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聖隷三方原病院は、地域医療支援病院として、質の高い地域完結型医療を目指しています。
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臨床検査部

臨床検査部についてのご案内です。


このページの目次


臨床検査部理念


私共臨床検査部は、臨床検査技師40名、事務職員3名の計43名で組織されており、部内は分析検査(生化学・免疫・血液・細菌・輸血検査)・病理検査・生理検査・不妊検査の4部門に分かれています。特に分析部門においては、浜松4施設(聖隷三方原病院、聖隷浜松病院、聖隷健康診断センター、聖隷予防検診センター)間で行われている分析検査効率化を目的とした検体集約の中核を担うべく、「聖隷ラボ」として院内検体のみならず各種健診・人間ドック検体検査、他施設検体検査を行っています。

聖隷福祉事業団全体を見渡した場合、臨床検査部独自に「聖隷検査ワーキンググループ」を部門ごとに組織し、各施設より代表者を選出して自施設の意見をワーキンググループに提案することにより、浜松地域のみならず関東・関西等全ての施設の検査部と意見交換ができ、試薬・診療材料などの検討、ワーキンググループにおける推奨検査機器の検討、各部門の人材育成方針の検討(検査部門キャリアラダーの運用)など、聖隷福祉事業団の組織力を活かした活動の中で、職員個々の意見を反映しやすい組織作りを目指しています。
 
私共は、「医療を通じて地域に貢献する。そのために我々には何ができるのか、常に考えながら業務を遂行する。」という理念の下、NST(栄養サポートチーム)、ICT(感染管理)、SMBG(自己血糖測定)などの各種チーム医療活動に加え、臨床研究への協力など積極的に行なっています。又、各種認定資格取得を推進し、各部門において勉強会の開催なども活発に行っています。以上のように職員一同、常に向上心を持って人間力向上に努め、個々が自主的に考え発言し、夢を語れるような職場環境の中で、「自立した社会人・医療人を育成する。」ことに重点を置き日々努力を重ねています。

部門紹介

中央検査受付・採血室

検査に来られる患者さんへの総合窓口となります。こちらで採尿・採血・生理検査のご案内をさせていただきます。受付業務は2名 (事務含む)、採血業務は3~6名の臨床検査技師で担当しています。
採血業務は臨床検査部の技師全員で担っています。


検査中央受付の奥が採血室となっており、1日約300人の患者さんが採血に来られます。 2009年4月に導入した患者認証システム付 採血管準備装置を活用した患者照合により、本人確認を確実に実施すると同時に、患者さんに安心して採血を受けていただけるよう努力しています。


分析検査

「生化学検査」:電解質・肝・腎機能検査、HbA1c検査、血液ガス検査など
「免疫検査」:ホルモン・腫瘍マーカー・感染症・血中薬物濃度検査など
「血液検査」:血球計数・血液像・骨髄像検査、凝固系検査など
「輸血検査」:輸血に関する検査(血液型・抗体スクリーニング・クロスマッチ)
「一般検査」:尿・便・髄液検査など
「細菌検査」:細菌・ウイルス検査など(グラム染色24時間至急対応)
以上6分野をまとめて≪分析検査≫としています。


分析部門は検査室の中での業務が中心ですが、NST・ICT・SMBGなどのチーム医療へも積極的に参加し、コミュニケーション能力の高い技師を目指しています。
また部門内の業務には全員が携わるよう人材育成にも力を入れ、偏りのない知識・技術を身につけることを目標としています。


当院は三次救急指定病院・エイズ拠点病院・がん診療拠点病院であり、診察前検査に対応するため、一部項目を除き検体が到着してから1時間以内に結果を報告する体制を整え、24時間365日迅速で正確な検査値を臨床側へ報告するよう努力しています。

