科内視鏡認定医と生殖医療認定医の資格を有する上司のもと、特に腹腔鏡下手術を積極的にトレーニングでき、婦人科医師としてのやりがいが充分にあると確信しています。
産科部長 宇津 正二
婦人科部長・リプロダクションセンター長 望月 修
精神科

当院の精神医療は、主に精神科救急(浜松市、湖西市、新居町) 、精神科身体合併症治療(全県下) 、地域精神医療に大別される。総合病院としての特性を十分に生かしながら取り組んでいる。治療対象となるのは総ての精神疾患と言いたいところであるが、児童思春期を担当する精神科医が不在のためICD-10のF0からF6の領域に限定される。精神科診療の陣容は、精神科医師7名、精神科看護師37名、精神保健福祉士2名、臨床心理士3名、精神科専任薬剤師2名、作業療法士2名となっており、多職種によるチーム医療が大きな特徴のひとつである。後期研修医には精神保健指定医が指導にあたり、3年以内に必ず指定医の資格を取得できるようバックアップしている。少しでも興味のある方は、遠慮なく相談に来ていただきたい。
精神科部長 森本 修三
麻酔科

麻酔科医を目指す後期研修医の先生はもちろん、後期研修をどうしようか悩んでいる将来身を委ねる専門科が決まっていない先生、また総合診療を目指している先生方、後期研修先に聖隷三方原病院麻酔科はどうですか。
近年、コンピューター、ネットワークシステムの普及と外部記憶装置容量の拡大など医療現場のインフラは大きく変化してきています。この変化によって、知識的にはいつでもどこでも多くの情報を得ることは可能になりましたが、医療者としての安全を担保できる正確な技術と経験を習得するには麻酔科臨床研修がお勧めです。
聖隷三方原病院麻酔科は年間3000症例以上の周術期管理を行っており、かつ、ペインクリニック、緩和ケア医療も積極的に行っております。症例は心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、整形外科など様々であり、ドクターヘリを擁した三次救急も行っていることから救急症例も多く経験できます。当科ではこれら症例の臨床を通じて、呼吸管理や循環管理などの周術期管理を習得することが出来ます。そして静脈穿刺(カテーテル留置)はもちろんのこと、動脈穿刺(カテーテル留置)、中心静脈穿刺(カテーテル留置)、硬膜外穿刺(カテーテル留置)、くも膜下穿刺などをストレスなくできるようにすること、気管支鏡操作や経食道心エコー操作などの技術を得ることが出来ます。また、症例の有する合併症の診断や評価など全人的医療を行えるようになります。
一方、ペインクリニックや緩和ケア医療を経験することも全人的医療を行う上で非常に役立ちます。将来、麻酔科医にならないとしても、どの分野で活躍する上でも役に立つ研修となります。麻酔科医やペインクリニシャンを目指す先生には責任もって専門医そして指導医へ導きます。情熱と好奇心あふれる研修医をお待ちしております。
副院長
手術部長
麻酔科部長 高田知季
循環器科

当科は、2011年5月現在、スタッフ5名、前期研修医2名 (1年目2名)、後期研修医3名 (3年目)の計10名で日々の診療にあたっています。
スタッフの出身大学は、浜松医科大学5名です。
一人の患者さんに、主治医と指導医の二人持ちで、また毎朝、全入院患者のカンファレンスを行い、治療方針の確認を行っております。
急性冠症候群 (ACS)に対しても、ドクターヘリを持つ当院救急救命センターと連携して、緊急冠動脈造影、PCIを施行しています。
発作性上室性頻拍症、心房粗動のアブレーションも、浜松医大第三内科の協力を得て施行しております。
将来、循環器内科志望の方も、救急医療に興味のある方も、循環器疾患の標準的な診断、治療を学ぶにはベストな科だと思います。
どうぞよろしくお願いします。
循環器科部長 若林 康
腎臓内科

当科では、腎疾患の一貫した診療を行っています。地域医療支援病院、救急指定病院等であり、症例数に恵まれています。各科専門医との連携もスムーズであり、病理医との腎病理カンファレンスも充実しています。
医師が働きやすくかつ長く勤務できるよう職場環境にも便宜をはかってきており、医局は明るくアットホームな雰囲気です。
日本腎臓学会の研修施設、日本透析医学会の専門医制度認定施設となっており、各々の学会の専門医や認定医、指導医の資格習得が可能です。
腎臓内科部長 松島 秀樹
ホスピス科

がん対策基本法の成立に伴い、ホスピス・緩和ケアに対する社会のニーズは年々高まり、緩和医療が大きな注目を浴びています。
緩和ケアは、患者さんを臓器ごとに見るのではなく、総合的に身体的な苦痛や精神的な苦痛、さらには社会的な苦痛やスピリチュアルな苦痛まで全人的苦痛(トータルペイン)として評価し介入します。そのためコミュニケーション技術や職種を越えたチームワークの大切さも学ぶことができます。
患者さんやご家族とともに生命の意義を考えつつ、最後まで人間らしく尊厳をもって、有意義に生きぬくことができるように援助していきます。
全国的にまだまだ人材が足りない状況ですので、この分野で一緒に頑張りましょう。
ホスピス科部長 井上 聡
整形外科

