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病院長挨拶

聖隷三方原病院ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

2023年7月に病院長を拝命致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。

当院は聖隷発祥の地にあります。聖隷創始者の長谷川保らが、聖隷の運命を変えた昭和天皇から与えられた御下賜金を基に、当院の前身である聖隷保養農園附属病院をこの地に開設したのが1942年です。当時根本的な治療法の無かった結核に罹患し、社会生活から隔離されざるを得なくなった方々を収容する施設だったようですが、既に80年余が経過したことになります。歴史を刻んだこの三方原エリアには、現在当院以外に聖隷学園の運営するこども園や小中高等学校から聖隷クリストファー大学・大学院といった教育施設群、聖隷保健事業部の聖隷予防検診センター、また高齢者公益事業部の介護付有料老人ホーム浜名湖エデンの園などが林立する大きな医療福祉教育ゾーンが形成されています。

さて当院ですが940床の静岡県下最大規模の病床を運営しております。ドクターヘリを有する高度救命救急センターを始め、災害拠点病院にも指定されており、超急性期医療に力を注いできました。2023年4月には外傷センターを発足させ、重症の外傷患者への対応も更に発展させようとしております。その一方で精神科104床、結核20床、ホスピス27床、リハビリテーション科29床など、地域から必要とされる医療も積極的に提供しており、また全国的にも数少ない基幹型の浜松市認知症疾患医療センターの認可を受け、今後益々本邦において重要課題となっていくと思われます認知症高齢者人口の増加に対しても地域の中心となって対応してまいります。重症心身障害児 (者) を対象とした聖隷おおぞら療育センター、介護老人保健施設三方原ベテルホームの事業も当院で行なっており、医療から福祉にわたって広くカバーしております。創始者らが掲げたキリスト教精神に基づく『隣人愛』という理念を守り、それらは今も脈々と当院に息づいています。今後も選ばれ続ける病院を目指し、職員一同努力してまいります。聖隷三方原病院のご利用をお待ち申し上げます。

病院長 山本 貴道