また聖隷保健事業部や関連施設の検体を当検査部へ集約することで、『聖隷ラボ』としても機能しており、1日約3000~4000検体を測定しています。


生理検査

生理検査は、心電図・脳波検査のように患者さんの身体に電極をつけて行う検査や、息を吸ったり吐いたりする呼吸機能検査、又、超音波を用いて各臓器の形態や組織の変化を調べる超音波(エコー)検査など、直接患者さんに接する検査部門で、患者さんへの優しい対応を心掛け日々努力しています。
チーム医療の一環である、心臓カテーテル検査は夜間・土・日・祝日の呼び出しにも対応しています。また、患者さんのベッドサイドまで出向き、心電図検査・超音波(エコー)検査・PWV/ABIなどを実施する病棟出張検査にも努めています。




病理検査

病理検査では、常勤病理診断医2名(細胞診専門医1名)と臨床検査技師5名(細胞検査士4名)で構成され、組織診、細胞診、病理解剖業務を行っています。
組織診では、生検組織材料は翌日、通常手術材料は3日で報告しています。より正確な診断を提供するために免疫染色も実施しており、免疫染色で使用する一次抗体の保有数は100種類を超えます。
細胞診では、外科乳腺穿刺・CT下肺穿刺・耳鼻科穿刺吸引細胞診等、外来・各科へ出向いた業務にも取り組み、適切な標本作製を行うとともに採取現場で得られるエコーや画像所見等、多くの臨床情報をもとにした意見交換を主治医・技師と積極的に行い、細胞診精度向上につなげています。
また、勤務する技師全員が細胞検査士資格取得者となることを目指した育成にも力を入れています。


病理診断科へはこちら(病理診断科)をご覧ください。




ART(不妊検査)

ART(Assisted Reproductive Technology:生殖補助医療技術)では、生殖医療の専門技術者(エンブリオロジスト)が、精子や卵子を扱う培養部門を担当しています。
ART室には認定臨床エンブリオロジスト・生殖補助医療胚培養士の資格を持った臨床検査技師が在籍し、精液検査、人工授精での精子調整、体外受精(採卵・顕微授精・胚(受精卵)培養・胚移植)での精子や卵子・胚の操作や管理、精子や胚の凍結保存等を実施しています。

不妊治療についての詳細はこちら(生殖診療科)をご覧ください。




実績

【分野別検査件数(検体系)】   2016年度
生化学2,588,787
免疫178,608
血液441,541
一般85,130
3,294,066



【分野別検査件数年次推移(検体系)】
 2014年度2015年度2016年度
生化学2,507,145
2,614,537
2,588,787
免疫174,427
178,052
178,608
血液427,526
442,690
441,541
一般91,251
89,472
85,130
合計3,200,349
3,324,751
3,294,066


【分野別検査件数(検体系以外)】  2016年度
病理13,599
輸血9,669
生理54,080
細菌41,966
合計119,314



【分野別検査件数年次推移(検体系以外)】
 2014年度2015年度2016年度
病理24,987
16,599
13,599
輸血9,113
9,5969,669
生理57,03760,14454,080
細菌40,43445,118
41,966
合計131,571
131,457
119,314



【超音波検査件数】   2016年度
腹部7,223
心臓5,498
甲状腺3,127
乳腺1,893
頚動脈1,310
下肢血管1,139
超音波下穿刺312
その他680
合計21,182



【超音波検査件数年次推移】
 2014年度2015年度2016年度
腹部8,1877,9377,223
心臓5,2725,2295,498
甲状腺2,9633,1563,127
乳腺1,8081,9551,893
頚動脈1,3141,4961,310
下肢血管1,2991,4421,139
超音波下穿刺352307312
その他748654680
合計21,94322,17621,182