当院の整形外科は人工関節センターとしての関節外科、脊椎外科、救命救急センターの後衛としての骨折・外傷外科の3つを柱としており、月平均170例(年2000例)の手術をおこなっています。患者さんは地元浜松のみならず静岡県中西部、愛知県東部から多くの紹介例が集まってきています。手術室は毎日3室(クリーンルーム)が整形外科専用として使用可能です。外来の初診はすべて紹介患者のみとしており、ほとんどが手術目的の紹介例です。
後期研修3年目終了後は、各大学の医局に入局される方もおらられれば、当科に残留し中堅スタッフとして活躍される方もいます。どのような方面に進まれるにしても整形外科医として一歩を踏み出すための最良な医療の場を提供していきたいと考えています。
院長補佐 小堀 眞
整形外科部長 神里 晋
整形外科部長 吉田正弘
脳神経外科

聖隷三方原の脳外科は忙しくて大変?
そう忙しい毎日です。
でも当院では純粋な脳神経外科的診療に専念できるシステムができあがっています。現に3人のスタッフで開頭術は年間70件以上、手術総数は200件近くをこなしています。これは当院では脳卒中診療を分業し、脳梗塞は脳卒中科が担当、脳外科は主に出血性疾患を扱っているからです。加えて院内の各科も充実しており基礎疾患・合併症の相談相手に困ることはありません。血管内治療の専門医もいますし、脳神経外科医の出発点としては十分な症例を経験でき有効に時間を使える格好の環境といえるでしょう。症例が少ない小児、脊椎脊髄、定位的脳手術は関連する施設を利用して研修の補充ができます。
人とのつながりを大事に患者のために働くことが好きな方、スタッフの募集も受け付けています。
脳神経外科部長 佐藤 晴彦
皮膚科

皮膚は巨大な免疫臓器です。外界からの様々な刺激に対するバリアー機能をもち、そしてその外的抗原に対して免疫反応を起こしてきます。また、皮膚は肉眼で見えるという特殊性を持った臓器です。ダイナミックな皮膚の免疫反応を見ながら皮膚病理でその反応を確認することができます。疾患としては、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹のような炎症性皮膚疾患から、白癬や蜂窩織炎という感染症、強皮症のような膠原病、水疱症のような自己免疫疾患など多彩です。皮膚という臓器を、免疫、病理など多角的にとらえ、その知識が増えるにつれ、皮膚科学にますます興味をもたれると思います。皮膚科を学びたい方はぜひ見学に来てください。
皮膚科部長 白濱 茂穂
耳鼻咽喉科

スタッフは、常勤医が専門医3名、医員1名の計4名。非常勤で、めまい外来を峯田浜松医大教授、耳外来を星野名誉教授が担当している。当科の特徴は、頚部の手術症例が多いこと、特に甲状腺手術が多いことが挙げられる。内科および検診センターに加え近隣の診療所からの紹介が多く、2010年は1年間で50例の甲状腺手術を行った。また、星野名誉教授の指導のもと、中耳手術も積極的に行っている。2010年は鼓室形成術を24例行った。
扁桃、アデノイドの手術も65例行っており、研修医であっても術者あるいは手術助手を担当できる手術を数多く行っている。
耳鼻咽喉科部長 浜田 登
放射線科

当科には現在3名の放射線診断専門医が勤務しています。当院は病床数が874床あります。まだまだ放射線科医は不足しています。これから放射線科医を目指す方、すでに放射線科専門医で当院での勤務を希望される方は大歓迎です。症例は豊富です(年間検査数 CT:25,000件程度、MRI:10,000件程度、RI:2,400件程度など)。最終的に放射線診断専門医となるためには、まず放射線科専門医となることが必要です。放射線科専門医となるためには放射線医学全般の研修が必要で当院には放射線治療専門医も勤務しているので当院(放射線科総合修練機関)でのすべての研修が可能です。興味のある方はいつでも見学に来てください。
放射線科部長 一条 勝利
リハビリテーション科

当科は障害を有する方に対して、機能面のみならず、日常生活能力や社会参加に向けた調整など、急性期から回復期・生活維持期・終末期に至るまで幅広く扱う診療科です。月100名以上の他科からの紹介や平均30名のリハ科主科での入院など、総合病院ならではのあらゆるニーズに応じた対応が経験でき、専門医取得(当院後期研修者6名の合格率100%)に必要な症例を研修することが可能です。また摂食・嚥下障害は日本でもトップクラスの診療を、高次脳機能障害は県支援拠点病院としての役割を果たしています。臨床医として必要なリハの知識・技術習得を希望する方、リハ専門医を目指す方、嚥下障害の診断・リハなど経験したい方など、是非当科の研修プログラムにご参加下さい。
リハビリテーション科部長 片桐 伯真








