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聖隷三方原病院は、地域医療支援病院として、質の高い地域完結型医療を目指しています。

眼科

診療科責任者、主な診療・専門領域、特殊医療機器などについてのご案内です。


このページの目次


診療科責任者

宮道 大督 部長



概要または責任者から一言

1.一般眼科外来を木曜日と日曜日を除いて午前中におこなっています。治療の主体は手術治療と、薬物の硝子体内注射治療、網膜レーザー治療です。年間約1900件の眼科手術と約600件の硝子体内注射をおこなっています。

2.白内障手術の99%以上は超音波白内障手術です。現在一般的な小切開(3mm)、無縫合手術を主体にしています。日帰り入院手術のほかに3日間の入院手術も行っています。ご相談ください。

3.緑内障は点眼治療が原則で、定期的な眼圧測定とゴールドマン視野&自動視野計測が必要です。病状に応じて手術治療をおこないます。緑内障手術は線維柱帯切除術を中心に行っています。

4.網膜硝子体手術を専門としており、過去4年間で約750件の網膜硝子体手術をおこないました。この手術の対象となる疾患は、網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、黄斑円孔、黄斑上膜など多岐にわたります。入院期間は4日から10日間程度です。外傷を含め緊急性の高い疾患、例えば網膜剥離、術後眼内炎はいつでも受け入れ、即日手術の態勢をとっています。 糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫に対する治療として抗VEGF薬の硝子体内注射も積極的におこなっています。

5.レーザー治療は年間約600件おこなっています。対象となる疾患は数多くあります。特に頻度の高い、糖尿病網膜症に関しては、蛍光眼底造影による病状診断、網膜レーザー光凝固治療、硝子体手術と、病状の進行度に応じて当科で一貫して治療をおこなっています。
最近の治療技術の進歩により、糖尿病網膜症で失明に至る患者さんは、ごく稀になりました。

6.近年、高齢者の失明原因の第一位として注目されている加齢性黄斑変性に対しては、抗VEGF薬の硝子体内注射や光線力学療法(PDT)による治療をおこなっています。



主な診療・専門領域

眼科一般、白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術、加齢黄斑変性治療



特殊医療機器

ハイデルベルグ スペクトラリスHRA

共焦点レーザ走査と高感度検波技術を結合したレーザ走査型眼底検査装置です。網膜、脈絡膜の細部にわたり、高コントラストで高解像の画像が得られます。フルオレセイン蛍光血管造影、インドシアニングリーン蛍光血管造影、眼底自発蛍光、赤外反射、レッドフリーイメージといった機能を備え、様々な眼底の疾患の検査や治療に役立ちます。特に、近年増加傾向にある加齢黄斑変性の診断、治療に必須の検査機器です。



OCTスキャナー(光干渉断層計)

近赤外線を用いて非侵襲的に網膜病変の断層像を得ることができます。これにより、眼底疾患の正確な診断と病態の理解が進み、治療法の選択への応用や治療効果の客観的な判定が可能になりました。



広角眼底撮影装置(Optos California)

一度の撮影で眼底の80%以上の領域を、機械自体が眼に触れることなく撮影します。それにより、従来の検査機器では観察困難な眼底周辺部の病変も見逃さずに捉えることが可能です。4種類のレーザー光源を備え、疑似カラー画像、レッドフリー画像、レッド画像、自発蛍光(AF)画像、フルオレセイン蛍光眼底造影(FA)画像インドシアニングリーン蛍光眼底造影(IA)画像を撮影できることから、様々な眼底の疾患の検査や治療に役立ちます。


加齢黄斑変性症治療用半導体レーザー手術装置

加齢黄斑変性に対する光線力学療法(PDT)専用のレーザー手術装置です。PDTは脈絡膜新生血管に集積する性質を持つ、光感受性物質であるベルテポルフィン(商品名:ビスダイン)を静脈注射後、脈絡膜新生血管存在部にレーザー光を照射し、光化学反応によって生じる細胞障害性の活性酸素により新生血管を選択的に閉塞させる治療法です。



多局所網膜電図装置(VERISジュニア)

VERISは、黄斑部を中心とする眼底中心部(約20~25°)の網膜を37個~103個に細分し(これをエレメントと呼ぶ)、各エレメントの網膜電図を短時間に記録する装置です。
これにより黄斑部網膜の詳細で客観的な機能の評価が可能です。



スタッフ

氏名職位卒年専門領域・認定医・専門医
宮道大督部長2006年日本眼科学会専門医
眼科PDT認定医
藤田太一医師2008年日本眼科学会専門医
上田将弘医師2013年がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
2016年8月1日現在


主な疾患の入院期間

<白内障手術>片眼1日間ないし3日間
<網膜硝子体手術>4~10日間
<緑内障手術>3~7日間



2015年(1月~12月)の手術実績

主な手術の件数


総計1,906件
白内障1,695件(超音波白内障手術:1,692件)(注)同時手術例を含む
緑内障40件(線維柱帯切除術:31件、線維柱帯切開術:9件)
網膜剥離72件(うち硝子体手術:64件)
その他の硝子体手術127件(糖尿病網膜症:41件、黄斑円孔:16件・網膜前膜36件 等)
眼瞼手術54件(内反症:28件、眼瞼下垂に対する眼瞼拳筋前転:6件)
斜視手術2件
翼状片切除31件
角膜移植3件
硝子体注射425件(*手術件数に含めない)


患者さんへの一言

患者さんの中には、緑内障になると失明するとか、糖尿病があると手術ができないなど、まわりの人たちから聞いたことを信じている方がいらっしゃいますが、これらは間違っています。病気の程度は一人ひとりで異なりますから、噂話などの間違った常識にまどわされずに、まず医師の診察を受け、相談してください。わからないことは納得いくまで説明を聞いてください。

当科でも積極的にセカンド・オピニオンの提供をおこなっております。他院で受けた診断や診療(治療)方針、現在受けている治療に対し、当科の医師の意見をお聞きになりたい方の受診を受け付けています(診療情報提供書(紹介状)があれば参考になります)。また、当科での診断や診療方針に対し、セカンド・オピニオンを希望される方には、診療情報提供書をお渡しし、他院を受診することを勧めています。

入院による白内障手術、緑内障手術、網膜剥離手術にはクリティカルパスを用いています。眼科外来には患者さん用のクリティカルパスをご用意してあり、入院中の治療経過が理解しやすいように書かれております。それらはご自由にお持ち帰りいただけます。

加齢黄斑変性にも病型の違いがあります。また、進行程度も患者さん毎に異なります。抗VEGF薬の硝子体内注射や光線力学療法(PDT)の適応、治療法の決定のためには、蛍光眼底造影・赤外蛍光眼底造影による正確な診断が必要です。



クリティカルパス

クリティカルパスは、入院中の治療や検査等、標準的なスケジュールをご説明した経過表です。
現在当科で実際に使用されているクリティカルパスについてはこちらをご覧ください。


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