【経食道心臓超音波実施件数】 2016年度
2014年度72
2015年度80
2016年度97



【大量輸血対応症例数】
 救急科その他外科心臓血管外科
2014年度151414
2015年度171717
2016年度203047



【気管支鏡検査 検体採取・病理標本作成補助 実施件数】
2015年度351
2016年度439



ラボインジケーター

臨床検査指標:臨床検査部を評価するためのクリニカルインジケーター

各種認定資格取得者数


病理細胞検査士4名
国際細胞検査士2名
認定病理検査技師1名
血液認定血液検査技師2名
生理認定超音波検査士(消化器領域)9名
認定超音波検査士(循環器領域)6名
認定超音波検査士(循環器領域)1名
認定超音波検査士(産婦人科領域)3名
認定超音波検査士(泌尿器領域)1名
認定超音波検査士(血液領域)1名
聴力測定技術講習(一般)認定技師1名
心血管インターベーション技師1名
血管診療技師1名
ピンクリボンアドバイザー1名
乳房超音波検査講習会認定2名
ART認定臨床エンブリオロジスト1名
生殖補助医療胚培養士1名
チーム医療糖尿病療養指導士1名
静岡県西部糖尿病療養指導士
4名
NST専門療法士1名
その他臨床工学士
1名
ME技術者(2種)
1名
論文医学博士
1名
緊急臨床検査技師                 
4名
衛生管理者(1種)                 
4名
衛生工学衛生管理者
1名
二級臨床検査士(神経生理)
3名
二級臨床検査士(循環生理)  
3名
認定CRC(治験コーディネーター)
1名
有機溶剤作業主任者
2名
特定化学物質及び四アルキル鉛など作業主任者
1名
2017年4月1日現在


所属学会


日本超音波医学会日本心血管インターベーション治療学会
日本超音波検査学会日本生殖医学会
日本心エコー図学会日本受精着床学会
日本輸血・細胞治療学会日本卵子学会
日本静脈経腸栄養学会日本臨床エンブリオロジスト学会
日本臨床細胞学会静岡県臨床細胞学会
日本検査血液学会
 
2017年4月1日現在


分野別インジケータ


【病理検査】   2016年度
専従病理医師(常勤)2名
病理検査結果報告までの期間(生検類)翌日
病理検査結果報告までの期間(手術材料)2~3日
病理検査結果報告までの期間(乳腺)3~5日
剖検数21件
CPC回数7回(14症例)

【輸血検査】   2016年度
血液製剤使用実績(赤血球濃厚液:RBC)8,421単位
血液製剤使用実績(新鮮凍結血漿:FFP)1,884単位
血液製剤使用実績(濃厚血小板:PC)8,305単位
血液製剤使用実績(自己血)62単位
FFP/RCC比(輸血管理料Ⅰ算定:0.54未満)0.22
アルブミン/RCC比(輸血管理料Ⅰ算定:2.0未満)0.6
輸血療法委員会開催回数12回
赤血球製剤破棄率0.6%

【生理検査】   2016年度
予約以外の超音波検査件数9,445件
8時間以内に検査結果報告を行っている割合100%
臨床検査技師が関わる心臓カテーテル検査件数(日勤帯・宅直時含む)1,087件

【検体検査】   2016年度
院内で測定している主な検査項目数143項目
うち、24時間対応項目数115項目
主要項目の検査報告時間1時間

【ART】    2016年度
精子凍結保存本数3
採卵施行症例数70症例
顕微授精施行卵数75個
体外受精施行卵数124個
胚凍結施行数153個
凍結胚移植施行症例数89症例
凍結胚融解数105個
凍結胚生存率99%

【細菌検査】   2016年度
検査所要日数3日(聖隷内委託)
血液培養実施件数10,659件
感受性試験実施株数4,999件
抗酸菌実施件数3,821件


検査実績(受託)


分野項目受託件数  2015年度(単位:件) 
聖隷内聖隷外(10施設)受託合計
病理組織診9852987
細胞診1,55771,564
生理心電図・肺機能・その他8 8
検体生化学2,055,667872,055,754
免疫検査100,0645100,069
血液検査264,6605264,665
尿・糞便等一般検査179,3283179,331


