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聖隷三方原病院は、地域医療支援病院として、質の高い地域完結型医療を目指しています。
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肝臓内科

診療科責任者、主な診療、専門領域などについてのご案内です。


このページの目次


診療科責任者

坂西 康志 部長

坂西 康志 部長



概要

2001年に当科としての活動が開始されて以来、継続して安全性と低侵襲性を重視して治療を行っています。

【肝炎】
 C型慢性肝炎の治療に関しては、浜松医科大学と連携して新規の経口抗ウイルス剤(ハーボニー等)による治療が行われています。B型肝炎の治療は抗ウイルス療法を中心とした標準的な治療を継続して行っております。
自己免疫性肝炎および原発性胆汁性胆管炎などの特殊な肝炎に対しても、肝生検も含めた精査を行ない、研究会等を介して他院の医師の意見も参考にしながら慎重に治療に当たっております。


【非代償性肝硬変】
 特に積極的に取り組んでおり、肝性脳症 難治性胸水、腹水のコントロールのためには在宅医療、看護、栄養分野も含めた総合的な取り組みが行われています。また、難治性腹水の最重症例にはデンバーシャント(腹腔静脈シャントバルブシステム設置術)を行っています(2000年~27件)。


【肝癌】
 基本的には日本肝臓学会の提示した肝細胞癌治療アルゴリズムに準拠しています。しかし当院では、stageⅠ~Ⅱ症例に関して経カテーテル治療の治療成績が向上し、従来主力であったラジオ波焼灼術とほぼ同等になったため、近年は疼痛や合併症リスクのあるラジオ波焼灼術は殆ど行っておりません。経カテーテル治療で不十分な部分には放射線治療科に依頼し、近年実施可能になった呼吸同期定位放射線治療を実施することにより、低侵襲かつ効果の高い治療が実現できています。
肝内広汎多発例や門脈/肝静脈への脈管侵襲症例などの高度進行肝癌では、リザーバー動注療法および放射線療法を適宜組み合わせた治療を実施しており、生存期間の延長と生活の質の向上がもたらされています。


【胃食道静脈瘤】
 消化器内科の協力により標準的な対応を行っております。


クリティカルパス

クリティカルパスは、入院中の治療や検査等、標準的なスケジュールをご説明した経過表です。
現在当科で実際に使用されているクリティカルパスについてはこちらをご覧ください。

特殊治療・特殊医療機器

1.ラジオ波焼灼装置(RITA1500)
比較的早期の肝がんの患者さんに対しては、ラジオ波焼灼療法をおこなっております。電極の確実な誘導と合併症の予防のため、ほとんどの症例をCT画像観察下におこなっています。

2.経カテーテル治療
肝動脈動注化学療法、塞栓療法、リザーバー動注療法をおこなっております。

3.集学的治療
一部の進行肝がんに対しては上記の治療のみでなく、放射線療法も含めた集学的治療で対応しています。



スタッフ

 職位卒年専門領域・認定医・専門医
坂西康志部長1983年日本内科学会認定医/指導医
日本肝臓学会専門医
日本消化器病学会専門医/指導医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
2016年12月2日現在


治療成績

【肝癌治療の実績】

2001年から2016年10月まで 当科において初回治療として外科手術以外の治療を行った肝癌患者421症例に関する治療成績(カプランマイヤー法推定値) 
5年生存率 (肝疾患以外の死亡を観察中断と算定してあります。): 38.5%

ステージ毎の詳細は以下のとおりです。

 患者数(人)生存期間平均(日)
生存期間中央値(日)5年生存率(%)10生存率(%)
StageⅠ1242,288.21,97858.226.4
StageⅡ1582,187.32,05151.118.0
StageⅢ1121,190.176719.04.7
StageⅣA33578.3566
StageⅣB19254.6196

当科は日本肝癌研究会全国原発性肝癌追跡調査に参加しており、治療成績が全国主要病院に比して遜色ないことは確認しています。

その他の様々な肝疾患に関しても、標準的な対応を行い特記すべきものはなく、いずれの分野でも安全な治療が達成されており、重篤な副作用および医療事故は経験されていません。

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