検査実績(院内)


分野主要項目院内件数   2016年度
病理組織診6,659
細胞診4,566
術中迅速組織診569
術中迅速細胞診133
免疫抗体法1,734
輸血交差適合試験6,699
抗体スクリーニング2,970
生理心電図・肺機能・その他28,739
神経生理検査768
耳鼻科検査3,527
超音波検査21,021
検体生化学2,588,787
免疫検査178,608
血液検査441,541
髄液検査155
尿・糞便等一般検査85,130
ART精液検査270
採血臨床検査技師による採血69,460
細菌総検体数41,966


チーム医療


【チーム医療】   2016年度
SMBG指導件数 *153件
糖尿病教室 *269名
NST加算件数 *3426件
ICT介入調査事例1,980件
ICT病棟調査事例99件
治験協力割合100%
臨床研究協力割合100%
*1:糖尿病患者さんが、自己血糖測定により血糖値の自己管理ができるよう、
 測定機器取り扱い・手技について指導を行っています。
*2:糖尿病について正しく理解し、食事療法・運動療法・薬物療法を学び、実践する
ための教室で、自己血糖測定の意義や検査値について説明しています。
*3:NSTメンバーで行うカンファレンス・入院患者さんの回診に週2回毎週参加しています。

【診療支援】   2016年度
臨床検査科医師2名
医師に緊急報告を行ったパニック値件数 
生化学1622件
血液ガス522件
血算1218件
凝固675件
医師に緊急報告を行った生理検査異常所見件数 
心電図117件
ホルター心電図63件
その他6件
超音波検査(心臓)6件
(腹部)17件
(頚動脈)11件
(下肢血管)18件
(その他)39件


【病棟出張検査】   2016年度
心電図2,499件
PWV/ABI226件
肺機能1件
脳波46件
超音波検査 
(心臓)641件
(腹部)218件
(頸動脈)282件
(下肢血管)108件
(その他)39件


検査部内研修

2016年度 臨床検査部内勉強会数 12回


開催月テーマ
5月Reversed CPC(高タンパク血症)
6月プロカルシトニンについて
7月BLS講習会
BLS講習会
8月BLS講習会
CTの読み方
肺炎とは
9月防災について
11月新規疾患(TAFRO症候群)
12月採血(トラブルのない採血のために)
1月天野先生総括
3月グリコアルブミンについて


学会発表

学会発表数 8演題


日付学会名演題名
5月静岡県臨床細胞学会 第37回春期学術集会
乳腺基質産生癌の1例
第57回 日本臨床細胞学会(春期大会)
乳腺基質産生癌の1例
9月第30回 関東臨床細胞学会 学術集会
膵退形成癌の1例
第34回 日本受精着床学会
若年性大腸がんのがん生殖医療における遺伝カウンセリングの必要性について
10月第3回 聖隷福祉事業団 臨床検査部門合同学術発表会 

呼吸抵抗測定の有用性について
HCVとオカルトHBV重複感染患者について
11月第61回 日本生殖医学会
若年性大腸がんのがん生殖医療における遺伝カウンセリングの必要性について
第44回 社会福祉法人 総合病院 聖隷三方原病院 病院学会  採血室レイアウト変更による効果


聖隷検査部門および技師数

検査技師配置施設(13施設)聖隷三方原病院38名
聖隷浜松病院63名
保健事業部

90名
聖隷淡路病院
3名
浜松市リハビリテーション病院
3名
聖隷袋井市民病院
2名
聖隷沼津病院
34名
聖隷富士病院
11名
総検査技師数 267名
2017年4月1日現在


学生の皆さんへ

★見学・実習の受け入れについて★
 職場見学・臨地実習等については、随時ご相談に応じます。
 総務課までご連絡下さい。(TEL 053-439-9050)

★採用情報について★
 聖隷福祉事業団ホームページをご確認下さい。


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